「ブーツが履けない」と諦めるのはまだ早い!

お店でブーツを試着したとき、ファスナーが上がらなくてがっかりした経験...ありませんか?

「普段の靴のサイズで選んだのに、なぜか入らない」
「自分にはブーツは無理なのかも」

そう思ってしまう気持ち、よく分かります。

でも実は、ブーツが履けないのは体型のせいじゃないんです!
選び方を知らないだけなんですよ。

靴のサイズ以外にも確認すべきポイントがあって、それさえ押さえれば今まで諦めていたブーツも履けるようになります♪

ブーツ選びで失敗する3つの理由

まずは、なぜブーツが履けないのか、よくある原因を見ていきましょう。

①ふくらはぎでファスナーが上がらない

これが一番多い失敗パターンです!

靴のサイズは合っているのに、ふくらはぎの部分でファスナーが止まってしまう...
これは「筒周り」というサイズが足りていないから。

普通のブーツの筒周りは30〜35cm程度なんです。

ふくらはぎが太めの方には、どうしても窮屈に感じてしまいます。

筒周りが40cm以上あるブーツを選べば、この問題は解決できますよ♪

②足の甲が当たって痛い

ファスナーは上がったけど、足の甲が圧迫されて痛い...
これも失敗あるあるですよね。

ぽっちゃり体型の方は、足の甲も高めの傾向があります。

甲が低い設計のブーツを選ぶと、長時間履くのがつらくなってしまうんです。

「甲高設計」と書かれているブーツなら、この悩みも解消できます!

③太って見えそうで不安

ブーツを履くと、余計に脚が太く見えるんじゃないか...
そんな不安を感じる方も多いでしょう。

確かに、選び方を間違えると脚が太く見えることもあります。

でも逆に言えば、適切なブーツを選べば脚を細く見せることもできるんです♪

色や丈の選び方で、印象は大きく変わりますよ。

知っておきたい!ブーツのサイズ表示の見方

ブーツを選ぶときは、靴のサイズだけじゃ不十分なんです。

他にも確認すべき数字があります♪

靴のサイズだけでは選べない理由って?

「普段23.5cmの靴を履いているから、ブーツも23.5cmでOK」

これは間違いではありませんが、十分でもありません...

ブーツは足首から上まで覆うため、足の長さだけでなく太さも重要になってくるんです。

同じ23.5cmでも、筒周りや足幅によって履き心地は全く違います!
だからこそ、サイズ表記をきちんと確認する必要があるんですね。

筒周りって何センチあればいいの?

筒周りとは、ふくらはぎの一番太い部分を一周した長さのこと。

一般的なブーツの筒周りは30〜35cmです。

ふくらはぎが太めの方には、40cm以上がおすすめ♪

自分のサイズを測ってみよう!

まず、自分のふくらはぎを測ってみてください。

椅子に座った状態で、ふくらはぎの一番太い部分にメジャーを巻きます。

この数値に**+5cm**した数字が、快適に履ける筒周りの目安です。

例えば...

  • ふくらはぎが38cmなら → 筒周り43cm以上
  • ふくらはぎが40cmなら → 筒周り45cm以上

測った数値は忘れないようメモしておきましょう!

「E」の表記が示すもの

商品説明に「3E」「4E」って書いてあるの、見たことありませんか?

これは足の幅を示す記号です。

Eの数字が大きいほど、幅が広い設計になっています♪

E 標準的な幅
2E やや広め
3E 広め
4E かなり広め
5E 非常に広め

ぽっちゃり体型の方には、3E以上がおすすめです。

幅に余裕があると、長時間履いても疲れにくくなりますよ!

体型に合うブーツを見つける5つのチェックポイント

実際にブーツを選ぶときは、以下の5つを確認しましょう♪

①ふくらはぎの一番太い部分を測る

まず自分のふくらはぎを測ってください。

椅子に座った状態で、ふくらはぎの一番太い部分にメジャーを巻きます。

この数値に5〜7cm足した数字が、快適に履ける筒周りの目安です!

