パンツを着痩せさせる着こなしの基本
パンツ選びができたら、次は着こなし方。
いくつかの基本ルールを押さえるだけで、見違えるほどすっきり見えます!
①トップスはコンパクトにまとめる
ゆったりしたパンツを選んだら、トップスはコンパクトにまとめましょう。
ボリュームのあるパンツに、同じくゆったりしたトップスを合わせると全体が膨張します。
メリハリをつけることで、すっきりとした印象を作ることができるんです。
サイズ感の目安
- Tシャツやカットソーは体に沿うくらい
- オーバーサイズのトップスを着たい場合は細身のパンツと合わせる
②ウエストインで腰の位置を高く見せる
トップスをパンツにインする「タックイン」も着痩せに効果的。
ウエストの位置がはっきりすることで、脚が長く見える効果があります。
特にハイウエストのパンツにインすると、腰の位置が上がってスタイルアップ♪
お腹が気になる人は
前だけインする方法もあります。
前だけ軽くインして後ろは出したままにすると、自然な抜け感が出ますよ。
③足首・手首・首元のどれかを見せる
体の中で細い部分を見せることで、全体が華奢に見える効果があります。
首元、手首、足首の「3首」のうち、どれか一つでも見せるよう意識しましょう。
パンツコーデの場合
- 足首を見せる(一番取り入れやすい)
- 首元:Vネックやシャツの第一ボタンを開ける
- 手首:7分袖や袖をまくる
簡単に取り入れられるテクニックです!
④カーディガンやジャケットで縦ラインを作る
羽織ものをプラスすることで、縦のラインを強調できます。
前を開けたカーディガンやジャケットは、視覚的に縦長効果を生み出す優秀アイテム。
ロング丈の羽織ものなら、さらに縦のラインが強調されて背が高く見えるでしょう。
さらに効果的な組み合わせ
羽織ものとパンツの色を揃えると、より縦長効果がアップ!
トップスだけ明るい色にすると、メリハリも出て顔周りも明るく見えます♪
身長別|パンツコーデのバランスの取り方
身長によって似合うバランスは変わります。
自分の身長に合った着こなしを知っておきましょう。
155cm以下の人
ポイント:腰の位置を高く見せる
ショート丈やクロップド丈のトップスなら、自然と腰の位置が上がって見えます。
パンツはハイウエストタイプを選び、トップスをインするとさらに効果的。
パンツの丈は9分丈やアンクル丈がベスト。
長すぎると引きずって見えるため、裾上げも検討しましょう。
156cm〜165cmの人
ポイント:バランス重視
平均的な身長の人は、比較的どんな丈感でも着こなしやすいでしょう。
トップスは腰骨が隠れるくらいの丈感が、バランスよく見えます。
パンツの裾は、くるぶしが見えるくらいがちょうどいい長さ。
トップスをインする場合は、ブラウジングして少しふんわりさせると体型カバーに。
きっちりインするより、こなれた印象も出せますよ♪
166cm以上の人
ポイント:ロング丈も着こなせる
高身長の人は、ロング丈のアイテムも似合います。
チュニックやロングシャツなど、お尻が隠れる丈のトップスも着こなしやすいでしょう。
ただしパンツとのバランスには注意が必要!
組み合わせの基本
- トップスが長い → パンツは細めのシルエット
- ワイドパンツを履く → トップスをインorショート丈
悩み別|パンツコーデの解決テクニック
具体的な悩みに合わせた解決方法をご紹介します。
気になる部分をピンポイントでカバーしていきましょう!
