ワイドパンツに合うトップス選びで失敗する3つの理由

まずは、多くの人が陥りがちな失敗パターンを見ていきましょう。

自分に当てはまるものがないかチェックしてみてください!

ボリューム×ボリュームで着ぶくれしてしまう

ワイドパンツはそれだけで存在感のあるアイテムです。

ここにゆったりとしたトップスを合わせると、上下ともにボリュームが出てしまい、実際の体型より太って見えてしまいます...

特にオーバーサイズのトップスは要注意。

楽だからとつい手に取ってしまいがちですが、ワイドパンツとの組み合わせには向いていません。

トップスの丈が中途半端でバランスが悪い

お尻が半分隠れるくらいの中途半端な丈のトップスは、ワイドパンツと相性が悪いことが多いんです。

ウエストの位置が曖昧になり、脚が短く見えてしまうから。

トップスは思い切ってウエストインするか、もしくは腰骨が隠れる程度の短めの丈を選びましょう♪
中途半端な長さは避けることが大切です。

色の組み合わせで重たく見える

ワイドパンツに暗い色を選んだとき、トップスも暗い色にしてしまうと全体が重たい印象になります。

特に秋冬は黒やネイビーなど暗めの色が多くなりがちなので注意が必要です。

下半身に暗い色を持ってきたら、上半身は明るめの色を選ぶとバランスが取れますよ。

まず知っておきたい!トップス選びの基本ルール3つ

失敗パターンがわかったところで、次は成功するための基本ルールを押さえましょう♪
この3つを覚えておけば、トップス選びで大きく失敗することはありません。

1. ワイドパンツはボトムに存在感があるアイテム

ワイドパンツは脚全体をゆったりと包む形なので、どうしても下半身にボリュームが出ます。

これを理解しておくことが、バランスの良いコーディネートの第一歩です。

ボトムスにボリュームがあるということは、トップスでバランスを調整する必要があるということ。

この意識を持つだけで、トップス選びの基準が明確になりますよ。

2. トップスは「コンパクト」が鉄則

ワイドパンツに合わせるトップスは、コンパクトなシルエットが基本です。

ジャストサイズか、少しタイトめくらいがちょうど良いバランスになります。

「コンパクト」といっても、体のラインを拾いすぎるほどタイトにする必要はありません。

ゆとりはあっても、だぶつかない程度のサイズ感を意識してください。

3. ウエスト位置を見せることがスタイルアップの近道

トップスをウエストインすると、腰の位置がはっきりして脚長効果が得られます!
これがワイドパンツをスタイル良く着こなす最大のコツです。

ウエストインが苦手な人は、最初から短い丈のトップスを選ぶという方法もあります。

どちらにしても、ウエスト位置を曖昧にしないことが大切です。

【トップスの種類別】ワイドパンツに合う選び方

具体的にどんなトップスを選べば良いのか、アイテム別に見ていきましょう♪

Tシャツ・カットソーを合わせるコツ

カジュアルな定番アイテムのTシャツやカットソーは、ワイドパンツとの相性も抜群です。

  • ジャストサイズか少しタイトめを選ぶ
  • 肩の縫い目が肩の位置にきちんと来ているか確認
  • 裾はインするか、腰骨が隠れる丈まで

Tシャツの裾はパンツにインするのが一番簡単な方法です。

全部きっちり入れるのが苦手なら、前だけ軽く入れるだけでも印象が変わりますよ!