測った数値は忘れないようメモしておきましょう。

②足の幅と甲の高さを確認する

次に足の幅を測ります。

親指の付け根と小指の付け根を結んだ長さが足幅です。

この数値を元に、自分に合うEサイズを確認できますよ♪

甲の高さは測りにくいので、これまで履いた靴で甲がきつかったか緩かったかを思い出してみてください。

きついと感じることが多いなら、甲高設計のブーツを選ぶといいでしょう。

③ストレッチ素材かどうか

素材も重要なポイントです!

ストレッチ素材のブーツは、ふくらはぎにフィットして履きやすくなります。

特に後ろ側にゴムが入っているタイプは、脱ぎ履きも楽なんです♪

革製でもストレッチ加工されているものがあります。

商品説明に「ストレッチ」「伸縮」といった言葉があるか確認しましょう。

④ファスナーの位置と開き具合

ファスナーが内側にあるか外側にあるかも見ておきます。

内側ファスナーの方が見た目はすっきりしますが、足が太い方には外側の方が履きやすいこともあります。

また、ファスナーがどこまで開くかも重要!
足首近くまで開くタイプなら、履き口が大きく広がって履きやすくなりますよ。

⑤履き口の形状

履き口が広めに作られているかもチェックしてください。

履き口が狭いと、ふくらはぎが通らないことがあります...
ゴムやリボンで調整できるタイプなら、自分の足に合わせやすいでしょう♪

ネット通販で失敗しないための3つの注意点

試着できないネット通販では、より慎重に選ぶ必要があります!

商品ページのどこを見ればいいか

必ず確認すべき項目はこちらです♪

サイズ表記をチェック!

  1. 靴のサイズ
  2. 筒周り
  3. 筒丈
  4. ヒールの高さ
  5. ワイズ(E表記)

これらが明記されている商品を選びましょう。

書いていない場合は、問い合わせるか避けた方が無難です...

素材も要チェック!
ストレッチ素材かどうか、防水加工があるかなども確認します。

写真もしっかり見よう!
実際に履いている写真があれば、シルエットが分かりやすくなりますよ。

返品・交換の条件を先に確認

万が一サイズが合わなかったときのために、返品や交換ができるか確認しておきましょう。

確認すべきポイント:

  • 返品可能期間はいつまで?
  • 送料の負担はどうなる?
  • 試着のみで返品可能?

購入前に必ず返品規定を読んでおくと安心です♪

口コミで確認すべきポイント

他の購入者の声も参考になります!

特に以下の点に注目しましょう。

☑ 普段のサイズと比べて大きめか小さめか
☑ ふくらはぎがきつくないか
☑ 長時間履いても痛くないか
☑ 思ったより重くないか

ただし、体型は人それぞれなので、参考程度にとどめておくことも大切です。

ブーツの種類別、どれが自分に合う?

ブーツにはいくつか種類があります。

体型や好みに合わせて選びましょう♪

ロングブーツ(脚を細く見せたい人向け)

ひざ下まである長いブーツです。

脚全体を覆うため、縦のラインが強調されて細く見える効果があります!
黒のロングブーツに黒のタイツやスキニーパンツを合わせると、さらにすっきりした印象に♪

ただし、筒周りが合わないと履けないので、サイズ確認は念入りに行いましょう。

ショートブーツ(初めての人向け)

くるぶしから少し上までの短いブーツです。

脱ぎ履きがしやすく、どんな服装にも合わせやすいのが特徴!
初めてブーツに挑戦する方におすすめです♪

筒周りを気にする必要がほとんどないので、選びやすいというメリットもあります。

エンジニアブーツ(カジュアル派向け)

ベルトが付いた、少しゴツめのデザインのブーツです。

もともとゆったりした作りのものが多く、ふくらはぎに余裕があります。

カジュアルな服装が好きな方に向いているでしょう♪

デニムやカーゴパンツなど、ラフな格好によく合いますよ!

足を細く見せる!ブーツの着こなし術

せっかくブーツを履くなら、スタイル良く見せたいですよね♪

①黒スキニー×ロングブーツで縦ラインを作る

一番細見え効果が高いコーディネートです!

