50代で服選びが難しくなる3つの理由

まずは、なぜ50代になると服選びが難しく感じるのか整理しておきましょう。

若い頃と同じ服が似合わなくなった

20代・30代の頃に着ていた服が、急に似合わなくなること、ありますよね。

体型の変化はもちろん、肌のトーンや髪色も変わるため、以前しっくりきていた色やデザインが合わなくなるのは自然なこと。

「昔のお気に入り」に固執せず、今の自分に合うスタイルを見つけることが大切です!

ゆったり服を選ぶほど逆に太って見える

体型をカバーしたいからと、大きめサイズのゆったりした服ばかり選んでいませんか?

実はこれ、逆効果になっているケースが多いんです...。

全身をゆったりさせると、かえって着膨れして見えてしまいます。

メリハリのあるシルエットを意識するだけで、グッとスッキリした印象になりますよ♪

大きいサイズの服がどこで買えるか分からない

50代向けで、かつ大きいサイズを扱うショップって限られていますよね。

試着してみたら入らなかった...という経験をした方も多いのでは?

最近では体型カバーに特化した通販サイトも増えているので、選択肢は確実に広がっています!


着痩せの基本ルール5つ

ここからは、着痩せして見えるための基本ルールをお伝えします。

どれも難しいテクニックではないので、ぜひ今日から取り入れてみてくださいね♪

「Iライン」を意識して縦長シルエットを作る

着痩せの基本は「縦のライン」を強調すること。

上から下まで一直線に見えるIラインシルエットは、体を細長く見せる効果があります。

ロング丈のカーディガンやワンピースを取り入れると、自然と縦のラインが生まれますよ!

首・手首・足首の「三首見せ」で抜け感を出す

体の中で細い部分である首・手首・足首を見せることで、全体がスッキリした印象に。

七分袖のトップスやアンクル丈のパンツなど、さりげなく三首が見えるアイテムがおすすめです♪

黒・ネイビー・グレーの収縮色を味方につける

ダークカラーは「収縮色」と呼ばれ、視覚的に引き締まって見える色です。

特に気になる部分にこれらの色を持ってくると、自然と細見え効果が得られます。

ただし、全身を暗い色で統一すると重たい印象になるので、どこかにアクセントカラーを入れてみて!

ハリ感のある素材で体のラインを拾わせない

やわらかくて薄い素材は体にまとわりついて、ボディラインを強調してしまいます。

一方、適度なハリ感がある素材は体から自然に離れるため、気になる部分をカバーしやすいんです。

コットンやリネン混、ポリエステルのしっかりした生地などを選ぶと失敗しにくいですよ♪

トップスとボトムスのどちらかにボリュームを寄せる

上下ともにゆったりしたシルエットだと、全体的に膨張して見えてしまいます。

  • トップスがゆったり → ボトムスはスッキリ
  • ボトムスにボリューム → トップスはコンパクトに

このバランスを意識するだけで、メリハリのあるスタイルが完成します!


やりがちなNGファッション5つ

知らず知らずのうちに、太って見えるコーデをしていませんか?

よくあるNGパターンをチェックしてみましょう。

① 全身ゆったりで着膨れ

体型を隠したい一心で、トップスもボトムスもゆったりサイズを選んでしまうケース。

楽ではあるものの、実際よりも大きく見えてしまう原因に...。

② 暗い色ばかり選んでしまう

黒やネイビーは細見え効果がありますが、暗い色ばかりだと重たく老けた印象になりがち。

特に顔まわりには明るい色を持ってくると、表情が華やかに見えますよ♪

③ 柄物を避けすぎて地味に

「柄物は太って見える」と思い込んでいませんか?

細めのストライプや小花柄など、選び方次第で着痩せに使える柄もあります!

④ サイズが合っていない服を着ている

ピチピチすぎる服は体のラインを強調、大きすぎる服は着膨れの原因に。

ジャストサイズ、もしくは少しゆとりがあるくらいがベストです。

⑤ 若い頃のトレンド服をそのまま着続けている

10年前、20年前に流行した服をそのまま着ていると、どうしても古さが目立ちます。

シルエットやデザインは少しずつアップデートしていくことが大切ですね。


体型カバーが叶う着痩せアイテム10選

ここからは、おすすめの体型カバーアイテムをご紹介します♪

どれもコーディネートに取り入れやすいものばかりなので、参考にしてみてくださいね。

① チュニック

お尻から太ももまでをすっぽり覆ってくれる、50代女性に大人気のアイテム!

下半身の悩みを一気に解決してくれます。

テーパードパンツやレギンスと合わせると、バランスの良いコーデに仕上がりますよ♪

② テーパードパンツ

裾に向かって細くなるシルエットで、脚をスラリと長く見せてくれます。

腰まわりにはゆとりがありながら、足首はスッキリ見えるのが嬉しいポイント。

センタープレス入りを選ぶと、さらに美脚効果がアップ!

③ ロングカーディガン

サッと羽織るだけで縦のラインが生まれる、着痩せの強い味方です。

お尻や太ももをさりげなくカバーしながら、全体をスッキリ見せてくれます。

薄手のものなら春夏でも使えるので、1枚持っておくと重宝しますよ♪

④ シャツワンピース

1枚でワンピースとして着るのはもちろん、前を開けて羽織りとしても使える万能アイテム。

縦に落ちるシルエットがIラインを作り、着痩せ効果を発揮します。

ウエストをベルトでマークすれば、メリハリのあるスタイルも楽しめますよ!

⑤ とろみブラウス

やわらかく落ち感のある「とろみ素材」は、体のラインを拾いすぎずに自然なシルエットを作ります。

二の腕やお腹まわりをふんわりカバーしながら、上品な印象を与えてくれるのが魅力♪

⑥ ロングジレ

トレンド感がありながら、着痩せ効果も抜群のアイテムです。

羽織るだけで縦のラインが強調され、お腹やお尻をさりげなく隠してくれます。

シンプルなTシャツ×パンツのコーデに加えるだけで、一気にこなれた印象に!

