1. ぽっちゃりさんが夏コーデで抱えがちな悩み

薄着になると体型が気になる理由

冬は重ね着やアウターで体型をカバーできますが、夏はそうはいきません。

トップス1枚、ワンピース1枚で過ごすことが多くなるため、体のラインが目立ちやすくなってしまうんです。
さらに、暑さ対策で薄手の生地を選ぶと、余計に体型を拾ってしまうことも...

こうした理由から、夏のファッションに苦手意識を持つ方が多いんですね。

気になる部位、パーツ別の夏の悩み

夏に特に気になるのが、この3つの部位です。

二の腕
半袖やノースリーブを着る機会が増える夏に最も気になる部位。
ノースリーブなんて絶対無理!という声も多いですよね。

お腹周り
薄手の生地だとぽっこりが目立ちやすい。
特にTシャツやカットソーなど、体にフィットする服を着ると気になります。

太もも
スカートやショートパンツを履くときに視線が集まりがち。
下半身のボリュームが気になって、ボトムス選びに悩む方も多いでしょう。

「隠すだけ」では解決しない夏のおしゃれ

体型が気になるからといって、ダボダボの服を選ぶのは逆効果になることがあります。

サイズが大きすぎる服は、かえって体を大きく見せてしまうんです。
また、暑い夏に重ね着をしすぎると、見た目も暑苦しくなってしまいますよね。

おしゃれを楽しむには、隠すのではなく「バランスを整える」という発想が必要なんです♪

2. 夏こそ実践したい着痩せの基本ルール

体を細く見せる3つのシルエット

着痩せコーデの基本は、シルエット作りにあります!

1. Iラインシルエット
縦のラインを強調して全体をすっきり見せる方法。
ストンと落ちるワンピースや、トップスとボトムスを同系色でまとめると効果的です。

2. Xラインシルエット
ウエスト部分を絞ってメリハリを作るスタイル。
ベルトやウエストマークのある服を選ぶと、自然とこのシルエットが完成します♪

3. Aラインシルエット
上半身をコンパクトに、下半身をゆったりさせる形。
気になる下半身をカバーしながら、全体のバランスを整えられます。

「3首見せ」で抜け感を作る方法

首、手首、足首を見せることで、コーデ全体が軽やかになります!

この3つの部位は体の中でも細い部分なので、見せることで華奢な印象を与えられるんです。
夏なら、Vネックのトップス、七分袖、足首が見える丈のパンツを選んでみましょう。

全身を覆うよりも、要所を出した方がすっきり見えますよ♪

色選びで印象が変わる、膨張色と引き締め色の使い分け

膨張色(明るい色)

  • 白やパステルカラーなど
  • 光を反射して膨張して見えることがある
  • 顔周りに持ってくると華やかに♪

引き締め色(暗めの色)

  • 黒、ネイビー、チャコールグレーなど
  • 引き締まった印象を与える
  • ボトムスに使うと効果的

夏に全身黒だと重く見えるので、上下どちらかに取り入れるのがおすすめです。

ジャストサイズとゆったりサイズの正しい選び方

体型が気になるからといって、すべてをゆったりサイズにする必要はありません!

大切なのは、上下のバランスです。

  • トップスをゆったり着る → ボトムスはすっきりシルエット
  • トップスをコンパクトに → ボトムスは少しゆとりのあるもの

メリハリをつけることで、全体がまとまります♪

3. 【骨格タイプ別】自分に似合う夏服の見つけ方

あなたはどのタイプ?簡単な骨格診断チェック

自分の骨格タイプを知ると、似合う服が見つけやすくなります!

鏡の前に立って、以下の質問に答えてみてください。

質問1 上半身と下半身、どちらにボリュームを感じますか?

  • A 上半身にボリュームがある
  • B 下半身にボリュームがある
  • C 全体的にがっしりしている

質問2 肌や体の質感はどうですか?

