冬にワイドパンツがおすすめな理由

まずは、なぜ冬にワイドパンツが向いているのか見ていきましょう♪

冬のワイドパンツには、こんなメリットがあります。

気になる体型を自然にカバーできる
お腹周りや太もも、ヒップラインといった悩みを、ゆったりとしたシルエットが優しく隠してくれます。

リラックス感があって今っぽい
今の時代はゆるっとした雰囲気が人気なので、履くだけで自然とトレンド感が出ます。

防寒しても窮屈にならない
足回りに余裕があるから、タイツやレギンスを下に履いても快適!寒い日の外出も動きやすさと暖かさを両立できます。

手持ちの服と合わせやすい
シンプルなデザインが多いので、カジュアルなニットからきちんと見えるシャツまで、幅広いアイテムと相性抜群です。

一枚持っているだけで着回しの幅が広がるので、毎朝のコーディネートに悩む時間も減らせますよ♪

着膨れして見えない!3つの基本ルール

冬のワイドパンツで失敗しないために、まず基本ルールを押さえておきましょう。

1. トップスはコンパクトに収めるのが鉄則

ワイドパンツのボリュームを活かすには、トップスをすっきりさせることが大切です。

ダボッとしたトップスと合わせると、全体的にメリハリがなくなってだらしない印象に...。

おすすめのトップス

  • 体に程よくフィットするニット
  • ウエストインしたシャツやブラウス
  • ショート丈のカーディガン

上半身をコンパクトにまとめるだけで、自然とスタイルアップして見えますよ!

2. ウエスト位置を意識して脚長効果を狙う

ワイドパンツを履くときは、ウエスト位置が重要です。

腰で履くと重心が下がって脚が短く見えてしまうので注意してください。

  • ハイウエストのワイドパンツを選ぶ
  • トップスをウエストインして腰の位置を高く見せる

これだけで脚が長く見えて、全体のバランスが格段に良くなります♪

3. 足首を少し見せると軽やかに

冬は厚着になりがちですが、足首を少し見せるだけで抜け感が生まれます。

ワイドパンツの裾は、くるぶしが見える程度の長さが理想的!

もし手持ちのパンツが長すぎる場合は...
裾を1〜2回折り返すだけでも印象が変わりますよ。

足首が見えることで、重たくなりがちな冬のコーディネートに軽やかさがプラスされます。

これだけは避けたい!冬のワイドパンツNG例

失敗しないために、避けるべきコーディネートも知っておきましょう。

NG① ボリュームトップス×ワイドパンツ

もこもこのニットやオーバーサイズのトップスは、ワイドパンツと合わせると着膨れの原因に!
上下ともにボリュームがあると、メリハリがなくなって体型が大きく見えてしまいます。

どうしてもボリュームトップスを着たいときは?

  • ウエストにベルトをする
  • パンツのシルエットを少し細めにする

この工夫でバランスが取れますよ♪

NG② 明るい色×厚手生地の組み合わせ

白やベージュなどの明るい色は、膨張して見えやすい傾向があります。

特に冬は厚手の生地を選ぶことが多いため、より膨張色の影響が出やすくなるんです...。

明るい色のワイドパンツを履くなら、こんな工夫を!

  • 落ち感のある薄手の生地を選ぶ
  • トップスを暗めの色にして引き締める

NG③ 裾が長すぎる

床に裾が引きずるほど長いワイドパンツは、野暮ったい印象を与えてしまいます。

また、裾が汚れやすくなったり歩きにくかったりと、実用面でもデメリットが...。

試着のときは必ず靴を履いた状態で長さを確認しましょう!
くるぶしの少し上くらいの長さが、バランスよく見える目安です。

冬のワイドパンツに合わせるアウター選び

アウターの選び方次第で、コーディネートは大きく変わります!