ブラウス・シャツで大人っぽく見せる方法

きちんと感が出るブラウスやシャツは、オフィスにも使えて便利なアイテムです。

柔らかく落ち感のある素材のブラウスは、ワイドパンツとの相性が良好。

硬い素材よりもとろみのある素材の方が、女性らしい印象になります♪
パリッとしたコットンシャツもきれい目に見えますが、白シャツなら清潔感も出て間違いありません。

おすすめの着こなし方は、前だけをウエストに入れて後ろは出しておくスタイル。

全部入れるよりもこなれた印象になります。

ボタンは上のほうを数個開けておくと、首元がすっきりして軽やかに見えますよ。

ニット・セーターの着こなし方

秋冬の定番であるニットは、素材の厚さと丈感に気をつければワイドパンツと好相性です。

☑ 薄手でコンパクトなシルエットを選ぶ
☑ リブニットなど体に沿うものがベスト
☑ 厚手なら必ずウエストインする

少し厚手のニットやゆとりのあるニットを着る場合は、必ずウエストにインしましょう。

そのまま着るともこもこして見えてしまいます...
ベルトを使ってウエストマークすると、さらにメリハリがついておすすめです。

ジレ・ベストで縦ラインを作る

ジレやベストは、ワイドパンツとの組み合わせで特に効果を発揮するアイテムです!

ジレやベストを羽織ると、縦のラインが強調されてすっきりとした印象になります。

体の中心に縦のラインができることで、横に広がって見えるのを防げるんです。

丈は腰回りが隠れるくらいの長さがベストです。

中に着るインナーは、薄手でコンパクトなものを選びましょう。

Tシャツやカットソーなど、シンプルなアイテムが合わせやすくなります。

ここでもたついたインナーを着てしまうと、せっかくの縦ラインが台無しです。

【体型・身長別】失敗しないトップスの選び方

自分の体型や身長に合わせた選び方を知っておくと、より失敗が少なくなります♪

低身長さん(155cm以下)向けの着こなし

身長が低めの方は、いくつかのポイントを押さえるだけで見違えるほどバランスが良くなります!

☑ クロップ丈やショート丈で重心を上げる
☑ 明るい色を上に持ってくると目線が上がる
☑ 縦長シルエットを意識する

トップスは短めの丈を選ぶことで、重心が上がって脚長効果が得られます。

おへその少し下くらいまでの丈が理想的です。

最近はクロップド丈のトップスも増えているので、ぜひ試してみてください。

トップスに明るい色や鮮やかな色を持ってくると、自然と視線が上に集まりますよ。

白やベージュ、パステルカラーなどがおすすめです。

ワイドパンツを暗めの色にすると、引き締め効果も加わって一石二鳥です♪

ストライプ柄のトップスや、縦に長いネックレスなど、縦のラインを作る工夫をしましょう。

視覚的に縦長に見える効果があります。

Vネックのトップスも、首元が縦に開くので効果的です。

ぽっちゃり体型さん向けの着こなし

体型が気になる方も、トップス選びのコツを知れば自信を持って着こなせます。

  • お腹まわりはAラインのトップスでカバー
  • デコルテ・手首・足首を出してメリハリをつける
  • 全身ゆるゆるは避ける

お腹周りが気になる場合は、裾に向かって少し広がるAラインのトップスが味方になります!
ウエストはフィットしていても、裾にゆとりがあるデザインです。

このタイプのトップスは、そのまま着てもバランスが取れるようにデザインされています。

華奢に見える部分は積極的に出すことで、全体がすっきりとした印象になります。

首元が詰まったトップスよりも、少し開いたデザインを選びましょう。

袖をまくって手首を見せるだけでも効果がありますよ。

体型をカバーしたいからといって、上下ともにゆったりしたアイテムを選ぶのは逆効果...
かえって大きく見えてしまいます。

ワイドパンツでボトムスはゆったりさせているので、トップスはコンパクトにまとめましょう。

これだけは避けて!ワイドパンツに合わないトップス

ここからは、避けたほうが良いトップスについて解説します。

知っておくだけで失敗を防げるので、チェックしておきましょう♪

☑ ロング丈やチュニック丈のトップス
☑ ボリューム袖のオーバーサイズトップス
☑ 腰回りでもたつく厚手素材

お尻がすっぽり隠れるほどのロング丈や、チュニック丈のトップスはワイドパンツには向きません...
上下ともにボリュームが出てしまい、どこがウエストかわからなくなります。

