ワイドパンツを履いてトイレに入ると困ること

まずは、多くの人が感じているワイドパンツ着用時の悩みを見ていきましょう。

裾が床についてしまう

ワイドパンツは裾が広がっているため、下着を下ろすと同時に裾も床に向かって広がってしまいます。

特に薄い素材のパンツは、気づかないうちに床に触れていることも...

せっかくのお気に入りのパンツが汚れてしまうと、その日の気分も下がってしまいますよね。

トイレの床は思っている以上に汚れている

公共のトイレの床は、見た目がきれいでも実は汚れています。

☑ 水滴が飛び散っている
☑ 見えない飛沫が付着している
☑ 家のトイレでも家族が使った後は要注意

衛生面でも気になるところです。

毎回気を使うのがストレス

トイレに入るたびに裾を持ち上げたり、汚れないように注意したりするのは意外と大変。

特に急いでいるときや、子供と一緒のときは余裕がなくなります。

このストレスのせいで、せっかく買ったワイドパンツをタンスの奥にしまい込んでしまう人も少なくありません...

道具なしでできるトイレ対策3つ

まずは特別な道具がなくても、今すぐ実践できる方法を紹介します♪

ウエストのゴムを使って裾を固定する方法

ワイドパンツのウエスト部分のゴムを利用する方法です。

  1. パンツを脱ぐときに、裾を外側から内側に折り返す
  2. 折り返した裾をウエストのゴム部分に挟み込む
  3. これで裾が固定されて床につきません!

この方法なら何も持ち歩く必要がなく、5秒もかかりません。

裾を内側に折り込んで膝に挟む方法

膝を使って裾を固定する方法もあります。

パンツを膝まで下ろしたら、裾を内側に大きく折り込みます。

その状態で膝を軽く閉じると、裾が膝の間に挟まって固定されます。

ただし、柔らかい素材のパンツだと途中で落ちてくることもあるので注意が必要です。

両手で裾を持ち上げながら座る方法

シンプルですが確実な方法が、手で裾を持ち上げておくことです。

パンツを下ろす際に両手で裾をつかみ、そのまま持ち上げた状態で座ります。

少し手間はかかりますが、確実に裾を床から守れます。

和式トイレを使う場合も、この方法が一番安全です。

家にあるものでできる簡単な対策

次に、家にある身近なアイテムを使った対策を紹介します。

ヘアゴムで裾をまとめる

ヘアゴムやシュシュを使って、裾を束ねる方法です。

パンツを膝まで下ろしたら、片足ずつ裾をまとめてゴムで留めます。

ふくらはぎあたりで固定すると、裾が下がりにくくなります♪

普段から鞄にヘアゴムを2本入れておけば、外出先でも安心です。

ダブルクリップで固定する

オフィスにあるダブルクリップも活用できます!

裾を折り返して、クリップで挟むだけです。

仕事中に急に必要になったときは、デスクにあるクリップを使えば解決します。

鞄に小さめのクリップを2つ入れておくと便利です。

膝下ソックスに裾を入れ込む

膝下丈のソックスを履いているときに使える方法です。

パンツを下ろす際に、裾をソックスの中に入れ込みます。

ソックスのゴムで固定されるので、裾が落ちてくる心配がありません。

サンダルの日には使えませんが、秋冬の季節には活躍する方法です。

ペチパンツを使えば毎回の準備が不要になる

トイレのたびに対策するのが面倒な場合は、ペチパンツという専用のアイテムがおすすめです♪

ペチパンツってどんなもの?

ペチパンツは、ワイドパンツの下に履くインナーパンツのことです。

膝丈くらいの長さで、裾にゴムが入っているのが特徴です。

もともとは透け防止や汗対策のために使われていましたが、トイレ対策にも効果的だと人気になりました!

どうやって裾が床につかなくなるの?

ペチパンツの裾のゴム部分に、ワイドパンツの裾を挟み込んで使います。

トイレに入ったら、ペチパンツとワイドパンツを一緒にくるっと巻き上げます。

ペチパンツのゴムがしっかり固定してくれるので、裾が落ちてくることがありません。

慣れれば3秒もかからず、スムーズにトイレを済ませられます。

ペチパンツを履くメリット

トイレ対策以外にも、ペチパンツには便利な点がたくさんあります。

☑ 白やベージュのワイドパンツの透け防止になる
☑ 下着のラインが見える心配がなくなる
☑ 汗をかきやすい季節の汗取りになる
☑ ワイドパンツに直接汗がつかず清潔に保てる
☑ 静電気を防止してパンツのまとわりつきを防ぐ

一枚持っているだけで、いろいろな場面で活躍してくれますよ♪

失敗しないペチパンツの選び方

ペチパンツを買うときに迷わないよう、選ぶポイントを説明します。

身長に合わせた丈の選び方

ペチパンツは55cm、65cm、75cmなど、いくつかの丈があります。

身長別のおすすめ丈

  • 身長150cm前後 → 55cm丈
    膝が隠れるくらいの長さで、ちょうど良く使えます

  • 身長160cm前後 → 65cm丈
    一般的なワイドパンツやガウチョパンツに対応できます

  • 身長170cm以上 → 75cm丈
    ロング丈のワイドパンツも安心です

迷ったときは、自分のワイドパンツの丈を測ってから選ぶと失敗しません!