ショート丈コートですっきり見せる

腰丈やお尻が隠れる程度のショート丈コートは、ワイドパンツとの相性が抜群♪
上半身がコンパクトにまとまるので、脚長効果が生まれます。

ダウンジャケットやブルゾンなど、カジュアルなアウターでもバランスよく着こなせますよ。

ロングコートは縦ラインを強調できる

膝下まであるロングコートは、縦のラインを作ってくれるため全体をすっきり見せてくれます。

特にIラインを意識したコーディネートにすると、スタイルアップ効果が高まります!

ただし、コートの幅が広すぎると横に広がって見えるので...
すとんと落ちるシルエットのものを選ぶのがポイントです。

ダウンジャケットと合わせるコツ

ボリュームのあるダウンジャケットは要注意アイテム。

でも、こんな工夫をすればバランスよく着こなせます!

  1. ダウンの丈を短めにする
  2. 細身のシルエットを選ぶ
  3. インナーを薄手のニットやカットソーにする

全体が膨らみすぎないように気をつけましょう。

カーディガンは腰より上の丈を選ぶ

カーディガンを羽織るなら、腰より上の丈がおすすめです。

長すぎると腰の位置が分かりにくくなって、スタイルが悪く見えてしまいます。

ショート丈のカーディガンなら、ウエスト位置が明確になってメリハリのある着こなしが実現できますよ♪

足元で印象が変わる!靴の選び方

靴選びは、コーディネート全体の印象を左右する大切なポイントです。

おすすめの靴3タイプ

① ショートブーツで大人っぽく
ワイドパンツの定番の合わせ方といえば、ショートブーツ!
足首がすっきり見えるので、野暮ったさがなく洗練された印象になります。

  • ヒールありならさらに脚長効果アップ
  • 黒やブラウンなど落ち着いた色が万能

② スニーカーはパンツと同系色を
カジュアルなスニーカーと合わせるなら、パンツと同系色を選ぶのがコツです。

色を統一することで脚が長く見えて、まとまりのある印象に♪

白いスニーカーは、明るめのパンツと相性が良く爽やかですよ。

③ パンプスできちんと感を
オフィスやきちんとしたい場面では、パンプスがおすすめ。

ヒールのあるパンプスなら、カジュアルになりがちなワイドパンツもきれいめに仕上がります!

足先が見えるパンプスを選ぶことで、重くなりすぎず抜け感も出せます。

避けたい靴のタイプ

こんな靴はバランスが悪くなりやすいので注意してください...

  • ロングブーツ(パンツの中に入れても外に出しても野暮ったくなる)
  • ムートンブーツ(ボリュームが出すぎる)
  • 厚底すぎる靴(全体のバランスが崩れる)

体型別|似合うワイドパンツの選び方

自分の体型に合ったワイドパンツを選ぶと、より素敵に着こなせます♪

ぽっちゃり体型さんは「濃い色×ハイウエスト」

体型が気になる方は、こんな選び方がおすすめです!

☑ 黒やネイビーなど濃い色を選ぶ(引き締め効果あり)
☑ ハイウエストのデザインにする(脚長効果あり)
☑ タック入りならお腹周りをカバーできる

濃い色は本当にすっきり見えるので、迷ったら黒かネイビーを選んでおけば間違いありません。

低身長さんは「センタープレス」で縦ラインを

身長が低い方は、センタープレスが入ったワイドパンツを選びましょう。

縦のラインが強調されるので、脚が長く見える効果があります!

裾の長さにも注意

  • 引きずらない程度の長さにする
  • 足首を見せてすっきりとした印象に

身長に関係なくおしゃれに見せられますよ♪

細身体型さんは「タック入り」でメリハリを

細身の方は、タックやギャザーが入ったデザインがおすすめです。

程よいボリューム感が出て、寂しい印象になりません。

ストンと落ちすぎるシルエットだと物足りなく見えるので、適度な立体感があるものを選びましょう。

明るめの色も膨張して見えにくいため、白やベージュにも挑戦しやすいですよ!