体型カバーのつもりで選んでも、かえって太って見える原因になります。

パフスリーブやドルマンスリーブなど、袖にボリュームのあるトップスは要注意です。

ワイドパンツと合わせると、全体的にもっさりとした印象になってしまいます。

袖がボリューミーなトップスを着たいときは、細身のボトムスと合わせましょう。

厚手のスウェットやトレーナーなど、生地が分厚いトップスはワイドパンツとの相性が悪いです。

特に腰回りでもたつくと、着ぶくれして見えます。

どうしても着たい場合は、必ずウエストインして着るようにしてください。

【色・柄で差をつける】トップスの選び方

形だけでなく、色や柄の選び方も大切です♪
ちょっとした工夫で印象が変わりますよ。

1. 迷ったら「トップス明るめ×パンツ暗め」が正解

色選びで迷ったときは、上半身を明るく下半身を暗くする配色がおすすめです。

視線が自然と上に集まり、スタイルアップして見えます!

白やベージュのトップスに、黒やネイビーのワイドパンツという組み合わせは失敗しにくい定番です。

2. ワントーンコーデは縦長効果でスタイルアップ

同じ色系統でまとめるワントーンコーデも、ワイドパンツには効果的です。

上下の境目が曖昧になることで、縦長のラインが強調されます。

ベージュやグレーなど、ナチュラルな色でまとめると大人っぽい印象になりますよ。

3. 柄物トップスは小さめ柄を選ぶ

トップスに柄を取り入れたいときは、小さめの柄を選びましょう。

大きな柄は膨張して見えやすく、ワイドパンツとのバランスが取りにくくなります...

ボーダーなら細めのピッチ、花柄なら小花柄がおすすめです♪

朝迷わない!ワイドパンツとトップスの組み合わせパターン

具体的な組み合わせ例をいくつか紹介します。

明日からすぐに真似できる実践的なコーディネートです♪

カジュアル派なら「白Tシャツ×デニムワイドパンツ」

休日のリラックスコーデには、白のTシャツとデニムのワイドパンツが最適です。

Tシャツは前だけ軽くインして、こなれ感を出しましょう。

足元はスニーカーでラフに、小物でアクセントをつけると完成度が上がります!