お腹周りが目立たない着こなし方
お腹が一番気になるという人は多いはず。
トップス選びのコツ
体に沿いすぎず、かといってダボダボしすぎない程度のゆとりがあるものを。
お腹の上でブラウジングさせると、自然にカバーできます。
パンツはハイウエストがおすすめ
お腹の一番細い部分でウエストマークできるため、ぽっこりが目立ちにくくなります。
カーディガンやジャケットを羽織る場合は、前を開けて縦ラインを作ると効果的です♪
お尻を小さく見せるコツ
お尻の大きさが気になる場合は、視線を上に集める工夫をしましょう。
カラー使いのテクニック
- トップスに明るい色や柄物
- パンツは暗めの色
自然と視線が上半身に集まり、下半身が引き締まって見える効果も。
お尻がすっぽり隠れるロング丈のトップスも有効です。
ただし着丈が長すぎると野暮ったくなるため、お尻が隠れる程度の長さに留めましょう。
太ももの張りをカバーする方法
太ももがしっかりしている人は、シルエット選びが重要。
おすすめのパンツ
☑ ワイドパンツ
☑ テーパードパンツ
☑ 太もも周りにゆとりがあるもの
ストレッチ素材は張りを強調するため避けたほうが無難です。
パンツの色は暗めのトーンにすると、太ももが引き締まって見えます。
トップスは明るい色にしてメリハリをつけると、さらに効果的でしょう。
全体的にすっきり見せるには
全身をすっきり見せたい場合は、縦のラインを意識します。
ワントーンコーデがおすすめ
同じ色のトップスとパンツで揃えると、縦長効果が生まれます。
特に暗めの色でまとめると、さらに引き締まって見えるでしょう。
プラスアルファのテクニック
- 羽織ものは前を開けて縦ラインを作る
- ストールやネックレスなど縦に長いアクセサリーを加える
シーン別|パンツコーデ実例
実際にどんな組み合わせをすればいいのか、シーン別に見ていきましょう。
普段着・カジュアルコーデ
おすすめアイテム
デニムのワイドパンツ × 白のTシャツ
白のTシャツを前だけインして、カジュアルながらもすっきりとした印象に。
足元はスニーカーで動きやすく、ロング丈のカーディガンを羽織れば体型カバーも完璧です♪
肌寒い日は、パーカーとワイドパンツの組み合わせもいいでしょう。
パーカーのフードが縦ラインを作ってくれます。
きれいめ・オフィスコーデ
おすすめアイテム
センタープレス入りのテーパードパンツ × シャツ・ブラウス
シャツやブラウスをインして、きちんと感を演出。
ジャケットを羽織れば、より引き締まった印象になるでしょう。
足元はパンプスで女性らしさをプラス。
バッグは小ぶりのものを選ぶと、全体のバランスが良くなります。
デート・お出かけコーデ
おすすめアイテム
とろみ素材のガウチョパンツ × ブラウス
ブラウスと合わせて、女性らしい柔らかな雰囲気に。
パンツとブラウスを同系色でまとめると、こなれた印象が出ます♪
足元はヒールのあるサンダルやパンプスで、脚長効果もプラス。
華奢なアクセサリーを添えると、より洗練されたコーディネートになるでしょう。
季節ごとのパンツコーデのポイント
季節によって、パンツコーデで気をつけたいポイントが変わります。
それぞれの季節に合わせた着こなし方を押さえておきましょう。
春:軽やかな素材で重く見せない
暖かくなる春は、見た目も軽やかにしたい季節。
おすすめ素材
色も明るいベージュやカーキなど、春カラーを取り入れるといいでしょう。
羽織ものは薄手のカーディガンやシャツで、重くなりすぎないように。
足元も素足にパンプスやサンダルで、季節感を出すことができます♪
夏:涼しく見える工夫と体型カバーの両立
暑い夏は、涼しく見せながら体型もカバーしたいところ。
おすすめ素材
- 接触冷感
- サラッとした質感
- とろみのある素材(落ち感があって涼しげ)
薄い色は膨張して見えがちですが、ハリのある素材を選べば大丈夫!
トップスは7分袖や半袖で手首を見せると、涼しさと着痩せ効果が両立できます。
秋:レイヤードで縦ラインを意識
重ね着が楽しめる秋は、レイヤードで縦ラインを作りましょう。
おすすめの重ね方
- シャツの上にベストやジレ
- カーディガンを前を開けて羽織る
どちらも縦のラインが強調されます。
色は深みのあるボルドーやマスタード、カーキなど秋らしいトーンを。
足元はショートブーツを合わせると、季節感が出るでしょう♪
冬:着膨れしない重ね着のコツ
厚着になりがちな冬は、着膨れに注意が必要。
重ね着のポイント
- インナーは薄手のものを選ぶ
- アウターでしっかり防寒
- コートは縦長のシルエットを選ぶ
パンツは厚手の素材でも、タイトすぎないシルエットを。
ブーツインできる細身のパンツなら、暖かさとスタイルアップが両立できるでしょう。
手持ちの服で今すぐできる|トップスとの合わせ方
新しく買わなくても、手持ちのトップスで十分おしゃれなコーデが作れます!
それぞれのアイテムとパンツの合わせ方を見ていきましょう。
Tシャツ・カットソー
カジュアルの定番アイテム。
シンプルなデザインの場合
パンツにインしてウエストマーク。
ワイドパンツと合わせると、メリハリのあるシルエットが完成します♪
オーバーサイズの場合
テーパードパンツなど細身のボトムスを選びましょう。
前だけインすることで、ラフすぎず大人っぽい印象に。
シャツ・ブラウス
きちんと感があって、どんなパンツとも相性抜群。
センタープレス入りのパンツ
オフィスにも使えるきれいめコーデに。
ワイドパンツ
こなれたカジュアルスタイルが作れます。
ブラウスをインする場合は、ウエスト部分を少しブラウジングさせるのがコツ。
お腹周りを自然にカバーしつつ、おしゃれな雰囲気も出せるでしょう。
ニット・セーター
秋冬に活躍するアイテム。
コンパクトなサイズ
どんなパンツとも合わせやすい。
パンツにインすることで、もたつかずすっきりとした印象に。
オーバーサイズ
細身のパンツを選ぶとバランスが取れます。
ロング丈のニットなら、スキニーパンツやレギンスパンツと合わせるといいでしょう♪
パーカー・スウェット
カジュアルなアイテムも、合わせ方次第でおしゃれに。
パーカーのフードは縦ラインを作る効果があるため、意外と着痩せアイテム!
