基礎知識 - 体型カバーパンツって何が違うの?
体型カバーパンツとは、気になる部分を目立たせないデザインや素材で作られたボトムスのこと。
普通のパンツとの大きな違いは、シルエットにゆとりがあることです♪タイトすぎず、かといってダボダボすぎない絶妙なバランスで作られています。
体型カバーパンツの3つの特徴
適度なゆとりがある
ヒップや太ももに余裕があるため、ラインを拾いすぎません縦のラインを強調するデザイン
センタープレスやフレアシルエットなど、視線を縦に誘導する工夫がされていますストレッチ性のある素材
動きやすく、長時間履いても快適です!
カバーできる体型の悩み
体型カバーパンツは、こんな悩みに対応できます。
☑ お腹周りのぽっこり感
☑ お尻や太ももの張り
☑ 脚全体の太さや形
お腹周りが気になる方には、ハイウエストデザインがおすすめ。
ウエスト位置を高く見せることで、スタイルアップ効果が期待できます♪
お尻や太ももの張りが気になる場合は、ヒップ周りにゆとりのあるシルエットを選ぶと安心。
脚全体をカバーしたい方は、ロング丈を選びつつ、足首を見せることで抜け感を出すのがポイントです!
要注意!20代が避けるべき「老け見えパンツ」
20代の体型カバーパンツ選びで最も注意したいのが、老け見えしてしまうこと...。
NGパンツの3つの特徴
☑ サイズ感が大きすぎる
☑ 地味すぎる色やデザイン
☑ 古臭いシルエット
体型カバーを意識しすぎて、必要以上に大きなサイズを選んでしまうのは避けましょう!ダボダボのパンツは、かえって太って見えたり、だらしない印象を与えたりします。
適度なゆとりがあっても、全体のシルエットが整っているものを選ぶことが大切です。
黒や紺、ベージュといった定番カラーは使いやすいものの、地味なデザインでは20代らしさが失われてしまいます。
無難すぎる選択は、年齢より上に見られる原因に...。
後ほど詳しく解説しますが、くすみカラーなど今っぽいカラーを取り入れることで、この問題は解決できます♪
流行遅れのシルエットも、老け見えの原因です。
数年前に流行したデザインをそのまま着ると、時代遅れな印象になってしまいます。
20代らしい今っぽさを保つコツ
トレンドを完全に無視するのではなく、ベーシックなアイテムに少しだけトレンド要素を加えること!これがポイントです。
シルエット別!体型カバーパンツの選び方
体型カバーパンツには、さまざまなシルエットがあります。
自分の体型や好みに合わせて選びましょう♪
テーパードパンツ - 20代に一番おすすめ!
テーパードパンツとは、腰回りにゆとりがあり、裾に向かって細くなっていくシルエットのパンツです。
20代の体型カバーパンツとして最もおすすめしたいのが、センタープレス入りのテーパードパンツ!
テーパードパンツのメリット
☑ 脚がまっすぐに見える(センタープレス効果)
☑ 太ももやヒップを強調しない
☑ 大人っぽい印象になる
☑ きれいめにもカジュアルにも使える
センタープレスとは、パンツの前面に入った折り目のこと。
この一本のラインが脚をまっすぐに見せてくれます。
スキニーパンツのように太ももやヒップを強調することなく、適度なゆとりで体型をカバー。
さらに、裾に向かって細くなるため、だらしなく見えません。
カジュアルすぎず、きちんと感もある。
この絶妙なバランスが、20代の体型カバーパンツに最適な理由です♪
ワイドパンツ - 定番で失敗しにくい
ワイドパンツは、太もも部分から裾まで幅広いシルエットのパンツ。
体のラインを拾わないため、体型カバー効果が高いアイテムです。
ただし、カジュアルすぎるデザインは子どもっぽく見える可能性があります...。
20代がワイドパンツを選ぶなら、素材や色選びに注意しましょう!
後述する「とろみ素材」や「くすみカラー」を選ぶことで、大人っぽい印象に仕上がります。
その他のシルエット
フレアパンツ
裾が広がったシルエットで、脚を長く見せる効果があります。
ヒップや太ももはしっかりカバーしつつ、裾の広がりで視線を分散。
ヒールと合わせると、より脚長効果が高まります♪
ガウチョパンツ
ワイドパンツよりも丈が短く、七分丈から八分丈程度のもの。
動きやすく、涼しげな印象になりますが、カジュアル度が高いため、素材や合わせるトップス次第では子どもっぽくなりがち。
きれいめな素材を選んだり、大人っぽいトップスと組み合わせたりする工夫が必要です。
バルーンパンツ
裾にかけて丸みを帯びたシルエットのパンツ。
トレンド感があり、個性的な印象を与えます。
体型カバー効果は高いものの、着こなしのハードルも高め。
ファッション初心者の方は、まずテーパードパンツやワイドパンツから始めて、慣れてきたら挑戦すると良いでしょう。
お悩み別!失敗しないパンツの選び方
自分の体型の悩みに合わせてパンツを選ぶことで、より効果的に体型カバーができます♪
お腹周りが気になる人
おすすめポイント
☑ ハイウエストのパンツを選ぶ
☑ ウエスト位置が高いと脚が長く見える
☑ ゴム部分が太すぎないものを選ぶ
ウエストゴムのパンツは楽ですが、選び方を間違えると野暮ったく見えることも...。
外側にゴムが見えないデザインを選ぶと、すっきりした印象になります!
