ワイドパンツにブーツを合わせるときの基本ルール

ワイドパンツとブーツを上手に組み合わせるには、いくつかの基本を押さえておくことが大切です。

難しいテクニックは必要ありませんよ♪

パンツの丈で印象が変わる

パンツの丈は、全体のバランスを左右する重要なポイントになります!

☑ 床につくほど長い丈 → 重たく見えやすい
☑ 短すぎる丈 → 中途半端な印象に

ブーツと合わせる場合、足首が少し見えるくらいの丈が最もバランスが取りやすいです。

ショートブーツなら足首がしっかり見える長さ、ロングブーツなら裾がブーツの履き口に軽くかかる程度が理想的でしょう。

ブーツの高さとのバランスが大切

ブーツの高さによって、パンツとの相性が変わってきます。

  • ショートブーツ → 足首が見えて抜け感が出る
  • ロングブーツ → 脚のラインを長く見せる効果あり

ワイドパンツは横に広がるシルエットなので、ブーツで縦のラインを意識するとすっきりまとまります♪
特に身長が低めの方は、ヒールのあるブーツを選ぶと脚長効果が期待できるでしょう。

靴下の見せ方で季節感を調整

足首が見える丈のパンツなら、靴下を見せる着こなしも楽しめます!
ブーツから少しだけ靴下をのぞかせると、こなれた雰囲気になるでしょう。

秋口は薄手の靴下で軽やかに、冬は厚手のものでしっかり防寒しながらおしゃれを楽しめます。

靴下の色をパンツやブーツと合わせると統一感が出ますし、あえて差し色にしてもアクセントになりますよ♪

ブーツの種類別|合わせやすいパンツの丈

ブーツにはさまざまな種類があり、それぞれに相性の良いパンツの丈があります。

手持ちのブーツに合わせて選ぶと失敗が少なくなりますよ!

ショートブーツには足首が見える丈

くるぶしから5〜10センチほど上がった位置で裾が終わるくらいが、すっきりと見えます。

足首がしっかり見えることで抜け感が生まれ、重たくなりがちな秋冬コーデも軽やかな印象に♪
ショートブーツは歩きやすさも魅力なので、日常使いにも向いているでしょう。

ロングブーツにはすっきりしたシルエット

パンツの裾がブーツの上にかかる程度の丈が適しています。

あまり長すぎるとブーツに引っかかって歩きにくくなるため注意が必要です!

ブーツインするなら、パンツの素材が薄めでもたつかないものを選ぶとスマートに収まります。

太ももまであるニーハイブーツの場合は、パンツインして脚のラインを強調する着こなしも素敵です。

ブーティには少し短めの丈感

足首より上、ふくらはぎの一番細い部分で裾が終わるくらいが理想的でしょう。

ブーティはヒールが高めのものが多いため、脚長効果も期待できます。

ただし面積が小さい分、足元が華奢に見えすぎる場合もあるので、パンツの生地感とのバランスを考えましょう。

ブーツインとアウト、どっちがいい?

ワイドパンツをブーツインするか、外に出して履くかは好みが分かれるポイントです。

それぞれの特徴を理解して、自分に合う方を選びましょう♪

ブーツインが似合うワイドパンツの特徴

ブーツインに向いているのは、こんなパンツです。

☑ 薄手で柔らかい素材
☑ 裾に向かって少しテーパードがかかっている
☑ ヒップ周りにゆとりがある

デニムやコーデュロイなど厚みのある生地は、ブーツの中でもたついてしまうので要注意...!

アウトで履くときの裾の処理

パンツを外に出して履く場合は、裾がブーツの履き口にかかるくらいの長さにします。

引きずるほど長いと歩きにくいですし、短すぎると中途半端に見えてしまいます。

裾が広がりすぎているパンツは、ブーツに引っかかりやすいため注意が必要です。

少しだけロールアップして調整するのも、こなれ感が出ておすすめですよ♪

身長別に見るおすすめの履き方

  • 身長が低めの方 → ブーツインで脚を長く見せる
  • 身長が高めの方 → アウトで履いてもバランスが取りやすい

ただし全身のバランスを見ながら、自分に似合う方を試してみることをおすすめします!

太って見えない着こなしのコツ

ワイドパンツは楽ちんで便利ですが、着こなし方によっては太って見えることも...
いくつかのポイントを意識するだけで、すっきりとした印象になりますよ!