  • A ハリがあって筋肉質
  • B 柔らかくて脂肪を感じる
  • C 骨や関節がしっかりしている

診断結果

  • Aが多い → 骨格ストレート
  • Bが多い → 骨格ウェーブ
  • Cが多い → 骨格ナチュラル

骨格ストレートさんに似合う夏コーデ

骨格ストレートさんは、上半身に厚みがあり、メリハリのある体型が特徴です。

☑ 似合うデザイン
シンプルでベーシックなデザイン、Vネックなどすっきりした襟元

☑ おすすめアイテム
シャツワンピース、タイトスカート、テーパードパンツ、ウエストマークのあるデザイン

☑ 避けたいデザイン
フリルやギャザーなど装飾の多いアイテム

骨格ウェーブさんに似合う夏コーデ

骨格ウェーブさんは、下半身にボリュームがあり、曲線的な体型が特徴です。

柔らかい素材や、華やかなデザインが似合います♪

  • シフォンやレース素材
  • フレアスカート
  • ふんわりしたブラウス
  • Aラインのワンピース
  • ハイウエストのボトムス

トップスにボリュームを持たせて、ハイウエストで腰位置を高く見せると、バランスが良くなります!

骨格ナチュラルさんに似合う夏コーデ

骨格ナチュラルさんは、骨格がしっかりしていて、直線的な体型が特徴です。

ラフでリラックス感のある服装が似合います。
少し大きめのサイズや、自然素材のアイテムを着こなせるのも強みでしょう♪

夏なら、こんなアイテムがおすすめ!

  • リネンシャツ
  • ワイドパンツ
  • マキシ丈のワンピース

体にフィットしすぎない、程よいゆとりのあるシルエットを選びましょう。

4. 【アイテム別】着痩せして見える夏服の選び方

トップスで上半身をすっきり見せるコツ

袖の長さに注目!
二の腕が気になる場合は、五分袖や七分袖を選びましょう。
袖が二の腕の一番太い部分で終わっていると、かえって太さが目立ってしまいます。

首元はすっきりと
Vネックやボートネックなど、少し開きのあるデザインがおすすめ。
詰まった襟だと、顔周りが重たく見えることがあります。

素材選びも大切
薄すぎず厚すぎない程よい厚みのものを選びましょう♪

ボトムスで下半身をカバーする選び方

太ももが気になる方には、こんなボトムスがおすすめです!

  1. テーパードパンツ
    太もも周りにゆとりがあり、裾に向かって細くなるデザイン。
    下半身をカバーしながら、すっきりした印象を作れます。

  2. ワイドパンツ
    腰から裾まで幅があるデザイン。
    下半身全体をカバーできますが、トップスはコンパクトにまとめましょう。

  3. 膝下丈・ミモレ丈スカート
    気になる部分をカバーしながら、女性らしさも演出できる万能アイテム♪

ワンピース1枚で決まる体型カバーテクニック

ワンピースは、1枚でコーデが完成する便利なアイテムです!

選ぶときのポイントは以下の通り。

☑ ウエスト部分に切り替えやベルトがあるもの
→ 自然とXラインシルエットが作れます

☑ Iラインのシャツワンピース
→ 縦のラインを強調できるので着痩せ効果大

☑ 柄選びは慎重に
→ 縦ストライプや小さめの柄がおすすめ。
大きな柄は体を大きく見せてしまうことがあります。

羽織りもので二の腕をさりげなく隠す

夏でも使える薄手の羽織りは、体型カバーの強い味方です♪

シアー素材のシャツやカーディガンなら、暑苦しく見えません。
冷房対策にもなるので、室内外の温度差が気になる方にもおすすめでしょう。

羽織り選びのポイント

  • お尻が隠れるくらいの長さがあると、気になる部分をカバーできます
  • 袖をまくって手首を見せると、こなれた印象に

5. これだけは避けて!夏のNGコーデ

上下ともゆったりは着太りの原因

トップスもボトムスもゆったりしたサイズを選ぶと、メリハリがなくなります。

体のどこが細いのか分からなくなり、全体的に大きく見えてしまうんです。
楽だからといって、すべてをオーバーサイズにするのは避けましょう!