黒のスキニーパンツと黒のロングブーツを合わせると、脚のラインが一続きに見えます。

縦のラインが強調されて、すらっとした印象になるんです♪

上半身は明るめの色を持ってくると、メリハリが出ますよ。

②ワイドパンツにショートブーツを合わせる

脚全体を隠したい方におすすめの組み合わせです!

ゆったりしたワイドパンツで脚の太さをカバーしつつ、足首だけをショートブーツで引き締めます。

メリハリができて、すっきり見える効果があるんです♪

パンツとブーツの色を合わせると、さらに脚長効果が期待できます。

③ロングスカート×ブーツで上品に

きれいめに見せたいときは、ロングスカートとブーツの組み合わせがおすすめです。

スカートの裾からブーツが少し見えるくらいの長さが理想的!
足首が隠れるので、脚の太さが気にならなくなります♪

スカートもブーツもダークカラーでまとめると、大人っぽい雰囲気になりますよ。

やってはいけないNGコーディネート

避けた方がいい組み合わせもあります...

NG例① ミニスカート×ショートブーツ
→ 太ももが強調されて、脚が太く見えやすくなります

NG例② 明るい色のブーツ×明るい色のパンツ
→ 膨張色の組み合わせで、下半身がぼやけた印象に

NG例③ タイトなロングブーツ×ミニ丈
→ 脚のラインが全て出てしまい、バランスが取りにくくなります

基本は、隠すところと見せるところのメリハリを意識しましょう!

季節ごとのブーツ選びのポイント

季節によって、適した素材が変わってきます♪

秋におすすめのスエード素材

秋口におすすめなのがスエード素材です!

柔らかい質感で、初心者でも履きこなしやすいのが特徴。

カジュアルにもきれいめにも合わせられる万能さがあります♪

ただし、雨に弱いので天気には注意が必要です...

冬は防寒性を重視しよう

寒い冬には、防寒性のあるブーツを選びましょう。

内側にボアやファーが付いているタイプなら、暖かく過ごせます♪
ただし、分厚い靴下を履く予定なら、少し大きめのサイズを選んだ方がいいでしょう。

防水加工があれば、雪の日でも安心して履けます!

春先は軽やかな色選びがポイント

春になると、重たい色のブーツは季節外れに見えてしまいます。

ベージュやキャメルなど、明るめの色を選ぶと季節感が出ますよ♪
素材も、軽やかに見える薄手のものがおすすめです。

3月頃までならブーツを履いても違和感はありません!

初めてのブーツ選び、押さえておきたいポイント

どのブーツを選べばいいか迷ったら、以下を参考にしてください♪

最初は黒のショートブーツがおすすめ!

初めての1足には、黒のショートブーツをおすすめします。

理由は3つあります!

  1. どんな服装にも合わせやすい
  2. 筒周りを気にしなくていい
  3. 脱ぎ履きが簡単

まずはショートブーツでブーツに慣れてから、ロングブーツに挑戦するのもいいでしょう♪

ヒールの高さは3〜5cmがベスト

ヒールが高すぎると歩きにくく、疲れやすくなります...

普段ヒールを履かない方は、3〜5cm程度の低めのヒールから始めましょう。

このくらいの高さなら、長時間歩いても疲れにくいんです♪

太めのヒールを選ぶと、さらに安定感が増しますよ!

まず1足買って慣れることが大事

最初から何足も買う必要はありません。

まずは1足買って、実際に履いてみることが重要です!
自分に合うサイズや形が分かってきたら、2足目、3足目と増やしていけばいいでしょう♪

焦らず、少しずつブーツに慣れていってください。

普段着に合わせやすいブーツの色と形

毎日のコーディネートに取り入れやすいブーツを選びましょう♪

手持ちの服装を確認してから選ぼう

ブーツを買う前に、クローゼットを見てみてください!

よく着る服は何色が多いですか?
カジュアルな服が多いか、きれいめな服が多いかも確認しましょう。

普段の服装に合わせやすい色と形を選ぶことが、失敗しないコツです♪

黒・茶色・ベージュの使い分け

色選びの基本を押さえておきましょう。

黒のブーツ
どんな色にも合う万能カラー!迷ったらまず黒を選べば間違いありません♪

茶色のブーツ
カジュアルな服装によく合います。
デニムとの相性が特にいいですよ!