お尻や太ももが気になる人
「スキニーパンツを履くと太ももが強調される...」
「お尻のラインが気になる!」
これは、20代女性に最も多い悩みの一つです。
細身のパンツは確かにスタイリッシュですが、体のラインをそのまま拾ってしまいます。
特に太ももやヒップ部分は、生地が引っ張られて実際よりも大きく見えることも。
解決策
- ヒップ周りに適度なゆとりがあるデザインを選ぶ
- テーパードパンツで太もも部分にゆとりを持たせる
- センタープレスですっきりとした印象をキープ
ポイントは「タイトすぎず、ダボダボすぎない」絶妙なバランスを見つけることです♪
脚全体をカバーしたい人
脚全体をカバーしたい場合は、ロング丈のパンツがおすすめ。
抜け感を出すコツ
足首という細い部分を見せることで、全体が引き締まって見えます!パンプスやローファーと合わせると、さらにすっきりとした印象になるでしょう。
おしゃれに見せる!おすすめカラーの選び方
パンツの色選びは、印象を大きく左右する重要なポイントです♪
まずは定番カラーをチェック
基本の3色
- 黒パンツ - 引き締め効果抜群!ただし重たく見えないように、トップスに明るい色を
- ネイビー - 知的で落ち着いた印象。
黒よりも柔らかい雰囲気に - ベージュ - 抜け感があり、春夏に特におすすめ
どれも使いやすく、コーディネートしやすい色です。
今っぽさが出る「くすみカラー」に挑戦!
定番カラーに加えて、20代にぜひ取り入れてほしいのがくすみカラー。
くすみカラーとは、グレーがかった柔らかい色味のこと。
定番カラーよりも今っぽさがあり、子どもっぽさを回避できます♪
おすすめくすみカラー3選
☑ ラベンダー
女性らしさと大人っぽさを両立できるカラー!淡いパープルは、春夏のコーディネートに爽やかさをプラスします。
☑ モカ
こなれ感のある茶系のカラー。
ベージュよりも深みがあり、秋冬のコーディネートに最適です。
☑ ブルーグレー
爽やかで上品な印象。
ネイビーよりも軽やかで、オフィスカジュアルにも使いやすいでしょう。
カジュアルなワイドパンツやガウチョパンツも、くすみカラーを選ぶことで大人っぽく着こなせます!
デニムや柄物も取り入れて
デニムは普段使いしやすい定番素材。
カジュアルながらも、きれいめなトップスと合わせればオンオフ両用で使えます。
柄物に挑戦するなら...
- ストライプで縦長効果を狙う
- チェック柄は細かめのものを選ぶ
柄物は難易度が高いので、まずは無地から始めて、慣れてきたらチャレンジするのがおすすめです♪
素材選びで印象が変わる!季節別おすすめ素材
パンツの素材選びは、季節感や印象を左右する重要なポイントです。
20代に最適な「とろみ・落ち感」のある素材
20代の体型カバーパンツ選びで特に重要なのが、素材選び!
おすすめは、とろみや落ち感のある生地です♪
とろみ素材のメリット
☑ 体のラインを拾いすぎない
☑ 20代らしい軽やかさがある
☑ 女性らしい柔らかい雰囲気
☑ 動きに合わせて自然に揺れる
とろみ素材とは、レーヨンやポリエステルが混ざった柔らかい生地のこと。
体に沿うように落ちるため、適度にカバーしてくれます。
硬い素材のパンツは、きちんとした印象になる反面、20代らしい軽やかさに欠けることも...。
とろみ素材なら、体型カバーと20代らしい軽やかな印象を両立できます!
春夏におすすめの素材
涼しく軽やかな素材を選ぼう♪
- 綿麻素材 - 通気性が良く暑い季節に最適。
ナチュラルな風合いでリラックス感を演出 - 薄手のデニム - 春夏の定番素材
- レーヨン・ポリエステル混のとろみ素材 - 涼しげな印象を与えます
秋冬におすすめの素材
温かみのある素材で季節感を
- ウール混の素材 - 暖かく、きちんと感も出ます
- コーデュロイ - 秋冬らしい季節感のある素材
- 厚手のコットン - カジュアルながらも暖かい
- 落ち感のあるニット素材 - 柔らかい印象で体型カバー効果も高い!
これで解決!よくある失敗パターンと対処法
体型カバーパンツ選びで、多くの人が陥りがちな失敗パターンを紹介します。
失敗パターン① 細身パンツで太ももやヒップが強調される
こんな経験ありませんか?