⑦ センタープレスパンツ

センターにプレスが入ったパンツは、縦のラインを強調して脚を細長く見せてくれます。

カジュアルになりすぎず、きちんと感も出るので幅広いシーンで活躍する1本です。

⑧ フレアスカート

裾に向かって広がるフレアスカートは、太ももやお尻を自然にカバー。

ロング丈を選べば脚の露出も抑えられ、50代らしい上品さも演出できます♪

⑨ Vネックニット

首元を縦に開けることで、顔まわりをスッキリ見せてくれます。

丸顔やエラ張りが気になる方にも効果的なデザインですよ!

⑩ ストール・スカーフ

首元に巻くと視線が上に集まり、顔が小さく見える効果があります。

いつものコーデにプラスするだけで、華やかさと着痩せ効果を同時にゲット♪


【部位別】気になるパーツのカバー術

体型の悩みは人それぞれ。

特に気になる部位別に、カバーテクニックをまとめました!

▼ お腹周りが気になる

  • ペプラムデザインのトップス
  • ウエスト切替のワンピース
  • トップスインするときはブラウジング(少したるませる)

▼ 二の腕が気になる

  • ドルマンスリーブ
  • 七分袖(手首見せで抜け感アップ)
  • ノースリーブ+カーディガン

▼ お尻・太ももが気になる

  • ヒップが隠れる長めトップス
  • チュニック+テーパードパンツ
  • ロング丈のフレアスカート

▼ 顔が大きく見える

  • Vネックやスキッパーカラー
  • ストール・スカーフで視線を上に
  • ハイネックは避けた方が無難かも...

【シーン別】失敗しない服選び

シーンによって求められる服装は変わりますよね。

よくあるシーン別に、ポイントをまとめました♪

▼ 普段着・ご近所コーデ

きれいめカジュアルが正解!

チュニック×テーパードパンツや、ブラウス×デニムなど、カジュアルすぎない組み合わせを。

シワになりにくい素材を選ぶと、だらしなく見えません。

▼ 同窓会・食事会

少し華やかな装いを意識して。

ゆったりシルエットのワンピースなら、上品さと着痩せを両立できます。

アクセサリーやストールで顔まわりに華を添えて♪

▼ 旅行・おでかけ

動きやすさと写真映えを両立させたいですよね。

ストレッチの効いたパンツや、シワになりにくいワンピースがおすすめ。

明るい色を顔まわりに持ってくると、写真写りが良くなりますよ!

▼ 法事・フォーマル

黒のワンピースが定番です。

ゆったりめのAラインシルエットなら、体型をカバーしながらきちんと感も出せます。

ジャケットやボレロを合わせれば、二の腕カバーと冷房対策も同時に叶いますね。


通販で失敗しないサイズ選びのコツ

体型カバーできる服は通販で探すのが便利ですが、サイズ選びで失敗した経験ありませんか?

失敗しないためのコツをお伝えします!

1. 自分のベストサイズを測っておく

バスト・ウエスト・ヒップはもちろん、着丈や袖丈も把握しておくとスムーズです。

今持っている服の中で、サイズ感がちょうど良いものを測ってメモしておくと便利♪

2. 着用モデルの身長・体重をチェック

自分と近い体型のモデルが着ている写真があると、着用イメージがつかみやすくなります。

「モデル着用サイズ」も確認して、自分が選ぶべきサイズの参考に!

3. 口コミで「サイズ感」を確認

「思ったより大きめだった」「丈が短かった」など、リアルな声は参考になります。

同じサイズを買った人の感想を見てみましょう。

4. 返品・交換OKのサイトを選ぶ

万が一サイズが合わなかった場合に備えて、返品・交換ができるサイトなら安心です。

購入前にルールを確認しておきましょう!


よくある質問

プチプラ服でも着痩せできる?

はい、できます!

価格よりも「サイズ感」「シルエット」「素材」が重要です。

安くても縫製がきれいで、ハリ感のある生地を選べば問題ありません♪

柄物は太って見えるって本当?

柄の大きさや種類によります。

大きな柄や太いボーダーは膨張して見えやすいですが、細めのストライプや小さな柄は着痩せ効果あり

ダークカラーをベースにした柄物なら、引き締め効果も期待できますよ。

低身長×太め体型はどうすればいい?

縦のラインをより意識することがポイントです。

  • 丈が長すぎる服は避ける
  • ハイウエストのボトムスでウエスト位置を高く見せる
  • ロングカーディガンやジレで縦ラインを作る
  • 足首を見せて抜け感を出す

これでバランスの良いコーデに仕上がります♪

夏の薄着でも体型カバーできる?

もちろんできます!

涼しげな素材のチュニックや、風通しの良いロングカーディガンを活用しましょう。

ノースリーブの上に薄手の羽織りを重ねれば、二の腕をカバーしながら涼しく過ごせますよ♪


まとめ

50代で体型が変わっても、ファッションを諦める必要はありません!

着痩せのポイントをおさらい

  • Iラインを意識して縦長シルエットを作る
  • 首・手首・足首の「三首見せ」で抜け感を
  • 収縮色(黒・ネイビー・グレー)を味方に
  • ハリ感のある素材を選ぶ
  • 上下どちらかにボリュームを寄せてメリハリを

大切なのは、今の自分の体型を否定するのではなく、上手に付き合っていくこと。

この記事で紹介したアイテムやテクニックを参考に、自分らしいファッションを見つけてみてくださいね。

きっと、毎日の服選びが楽しくなるはずです♪