色別|冬のワイドパンツ着こなし術

色によって印象が変わるので、それぞれの特徴を押さえておきましょう♪

黒のワイドパンツ|トップスに明るい色を

黒のワイドパンツは引き締め効果が高くて、スタイルアップに最適!
でも、冬は全身が暗くなりがちなので...トップスには白やベージュなどの明るい色を持ってくるのがおすすめです。

顔周りが明るくなって、重たい印象を避けられますよ。

グレーのワイドパンツ|白で抜け感を作る

グレーは上品で合わせやすい色ですが、地味になりやすいのが難点...。

白のトップスやインナーを合わせることで、抜け感が生まれて洗練された印象になります!

小物で引き締めポイント
小物で黒を取り入れると、全体が引き締まってメリハリが出ますよ。

ベージュのワイドパンツ|小物で引き締める

ベージュは優しい印象を与える色ですが、ぼやけて見えることも...。

バッグや靴に黒やブラウンなどの濃い色を持ってくると、コーディネートが引き締まります♪

トップスもダークトーンを選ぶと、大人っぽい雰囲気に仕上がりますよ。

白のワイドパンツ|素材感でメリハリを

白のワイドパンツは爽やかで洗練された印象!
でも膨張色なので、厚手の生地よりも落ち感のある薄手の素材を選ぶとすっきり見えます。

トップスは白以外の色を選んで、全身が白っぽくならないようにバランスを取りましょう。

シーン別|冬のワイドパンツコーディネート

場面に応じた着こなしを知っておくと、毎日のコーディネートが楽になります♪

通勤・オフィス向け|きちんとコーデ

オフィスでは、きちんと見えることが大切です。

基本の組み合わせ

  • 落ち着いた色のワイドパンツ(黒、ネイビー、グレー)
  • シャツやブラウス
  • ジャケット(よりフォーマルに)
  • 足元はパンプス

統一感を出すことで、きちんとした雰囲気が完成しますよ!

休日|リラックスカジュアルコーデ

休日は、楽な気分で過ごせるコーディネートがおすすめです。

  • ゆったりとしたニットやスウェット
  • 足元はスニーカーで軽やかに
  • バッグもカジュアルなトートバッグで統一感を

リラックス感たっぷりで、動きやすく快適に過ごせます♪

ちょっとしたお出かけ|きれいめコーデ

友人とのランチや軽いお出かけには、カジュアルすぎずきれいめな雰囲気が理想的です!

  1. ベージュやグレーのワイドパンツ
  2. きれいめなニットやブラウス
  3. ショートブーツやパンプス
  4. 革のバッグなど質感の良い小物

足元から上品さをプラスして、大人っぽく仕上げましょう。

寒さ対策|ワイドパンツの下に履くもの

冬の寒さ対策も、おしゃれを楽しむために大切なポイントです!

タイツを履くときの注意点

タイツはワイドパンツの下に履きやすいアイテムですが、色選びが重要...。

パンツと同系色のタイツを選ぶと、脚が長く見えるのでおすすめです♪

色の合わせ方

  • 黒のパンツ → 黒のタイツ
  • ベージュのパンツ → ベージュのタイツ
  • グレーのパンツ → グレーやチャコールのタイツ

足首が見えるくらいの丈のパンツなら、タイツが見えてもバランスが取れますよ。

レギンスやスパッツで防寒する

より暖かさを求めるなら、裏起毛のレギンスやスパッツがおすすめ!
ワイドパンツなら中に履いても響きにくく、見た目を損なわずに防寒できます。

ただし...あまり厚手のものを選ぶと生地がもたついてしまうので、程よい厚みのものを選びましょう。

靴下の見せ方で印象が変わる

足首が見える丈のワイドパンツなら、あえて靴下を見せるのもおしゃれです♪

☑ パンツと靴の色に合わせた靴下で統一感を
☑ カラフルな靴下を差し色として使うのもアリ
☑ ただし派手すぎると子どもっぽく見えるので注意

全体のバランスを考えて選ぶことが大切ですよ。

手持ちの服で今すぐできる!冬のワイドパンツコーデ

新しく服を買わなくても、手持ちのアイテムで素敵なコーディネートが作れます♪

白Tシャツ×カーディガンの定番スタイル

シンプルだけど、きちんと感とこなれ感が両立できる万能コーディネートです!