どちらかをゆったり、どちらかをすっきりさせるバランスが大切です。

明るい色の全身コーデが危険な理由

白やベージュなど、明るい色を上下に使うと膨張して見えます。

さらに、全体がぼんやりとした印象になり、メリハリが失われてしまうんです...明るい色を着たいときは、どちらか一方だけにしましょう♪

おすすめの組み合わせ

  • トップスに明るい色 → ボトムスは引き締め色
  • ボトムスに明るい色 → トップスは引き締め色

6. 年代別おすすめ夏コーデ

【20代】トレンドも楽しむ夏のコーデ

カジュアルで動きやすいデイリースタイル
Tシャツにワイドパンツを合わせたシンプルなコーデは、動きやすさとおしゃれを両立できます。
足元はスニーカーで、とことんカジュアルに♪

デートにも使えるフェミニンな着こなし
ブラウスとスカートの組み合わせは、きちんと感がありながら体型もカバーできます。
袖にボリュームのあるデザインを選ぶと華やかです!

シアー素材で涼しく体型カバー
透け感のあるシアーシャツをTシャツの上から羽織れば、二の腕をカバーしながらおしゃれに見えます♪

【30代】大人っぽさと着痩せを両立する夏コーデ

きれいめシャツで知的な印象を
少しオーバーサイズのシャツを選べば、体型カバーとトレンド感を同時に手に入れられます。
パンツにインして着ると、ウエストマークができてすっきり見えるでしょう。

ロングスカートで下半身をカバー
マキシ丈やミモレ丈なら、太ももからふくらはぎまで隠せます。
足首が見える長さを選ぶと、重たくなりすぎません!

オフィスでも浮かない通勤スタイル
カットソーにテーパードパンツの組み合わせは、シンプルで失敗がありません。
ジャケットを羽織れば、きちんと感もプラスできます♪

【40代】上品に見せる夏コーデ

体型を拾わないリラックスシルエット
ゆったりしたブラウスやチュニックは、お腹周りを気にせず着られます。
ただし、ボトムスはすっきりとしたシルエットを合わせましょう。

ウエストマークですっきり見せる
ワンピースやチュニックは、ベルトでウエストマークすると印象が変わります!体にメリハリができて、だらしなく見えません。

落ち着いた色味で大人の余裕を
ネイビー、グレー、ベージュなどのベーシックカラーは、上品で使いやすいでしょう。
小物でアクセントを加えると洗練された印象に♪

【50代】快適さと品を兼ね備えた夏の着こなし

縦ラインを意識したIラインコーデ
ロングカーディガンやロングベストを羽織ると、自然と縦のラインが強調されます。
縦ラインを作ることで、全体が引き締まって見えるでしょう。

上質な素材選びで格上げ
綿や麻など天然素材のアイテムは、肌触りが良く着心地も快適です。
多少値が張っても、長く着られる良いものを選ぶのがおすすめ♪

肌見せしすぎない上品バランス
ノースリーブを着るときは、カーディガンを羽織る。
スカートを履くときは、膝が隠れる長さを選ぶ。
こうした配慮が、大人の女性らしさを演出します。

7. シーン別の夏コーデ実例

真夏日でも涼しく過ごせる服装

気温が高い日は、通気性を最優先に考えましょう!

リネンやコットンなど、自然素材のワンピースが快適です。
1枚で着られて、風通しも良いので暑い日にぴったり♪色は、暑さを感じさせない明るいトーンがおすすめ。

冷房対策も考えた室内外の寒暖差コーデ

外は暑いのに、室内は寒い...夏ならではの悩みですよね。

☑ 薄手のカーディガンを持ち歩く
☑ ストールを肩に掛ける
☑ 使わないときはバッグに入れておく

これで安心です!

旅行・レジャーで動きやすい着こなし

たくさん歩く日は、機能性を重視した服装が必要です。

  • Tシャツにガウチョパンツ
  • ワイドパンツ
  • スニーカー
  • リュック

この組み合わせなら、動きやすさ抜群♪長時間歩いても疲れにくいでしょう。

ちょっとしたお出かけに使える楽ちんスタイル

近所へのお買い物や、友人とのランチには気楽な服装で!

カットソーにデニムパンツは、定番ですが失敗のない組み合わせです。
デニムは、ストレートやテーパードなど、自分の体型に合ったシルエットを選びましょう。

8. 夏の暑さ対策と体型カバーを両立させる素材選び

通気性が良くて涼しい素材

夏に快適な素材はこちら!