季節に合わせた素材の選び方

ペチパンツの素材は、季節によって使い分けると快適です。

春夏向け
メッシュ素材や接触冷感のものがおすすめ。

通気性が良く、汗をかいてもサラサラしています♪

秋冬向け
裏起毛タイプのものもあります。

防寒対策にもなるので、寒い季節も安心です。

オールシーズン
薄手で吸汗速乾素材のものが便利です。

あると便利な機能

基本的な機能以外に、次のような特徴があるとさらに使いやすくなります。

☑ ウエストが紐やフラットな作り → 締め付け感がなく長時間履いても快適
☑ レース付き → 万が一見えても下着に見えにくい
☑ ベージュか黒 → どんな色のパンツにも合わせやすい

トイレ以外でも裾が気になる場面と対策

ワイドパンツの裾は、トイレ以外でも困る場面があります。

階段やエスカレーターを使うとき

階段を上るときは、裾を踏んでしまう危険があります。

転倒の原因にもなるので、注意が必要です!

対策としては、少し裾を持ち上げながら上ると安全です。

ペチパンツを履いていれば、裾を軽く折り込んでおくこともできます。

エスカレーターでは、裾が巻き込まれないよう気をつけましょう。

自転車に乗るとき

自転車のチェーンやタイヤに裾が巻き込まれる恐れがあります。

裾をロールアップして短くするか、専用のバンドで固定する方法があります。

ペチパンツのゴムを使って裾を巻き上げておくのも効果的です♪

自転車に乗る機会が多い人は、裾が細めのパンツを選ぶほうが無難です。

雨の日の外出

雨の日は裾が濡れやすく、汚れも目立ちます...

裾をロールアップして丈を短くしておくと、泥はねを防げます。

ペチパンツを履いていれば、裾を内側に折り込んで歩けます。

どうしても裾が濡れてしまったときは、帰宅後すぐに拭いておくと汚れが落ちやすくなります。

よくある疑問

最後に、ワイドパンツのトイレ対策でよくある質問に答えます。

Q1. 和式トイレの場合はどうすればいい?

和式トイレは洋式よりも難易度が高いですよね...

一番確実なのは、両手で裾を持ち上げる方法です。

ペチパンツを履いていても、和式の場合は手で持っておくほうが安心です。

膝上までしっかりパンツを上げてから用を足すと、裾が下がりにくくなります。

Q2. ペチパンツは透けない?

ペチパンツ自体が透けることはほとんどありません!

ベージュや黒といった色を選べば、外から見えても下着には見えません。

レース付きのものなら、見た目も気になりにくいでしょう。

むしろペチパンツを履くことで、ワイドパンツの透けを防げます♪

Q3. 夏でもペチパンツを履いて暑くない?

夏用のメッシュ素材や接触冷感のものを選べば、暑さは気になりません。

薄手で通気性の良いものが多く、直接ワイドパンツを履くよりも汗を吸収してくれて快適です。

汗でワイドパンツが肌にまとわりつくのも防げるので、むしろ涼しく感じる人もいますよ。

Q4. ワイドパンツの素材によって対策は変わる?

素材によって少し対策が変わります。

デニムなど厚手で硬い素材
折り返しても形が崩れにくいです。

ウエストのゴムに挟む方法や、膝に挟む方法が使えます。

サテンや薄手の素材
柔らかくて滑りやすいため、ペチパンツやゴムで固定する方法がおすすめです。

プリーツパンツ
折り返すとシワになりやすいので、ペチパンツが便利です。

Q5. ペチパンツはどこで買える?

ペチパンツは通販サイトで購入できます。

検索窓に「ペチパンツ 裾ゴム」「トイレ ペチパンツ」などと入力すると、たくさんの商品が見つかります。

価格は1,000円台から3,000円程度のものが多く、手頃な値段で購入できますよ♪

まとめ 対策を知ればワイドパンツをもっと楽しめる

ワイドパンツのトイレ問題は、ちょっとした工夫で解決できます!

道具を使わない方法から試して、必要に応じてペチパンツを取り入れてみてください。

一度対策を覚えてしまえば、外出先でも安心してワイドパンツを楽しめるようになります♪

裾が床につく心配をせずに、快適にお気に入りのパンツを着こなしましょう。