  1. 白Tシャツをワイドパンツにイン
  2. 上からカーディガンを羽織る
  3. 完成♪

カーディガンはボタンを開けて羽織るか、前を閉めてウエスト位置を強調するか、気分によって変えられます。

冬はカーディガンの上にコートを羽織れば、防寒もばっちりですよ。

ニット一枚でシンプルに着こなす

程よくフィットするニット一枚でも、ワイドパンツと合わせれば様になります。

色の組み合わせを工夫するだけで、いろいろな雰囲気が作れるのが魅力です!

色の組み合わせ例

  • 黒のワイドパンツ × 白いニット → モノトーンコーデ
  • ベージュのワイドパンツ × ブラウンのニット → ナチュラルな雰囲気

シャツを重ねてこなれ感を出す

ニットの下にシャツを重ねて、襟や裾をチラ見せするレイヤードスタイルもおすすめです♪
一枚で着るよりもおしゃれ度が上がって、こなれた印象を与えられます。

白シャツが一枚あれば、どんな色のニットとも合わせやすくて便利ですよ。

きちんと感とリラックス感のバランスが取れたコーディネートが完成します!

冬のワイドパンツQ&A

よくある疑問に答えていきます!

Q. 何色のワイドパンツを最初に買うべき?

A. 初めて買うなら、黒かネイビーがおすすめです♪

どんな色のトップスとも合わせやすいうえに、引き締め効果もあって着膨れしにくいんです。

オフィスからカジュアルまで幅広いシーンで使えるので、一枚持っていると重宝しますよ!

Q. 裾の長さはどのくらいがベスト?

A. くるぶしが見えるくらいの長さが理想的です。

床に引きずらない程度で、足首が少し見える長さにすることで抜け感が生まれます。

靴を履いた状態で確認して、ちょうど良い長さに調整しましょう♪

Q. タイツの色は何色が合わせやすい?

A. パンツの色に合わせるのが基本です!

  • 黒のパンツ → 黒いタイツ
  • グレーのパンツ → グレーやチャコールのタイツ
  • ベージュのパンツ → ベージュのタイツ

色を揃えることで脚が長く見えて、全体のバランスが良くなりますよ。

Q. コートの下でもワイドパンツは変じゃない?

A. コートの丈を意識すれば、全く問題ありません♪

ショート丈のコートなら脚長効果があり、ロング丈のコートなら縦ラインが強調されます。

どちらもバランスよく着こなせるので、安心してください!

コートを脱いだときのことも考えて、インナーとのバランスを整えておくと良いですよ。

Q. 年齢的にワイドパンツは若作りに見えない?

A. 年齢に関係なく、着こなし次第で素敵に見えます!

むしろ、きちんとした素材や落ち着いた色を選べば、大人っぽく上品な印象になります。

体型カバーもできて楽に履けるため、年齢を重ねた方にこそおすすめのアイテムなんですよ♪

まとめ|冬のワイドパンツは着こなし次第でおしゃれに決まる!

冬のワイドパンツは、いくつかのポイントを押さえるだけで着膨れせずにおしゃれに着こなせます。

押さえておきたい3つの基本

  1. トップスをコンパクトにまとめる
  2. ウエスト位置を高くする
  3. 足首を少し見せる

この基本を意識するだけで、バランスの良いコーディネートが完成しますよ♪

体型に合わせた選び方や、色・シーンに応じた着こなしを知っておけば、毎日のコーディネートがぐっと楽になります。

まずは手持ちの服と合わせることから始めて、自分らしい冬のワイドパンツスタイルを楽しんでみてください!