  1. リネン(麻)
    通気性に優れ、吸湿性も高い。
    シャリっとした肌触りで、涼しく着られます。

  2. コットン(綿)
    肌に優しく汗を吸ってくれる。
    Tシャツやシャツに多く使われています。

  3. レーヨン
    とろみがあって肌に張り付きにくい。
    ブラウスやワンピースによく使われています♪

汗ジミが目立たない色と生地

夏の悩みの一つが、汗ジミですよね...

汗ジミが目立ちにくい色

  • 濃いめの色

意外と目立ちやすい色

  • グレー
  • 水色
  • 中間色

柄物を選ぶのも一つの方法です。
柄があると、汗ジミが目立ちにくくなります!

9. 小物使いで夏コーデの印象を変えるテクニック

アクセサリーで視線を上に集める

大ぶりのピアスやネックレスは、顔周りに注目を集めます♪

視線が上に向くことで、全体の印象がすっきりして見えるんです。
特に、ロングネックレスは縦のラインを作るので、着痩せ効果も期待できます!

帽子やサングラスで顔まわりをすっきり見せる

帽子の効果

  • つばの広いハット → 小顔効果が期待できる
  • キャップ → カジュアルな印象に

サングラス
顔の印象を変える効果があります。
その日のコーデに合わせて選びましょう♪

バッグと靴で全身バランスを整える

小物の選び方で、コーデ全体のバランスが変わります!

バッグ選び
体の横幅を広く見せないよう、縦長のデザインがおすすめ。
色は、コーデの引き締め色として使えるダークトーンが便利です。

靴選び
ヒールのあるサンダルを選ぶと脚長効果があります。
ただし、歩きやすさも考慮して選びましょう。

10. よくある質問と回答

Q. ぽっちゃりでも半袖を着て大丈夫?

半袖を着ても問題ありません!

ただし、袖の長さに注意が必要です。
二の腕の一番太い部分で袖が終わっていると、そこに視線が集まってしまいます。

五分袖や七分袖を選ぶと、二の腕が気になりにくくなるでしょう♪

Q. 白いトップスは太って見えますか?

白は膨張色ですが、着こなし次第で大丈夫です!

白いトップスを着るなら、ボトムスは引き締め色を選びましょう。
ネイビーや黒のパンツやスカートを合わせれば、バランスが取れます。

また、白でもハリのある素材を選ぶと、体のラインを拾いにくくなります♪

Q. ワイドパンツとスキニーパンツ、どちらが良い?

どちらも使い方次第で着痩せできます!

ワイドパンツ

  • 下半身全体をカバーできる
  • トップスはコンパクトにまとめる必要あり

スキニーパンツ

  • 脚のラインが出る
  • 長めのトップスと合わせれば気になる部分を隠せる

自分の体型と相談して選んでください♪

Q. ノースリーブは避けるべき?

ノースリーブも工夫次第で着られます!

気になるなら、薄手のカーディガンやストールを合わせましょう。
肩や二の腕をさりげなくカバーできます。

また、ノースリーブでも肩幅が広めのデザインなら、二の腕が目立ちにくくなります♪

Q. マキシ丈とミモレ丈、どっちが細く見える?

身長によって、似合う丈が変わります!

背が高い方
マキシ丈でもバランスが取れる。
縦のラインが強調されて、すっきり見えます。

背が低めの方
ミモレ丈の方がバランスが良くなる。
足首が見える長さを選ぶと、重たくなりません♪

11. まとめ、自分に合った夏コーデで快適におしゃれを楽しもう

夏のファッションは、体型を隠すのではなく、バランスを整えることが大切です♪

シルエットの作り方、色の選び方、素材の選び方。
これらのポイントを押さえるだけで、見た目の印象は大きく変わります!

自分の骨格タイプを知り、年代に合ったアイテムを選べば、もっとおしゃれを楽しめるはず。

体型の悩みは誰にでもあります。
でも、それを理由におしゃれを諦める必要はありません!

自分に合った服を見つけて、この夏を思いきり楽しんでくださいね♪