きれいめなら「ブラウス×黒ワイドパンツ」

少しきちんとした場面には、とろみ素材のブラウスと黒のワイドパンツがぴったりです。

ブラウスは全部インして、きれいなシルエットを作りましょう。

パンプスを合わせれば、オフィスや食事会にも対応できますよ。

オフィスなら「ニット×ベージュワイドパンツ」

通勤コーデなら、薄手のニットとベージュのワイドパンツが使いやすい組み合わせです。

ニットはウエストにインして、ジャケットを羽織ればきちんと感が出ます。

ベージュは優しい印象なので、職場でも好印象です♪

休日なら「ボーダーカットソー×カーキワイドパンツ」

カジュアルな休日には、ボーダーのカットソーとカーキのワイドパンツがおしゃれです。

ボーダーは細めのピッチを選ぶと、すっきりと着こなせます。

カーキの落ち着いた色味が、大人のカジュアルコーデにちょうど良いバランスです。

トップスの素材で印象が変わる!季節別の選び方

季節に合わせて素材を選ぶことで、より快適におしゃれを楽しめます♪

春夏は軽やかな素材でバランスを取る

暖かい季節には、見た目も涼しげな素材を選びましょう。

リネンやコットンなど、天然素材のトップスは通気性が良く快適です。

さらりとした質感が、春夏のワイドパンツコーデに軽やかさを加えます。

少しシワになっても、それがナチュラルな雰囲気として受け入れられるのも魅力です♪

透け感のあるシアー素材は、重たくなりがちなワイドパンツを軽やかに見せてくれます。

中にキャミソールやタンクトップを重ねて着るのが基本です。

透けすぎないものを選べば、オフィスでも使えますよ。

秋冬はトップスで暖かさを確保

寒い季節は、防寒もしながらバランスを保つ工夫が必要です。

秋冬の定番であるニットは、なるべく薄手のものを選びましょう。

厚手のニットはどうしてももこもこして見えてしまいます...
カシミヤやメリノウールなど、薄くても暖かい素材がおすすめです。

インナーを重ねて防寒する場合、もたつかないように薄手のものを選んでください。

ヒートテックなど、薄くて暖かい機能性インナーが便利です。

何枚も重ねすぎると、着ぶくれの原因になるので注意しましょう。

靴とのバランスも重要!トップスと一緒に考える

ワイドパンツコーデは、靴選びもトップス選びと同じくらい大切です♪

  • スニーカー合わせ → トップスで女性らしさをプラス
  • パンプス合わせ → カジュアルトップスでも上品に
  • ブーツ合わせ → 足首が見える丈を選ぶ

スニーカーはカジュアルなアイテムなので、トップスで女性らしさを加えるとバランスが取れます。

ブラウスやとろみ素材のカットソーなど、柔らかい印象のトップスを選びましょう。

全体がカジュアルになりすぎないよう、どこかに上品な要素を入れることがポイントです!

パンプスを合わせると、自然ときれいめな印象になります。

トップスがTシャツやカットソーなどカジュアルでも、全体として上品にまとまりますよ。

ヒールがあると脚長効果も加わり、より美しいシルエットが完成します。

ショートブーツを合わせるなら、ワイドパンツは足首が見えるクロップド丈がベストです。

ブーツインするスタイルも良いですが、慣れていないと難しいかもしれません。

足首を見せたほうが、重たくならず軽やかな印象になります。

よくある質問|ワイドパンツに合うトップスの悩み

実際によく寄せられる質問に答えていきます♪

Q. トップスインが苦手ですがどうすればいい?

全部きっちり入れる必要はありません!
前だけを軽く入れるフロントインや、おへそあたりだけを入れるフレンチタックから始めてみましょう。

慣れてくれば、自然にできるようになります。

もしくは、最初から短い丈のトップスを選ぶという方法もありますよ。

Q. 手持ちのトップスが全部ロング丈なのですが?

ロング丈のトップスしかない場合は、必ずウエストにインして着てください。

そのまま着るとバランスが悪くなってしまいます...

インするのが難しければ、新しく短めの丈のトップスを1、2枚買い足すことをおすすめします。

Q. 胸が大きいとトップスがもたついて見えます

胸が大きい方は、体に沿うシルエットのトップスを選ぶとかえってすっきり見えます。

ゆったりしたトップスのほうが大きく見えてしまうことが多いんです。

Vネックなど首元が開いたデザインを選ぶと、視線が分散されてバランスが取りやすくなりますよ♪

Q. 二の腕が気になってタイトなトップスが着られません

二の腕が気になる場合は、五分袖や七分袖のトップスを選びましょう。

肘のあたりまで袖があれば、二の腕は自然にカバーされます。

タイトといっても、ノースリーブや半袖を選ぶ必要はありません!
袖がある程度の長さがあれば、体のラインに沿ったシルエットでも問題なく着られます。

まとめ|ワイドパンツに合うトップスはバランスが命

ワイドパンツに合うトップス選びは、難しく考える必要はありません♪
基本のルールさえ押さえておけば、誰でもおしゃれに着こなせます。

大切なのは次の3つです。

  1. トップスはコンパクトなシルエットを選ぶ
    ボトムスにボリュームがある分、上半身はすっきりとまとめましょう。

  2. ウエスト位置をはっきりさせる
    トップスをインするか、短い丈を選んで脚長効果を狙います。

  3. 自分の体型に合った選び方を知る
    低身長さんなら重心を上げる工夫を、ぽっちゃりさんなら華奢な部分を見せる工夫をすれば良いんです!

この記事で紹介したポイントを参考に、明日からのコーディネートに活かしてみてください。

手持ちのアイテムでも、組み合わせ方を変えるだけで新鮮な印象になるはずです♪