ワイドパンツと合わせて、リラックス感のあるコーデに。
スウェットは前だけインして、ラフながらもメリハリのあるスタイルに。
足元にヒールのあるシューズを合わせると、カジュアルすぎない印象になるでしょう。
パンツコーデを格上げする小物使い
パンツとトップスが決まったら、小物で仕上げましょう。
小物の使い方一つで、印象はガラリと変わります!
靴の選び方で印象が変わる
足元は全体の印象を左右する重要なポイント。
きれいめに見せたいなら
☑ パンプス
☑ ローファー
☑ 少しヒールがあるもの(脚長効果)
カジュアルに仕上げたいなら
☑ スニーカー
☑ フラットシューズ
パンツと靴の色を揃えると、より脚が長く見える効果がありますよ♪
バッグで視線を上に集める
バッグは視線を集めるアイテム。
肩掛けやショルダーバッグなど、上半身に持ってくるバッグを選ぶと視線が上がります。
明るい色や個性的なデザインのものなら、さらに効果的!
大きすぎるバッグは全体が重く見えるため、小ぶりから中サイズがおすすめです。
パンツがシンプルなら、バッグで遊び心を加えてもいいでしょう。
ベルトでウエストマーク
ベルトは、ウエストを強調する便利なアイテム。
トップスをインした上からベルトを締めると、腰の位置がはっきりします。
ベルト選びのポイント
- 細めのベルト:華奢な印象
- 太めのベルト:存在感のある印象
- チェーンベルト:軽い印象
ただし太めのベルトは、お腹周りが気になる人には不向きかもしれません。
その場合は細めのベルトを選びましょう。
よくある質問|パンツコーデのお悩み解決Q&A
パンツコーデについて、よく聞かれる疑問にお答えします。
Q. 黒パンツと白パンツ、どちらが着痩せしますか?
一般的には、黒パンツのほうが引き締まって見えます。
黒は収縮色のため、下半身がすっきりとした印象に。
どんな色のトップスとも合わせやすく、コーディネートの幅も広がるでしょう。
ただし白パンツも、素材とシルエット選びに気をつければ十分着痩せして見えます♪
白パンツを選ぶときのコツ
☑ ハリのある素材
☑ センタープレス入り
☑ トップスを暗めの色に
メリハリが出て、白パンツでもすっきり見えますよ。
Q. デニムは太って見えるから避けるべき?
デニムも選び方次第で、着痩せアイテムになります!
避けたいデニム
薄手のストレッチデニムでスキニータイプのもの。
体のラインを拾いやすく、下半身が強調されてしまいます。
おすすめのデニム
☑ しっかりした生地のワイドデニム
☑ テーパードデニム
☑ 濃いめの色
デニムは年中使える便利なアイテムなので、諦める必要はありません♪
Q. スキニーパンツは諦めたほうがいい?
スキニーパンツも、着こなし次第で十分楽しめます。
ポイント
トップスをロング丈にして下半身をカバー。
チュニックやワンピース風のトップスと合わせると、スキニーのフィット感が気にならなくなります。
ただし全身が細身になると、かえって体のラインが強調されることも...
スキニーを履く場合は、トップスにボリュームを持たせるとバランスが取れるでしょう。
Q. パンツが似合わないのは骨格のせい?
骨格タイプによって似合うパンツは変わりますが、それだけが理由ではありません。
むしろサイズ選びや着こなし方のほうが、見た目に大きく影響します。
自分の体型の特徴を知り、カバーしたい部分に合わせて選ぶことが大切。
骨格診断はあくまで参考の一つと考え、実際に試着して自分に合うものを見つけましょう♪
鏡で全身を確認して、バランスがいいと感じるものを選ぶのが一番です。
まとめ|ぽっちゃりさんもパンツコーデを楽しもう
パンツは体型が出るから苦手、と思っていた人も多いかもしれません。
でも実は、選び方と着こなし方を工夫すれば、パンツこそぽっちゃり体型の味方になるんです!
着痩せパンツ選びの3つのポイント
- ヒップや太もも周りにゆとりがあるもの
- ハリ感や落ち感のある素材
- 足首が見える丈
この3つを押さえるだけで、見違えるほどすっきり見えます。
着こなしの基本
☑ トップスはコンパクトにまとめる
☑ ウエストインで腰の位置を高く見せる
☑ 3首のどれかを見せる
こうした着こなしの基本を取り入れれば、さらに着痩せ効果がアップするでしょう♪
体型の悩みは人それぞれですが、お腹が気になるならテーパードパンツ、お尻や太ももが気になるならワイドパンツといった具合に、自分に合ったシルエットを選ぶことが大切です。
手持ちの服でも十分おしゃれなコーデは作れます。
まずは今持っているトップスとパンツで、いつもと違う組み合わせを試してみませんか?
パンツコーデの幅が広がれば、毎日の服選びがもっと楽しくなるはずです!
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