ベージュのブーツ
春先や明るい色の服装に合わせやすい色です。
ただし汚れが目立ちやすいので注意が必要...

最初の1足は黒、2足目に茶色かベージュを選ぶのがおすすめです♪

シンプルなデザインが長く使える

飾りが多いブーツは、コーディネートが難しくなります。

リボンやベルト、スタッズなどの装飾が多いと、服装を選んでしまうんです...
シンプルなデザインなら、どんな服にも合わせやすくなりますよ!

長く使いたいなら、飽きのこないシンプルなデザインを選びましょう♪

予算別ブーツ選びのアドバイス

予算に応じて、選び方を変えるのも一つの方法です♪

5,000円以下で試してみたい方

ブーツが初めてで、まず試してみたい方はこの価格帯から!

安価なブーツでも、最近は品質が良いものが増えています。

とりあえず1足買って、ブーツを履く生活に慣れてみましょう♪

ただし、耐久性はあまり期待できないかもしれません...

5,000〜10,000円で日常使いしたい方

毎日履きたいなら、このくらいの予算がおすすめです!

ある程度の品質があり、シーズン通して履けます。

素材やクッション性も向上するので、履き心地が良くなるでしょう♪

多くの方が選んでいる価格帯でもあります。

10,000円以上で長く履きたい方

何年も履き続けたいなら、少し良いものを選びましょう。

本革製のブーツなら、手入れ次第で何年も使えます!
履き心地も格段に良くなり、足への負担が少なくなるんです♪

長い目で見れば、コスパが良いとも言えますよ。

よくある質問

ブーツ選びでよく聞かれる質問をまとめました♪

Q1. 試着せずに買っても大丈夫?

A. サイズ情報が詳しく載っていれば大丈夫です!

靴のサイズ、筒周り、ワイズが明記されているものを選びましょう。

それでも不安なら、返品可能な商品を選ぶと安心です♪

初めてのブーツなら、できれば試着することをおすすめします。

Q2. ブーツを履くと足が蒸れませんか?

A. 通気性の良い素材を選べば軽減できます。

内側が布製のものや、吸湿性のある素材を使っているブーツがおすすめです!
また、脱いだ後は陰干しして湿気を取ることも大切♪

冬場は靴下を吸湿性の高いものにするのも効果的ですよ。

Q3. 厚手の靴下を履いても大丈夫?

A. 少し大きめのサイズを選べば問題ありません。

厚手の靴下を履く予定なら、普段より0.5cm大きいサイズがおすすめです!
試着するときも、実際に履く靴下と同じ厚さのものを履いて確認しましょう♪

ただし、大きすぎると歩きにくくなるので注意が必要です。

Q4. 雨の日に履いても問題ない?

A. 防水加工があれば大丈夫です!

商品説明に「防水」「撥水」と書かれているものを選びましょう。

スエード素材は雨に弱いので、雨の日は避けた方が無難です...

完全防水ではないものは、防水スプレーを使うと安心できますよ♪

Q5. ブーツだけ浮いて見えないか心配です

A. 服装とのバランスを考えれば大丈夫です!

ブーツの色を、パンツやスカートと合わせるとなじみやすくなります。

黒いブーツなら、黒やグレーのボトムスと相性がいいでしょう♪

最初は同系色でまとめると、コーディネートしやすくなりますよ。

まとめ

ぽっちゃり体型でも、選び方さえ知っていれば快適にブーツを履けます!

大切なのは以下のポイントです♪

☑ 靴のサイズだけでなく、筒周りとワイズを確認する
☑ ストレッチ素材や甲高設計のブーツを選ぶ
☑ 最初は黒のショートブーツから始める
☑ 服装とのバランスを考えて色や丈を選ぶ

「ブーツは無理」と諦める必要はありません。

自分の体型に合ったブーツを選べば、おしゃれの幅がぐっと広がりますよ♪

まずは1足、気に入ったブーツを見つけてみてください。

きっと、新しいコーディネートが楽しめるはずです!