トップスの選び方で全体がすっきり

下半身にボリュームがあるワイドパンツには、トップスはコンパクトにまとめるのが基本です。

  1. 体にフィットしたニット
  2. ウエストインしたブラウス
  3. 短め丈のトップス

オーバーサイズのトップスを合わせると、上下ともにゆったりして全体が膨張して見えます。

どちらかを引き算することで、メリハリのあるシルエットが作れますよ♪

ウエスト位置を高く見せる工夫

ウエスト位置が高く見えると、脚が長く見える効果があります!

☑ ハイウエストデザインのワイドパンツを選ぶ
☑ ベルトでウエストマークする
☑ トップスをウエストインする

全部入れるのに抵抗がある場合は、前だけ入れる方法でも十分効果的でしょう。

色の組み合わせで縦ラインを強調

上下を同系色でまとめると、縦のラインが強調されてすっきり見えます。

特に濃い色を選ぶと引き締め効果があり、スタイルアップにつながるでしょう。

ブーツもパンツと同じ色にすると、脚が長く見える視覚効果が生まれます。

黒のワイドパンツに黒のブーツという組み合わせは、失敗が少ない定番スタイルです!

体型別|ワイドパンツとブーツの相性

体型によって似合うワイドパンツとブーツの組み合わせは変わってきます。

自分の体型に合った選び方を知っておくと便利ですよ♪

低身長さんが脚長に見せる方法

☑ ハイウエストのワイドパンツ
☑ ヒールブーツを合わせる
☑ パンツとブーツを同じ色にする

丈は少し短めにして足首を見せると、全体のバランスが良くなるでしょう。

厚底のブーツもおすすめですが、歩きやすさも考えて選んでくださいね!

下半身が気になる人向けのシルエット作り

腰周りやお尻が気になる方は、ストンと落ちるストレートシルエットのワイドパンツがおすすめです。

裾に向かって広がりすぎないデザインを選ぶと、すっきり見えるでしょう。

トップスは短めか、ウエストインしてメリハリをつけます。

ブーツはヒールのあるものを選ぶと、視線が上に向いて全体のバランスが整いますよ♪

よくある失敗パターンと解決策

ワイドパンツとブーツの組み合わせで失敗しがちなポイントを知っておくと安心です!
簡単な対処法も一緒に確認しましょう。

バランスが悪く見えてしまうとき

全体のバランスが悪く感じる原因はこちら...

  1. トップスとボトムスの分量が合っていない
  2. パンツの丈が長すぎる or 短すぎる
  3. 全体的に色が暗すぎる

下半身にボリュームがあるなら、上半身はコンパクトにまとめてみてください。

自分の身長とブーツの高さに合わせて、適切な丈を選ぶことが大切ですよ♪

野暮ったい印象になる原因

野暮ったく見える原因の一つは、全体的に色が暗すぎることです。

黒やネイビーなど濃い色ばかりだと、重たい印象になってしまいます。

トップスに明るい色を持ってきたり、小物で差し色を入れたりすると垢抜けて見えるでしょう。

また、古いデザインのブーツを履いていると、全体が古臭く見えることもあるので要注意...!

足元が重たく感じる場合の対処法

ブーツが重たく感じるときの解決策はこちら。

☑ 足首を出して肌見せ面積を増やす
☑ パンツの丈を短くする
☑ ブーツの色を明るめにする

ベージュやブラウンなど、軽さを感じさせる色を選んでみてください♪

季節ごとの着こなしアイデア

季節に合わせて素材や色を変えることで、一年中ワイドパンツとブーツのコーデを楽しめます♪
それぞれの季節に合った工夫を紹介しましょう。

秋は軽めの素材で抜け感を

秋口はまだ暑い日もあるため、薄手の素材を選ぶと快適です。

  • リネン混
  • レーヨン
  • 薄手のコットン

ブーツは足首が見えるショート丈にして、重たくなりすぎないようにします。

ベージュやカーキなど、秋らしい色を取り入れると季節感が出ますよ!

冬はタイツとの重ね方がポイント

寒い冬は、タイツと組み合わせて防寒対策をしましょう。

ただしタイツが見えすぎると野暮ったくなるため、ブーツとパンツの間から少しだけ見える程度にします。

黒のタイツなら、黒のブーツと合わせると目立ちにくくなります。

厚手のウールやコーデュロイのパンツで、暖かさとおしゃれを両立できるでしょう。

春先は明るい色で軽やかに

春になったら、明るい色のワイドパンツを取り入れてみましょう♪

☑ ベージュ
☑ 白
☑ ライトグレー

ブーツも茶色やライトグレーなど、柔らかい色味にすると季節感が出ます。

足首をしっかり見せて、春らしい抜け感を演出するのがおすすめです!