「スキニーパンツを履いたら、太ももが余計に目立った...」
「お尻のラインがくっきり出てしまう!」
スキニーパンツやタイトすぎるパンツは、体のラインをそのまま出してしまいます。
特に太ももやヒップ部分は、生地が引っ張られて余計に目立つことも。
解決策はコレ!
☑ テーパードパンツで適度なゆとりを確保
☑ 太もも部分にゆとりがあるデザインを選ぶ
☑ センタープレスですっきり見せ
失敗パターン② ダボダボすぎて逆に太って見える
体型カバーを意識しすぎて、大きすぎるサイズを選んでしまうのも失敗の一つ...。
必要以上にゆとりがあると、かえって太って見えたり、だらしない印象になったりします。
チェックポイント
- 試着して、ヒップや太もも部分に適度なゆとりがあるか確認
- 座ったときにも窮屈でなく、立ったときにダボつかない
- ちょうど良いサイズを見つけることが大切!
失敗パターン③ カジュアルすぎて子どもっぽくなる
ワイドパンツやガウチョパンツは、カジュアルなアイテム。
選び方を間違えると、子どもっぽい印象になってしまいます。
大人っぽく着こなすコツ
- とろみ素材やくすみカラーを選ぶ
- トップスをコンパクトなものにする
- きれいめなアイテムと組み合わせる
同じシルエットでも、素材や色で大人っぽい印象になります♪
失敗パターン④ トレンド重視で着こなせない
バルーンパンツなど、トレンド感の強いシルエットは着こなしが難しいもの。
個性的すぎて、日常使いしにくいこともあるでしょう。
初心者におすすめのアプローチ
☑ まずベーシックなシルエットから始める
☑ 色や素材で今っぽさを出す
☑ トレンドは小物で取り入れる
テーパードパンツやワイドパンツなど、定番のシルエットでも、色や素材を工夫すれば十分に今っぽく見えます!
よくある質問Q&A
Q1. スキニーパンツは諦めるべきですか?
体型カバーを重視するなら、スキニーパンツは避けた方が無難です。
ただし、完全に諦める必要はありません!
スキニーを履きたい場合の工夫
- ロング丈のトップスと合わせて、ヒップ周りをカバー
- ストレッチ性の高い素材を選ぶ
- スキニーよりも少しゆとりのあるスリムパンツという選択肢も
Q2. センタープレスは必要ですか?
センタープレスは必須ではありませんが、あると脚をまっすぐに見せる効果があります♪
特にテーパードパンツの場合、センタープレスがあることできちんと感が出ます。
カジュアルすぎる印象を避けたい方や、オフィスでも使えるパンツを探している方には、センタープレス入りをおすすめします。
Q3. 夏でも暑苦しくならないパンツはありますか?
夏用の体型カバーパンツなら、素材選びが重要です!
☑ 綿麻素材やレーヨン混のとろみ素材(通気性が良い)
☑ 薄手のデニム
☑ 明るいベージュやブルーグレーなど涼しげなカラー
黒よりも明るい色を選ぶと、見た目も涼しげになります。
Q4. とろみ素材は洗濯が大変ですか?
とろみ素材は、洗濯表示を確認することが大切です。
多くのとろみ素材のパンツは、家庭で洗濯できます。
ただし、洗濯ネットに入れて優しく洗うことをおすすめします。
手入れが気になる方は、洗濯機で丸洗いできるポリエステル混の素材を選ぶと、日常使いしやすくなります♪
Q5. くすみカラーは顔色が悪く見えませんか?
くすみカラーのパンツは、ボトムスなので顔色への影響は少ないでしょう。
もし気になる場合は...
- トップスに明るい色や鮮やかな色を持ってくる
- アクセサリーで華やかさをプラス
- メイクで顔周りを明るく見せる
くすみカラーは落ち着いた印象を与えるため、大人っぽいコーディネートに仕上がります!
まとめ - 20代の体型カバーパンツ選び、3つのポイント
20代の体型カバーパンツ選びは、体型をカバーしつつ、おしゃれで今っぽい印象を保つことが大切です♪
この記事で紹介した3つのポイント
センタープレス入りのテーパードパンツ
適度なゆとりで体型をカバーしながら、きちんと感も演出。
スキニーパンツで太ももやヒップが気になっていた方も、これなら安心して履けます!くすみカラーの活用
ラベンダー、モカ、ブルーグレーなど、今っぽいカラーを取り入れることで、定番シルエットでもおしゃれに見えます。
カジュアルなワイドパンツも、くすみカラーを選べば大人っぽく着こなせるでしょう。とろみや落ち感のある素材選び
20代らしい軽やかさと体型カバーを両立できる、理想的な素材です♪
体型カバーパンツは、決して地味で老けて見えるものではありません!
素材や色、シルエットを工夫すれば、おしゃれと体型カバーの両立は十分に可能です。
まずは1本、自分に合ったパンツを見つけることから始めてみましょう。
この記事が、あなたのパンツ選びの参考になれば幸いです♪