シーン別コーディネート

着ていく場所によって、ワイドパンツとブーツの合わせ方を変えると印象が変わります。

シーンに合ったスタイリングを意識してみてくださいね♪

通勤・オフィスカジュアル向け

オフィスカジュアルなら、きちんと感のある素材を選びましょう!

  1. ウール混やポリエステルのワイドパンツ
  2. シンプルなショートブーツ
  3. 落ち着いた色味(黒・ネイビー・グレー)

トップスはブラウスやニットで上品にまとめ、アクセサリーは控えめにするとバランスが良いでしょう。

休日のリラックスコーデ

休日は楽ちんさを重視して、デニムやコットン素材のワイドパンツが活躍します。

カジュアルなブーツやスニーカーブーツと合わせて、動きやすいスタイルにしましょう。

トップスはパーカーやスウェットなど、リラックス感のあるアイテムが似合います。

バッグも大きめのトートやリュックにすれば、お出かけにも便利ですよ♪

ちょっとしたお出かけに

友達とのランチやカフェに行くときは、少しおしゃれ感を出したいところです!

☑ きれいめ素材のワイドパンツ
☑ ヒールのあるブーツ
☑ 小ぶりのバッグやアクセサリー

トップスはブラウスやきれいめニットにして、小物で遊び心を加えると特別感が出ます。

ワイドパンツに合わせるブーツ選びのポイント

最後に、ワイドパンツに合わせやすいブーツを選ぶときのポイントをまとめます。

購入前にチェックしてみてくださいね♪

ヒールの高さで変わる印象

ヒールの高さは、全体の印象を大きく左右します!

  • ローヒール → カジュアルで歩きやすい、日常使いに最適
  • ミドルヒール → 程よくきちんと見える、通勤にも使える
  • ハイヒール → 脚長効果が高い、お出かけやパーティーに

つま先の形で雰囲気が決まる

☑ ラウンドトゥ(丸いつま先) → 優しい印象、カジュアル向き
☑ ポインテッドトゥ(尖ったつま先) → きちんと感、オフィス向き
☑ スクエアトゥ(四角いつま先) → 今っぽい印象、トレンド感

色選びで失敗しないための基準

ブーツの色選びに迷ったら、まずは黒を選ぶと失敗が少ないでしょう。

どんな色のパンツにも合わせやすく、着回し力が高いです!

  1. → どんな色にも合う、着回し力抜群
  2. 茶色・ベージュ → 柔らかい印象、カジュアル向き
  3. グレー・ネイビー → 上品な印象、きれいめコーデに

手持ちの服の色味に合わせて選んでみてください♪

手持ちのアイテムで今すぐできる工夫

新しく買わなくても、手持ちのアイテムを少し工夫するだけで印象が変わります!
すぐに試せる方法を紹介しましょう♪

パンツの裾を折り返す方法

パンツの丈が長すぎる場合は、裾を折り返してみてください。

☑ 1〜2回折るだけでOK
☑ 折り返す幅は3〜5センチくらい
☑ きっちり折るよりラフに折る方がこなれ感が出る

足首が見えてすっきりした印象になりますよ!

ベルトで視線を上に集める

ウエストにベルトをすることで、視線が上に集まって脚長効果が生まれます。

  • パンツと同じ色のベルト → 自然になじむ
  • 違う色のベルト → 差し色として使える
  • 細めのベルト → きれいめに
  • 太めのベルト → カジュアルに

手持ちのベルトで試してみてください♪

インナーの丈を調整してバランスを取る

トップスの丈が長すぎると、ウエスト位置がわかりにくくなります...

  1. フロントインで前だけをパンツに入れる
  2. サイドだけ少し入れる
  3. 全部入れてベルトでウエストマーク

鏡を見ながら、自分に似合うインの仕方を探してみてくださいね!

まとめ|自分に似合う組み合わせを見つけよう

ワイドパンツとブーツの合わせ方は、丈とバランスが重要なポイントです!
基本のルールを押さえつつ、自分の体型や好みに合わせて調整してみましょう。

最初は難しく感じるかもしれませんが、何度か試しているうちに自分に似合う組み合わせが見つかります♪
手持ちのアイテムでできる工夫から始めて、少しずつおしゃれの幅を広げていってくださいね。

失敗を恐れずに、いろいろな着こなしにチャレンジすることが上達への近道です。

この記事を参考に、ワイドパンツとブーツのコーディネートを楽しんでみてはいかがでしょうか?