骨格ナチュラルとは?まず自分の体型特徴をチェック

骨格ナチュラルの3つの体型特徴

骨格ナチュラルは、骨格診断における3つのタイプの1つです。

主に以下のような特徴を持っています。

1つ目は、骨や関節がしっかりしていること

肩幅が広く、鎖骨や肩甲骨、手首、膝の関節などが目立ちやすい体型です。

全体的に四角いフレーム感があり、スタイリッシュな印象を与えます。

2つ目は、筋肉や脂肪が付きにくいこと

肉感よりも骨感が目立ち、体に厚みが出にくい傾向があります。

太りにくく痩せにくい体質で、体重の変動が少ない方が多いでしょう。

3つ目は、重心の偏りが少なく中性的な雰囲気があること

上半身と下半身のバランスが均等で、メリハリが出にくい特徴があります。

ヒップに丸みが少なく、平面的に見えることも。

肌質はマットでドライな質感の方が多く、天然素材が似合う体型といえます。

スカート選びで気になる体の悩み

骨格ナチュラルさんがスカートを選ぶ際、よく挙がる悩みは以下の通りです。

膝の骨や関節が目立つ

膝のお皿が大きく、すねの骨やアキレス腱も太めに見えやすい傾向があります。

膝丈やミニ丈のスカートを履くと、この骨感が強調されてしまいがちです。

肩幅が広くてバランスが取りにくい

上半身のフレーム感が強いため、細身のスカートを選ぶとバランスが悪く見えます。

肩幅に対して下半身が貧弱に見えてしまうのです。

フレーム感があってゴツく見えやすい

骨格がしっかりしているため、タイトなスカートやジャストサイズを選ぶと、ゴツゴツした印象になりやすくなります。

女性らしい柔らかさが出にくいのが悩みどころでしょう。


骨格ナチュラルがスカート選びで失敗する3つの理由

失敗理由① ジャストサイズでフレーム感が強調されてゴツく見える

骨格ナチュラルさんの最も多い失敗パターンが、体にぴったり合うジャストサイズを選んでしまうことです。

体のラインに沿うタイトスカートや、ウエストから太ももにかけてフィットするシルエットは、骨格の直線的なフレーム感を強調します。

その結果、ゴツゴツした印象や男性的な雰囲気が出てしまうのです。

特に膝丈のタイトスカートは、膝の関節の大きさも目立たせてしまいます。

「スタイルが良く見えるはず」と思って選んだスカートが、逆効果になってしまうケースが少なくありません。

失敗理由② 柔らかすぎる素材で貧相に見える

シフォンやサテンなど、薄手で柔らかい素材のスカートも要注意です。

骨格ナチュラルさんは肉感が少ないため、柔らかい素材を着ると体の薄さや骨っぽさがより際立ちます。

風になびくような軽やかなスカートは、残念ながら貧相な印象を与えてしまうことが多いのです。

特に光沢のあるサテン生地は、体のメリハリのなさを強調してしまいます。

「女性らしく見せたい」という思いで選んだフェミニンな素材が、思わぬ失敗につながるケースがあるでしょう。

失敗理由③ シンプルすぎてラフになり野暮ったく見える

無地でデザイン性のないシンプルなスカートも、骨格ナチュラルさんには難易度が高いアイテムです。

カジュアルな雰囲気が似合う骨格ナチュラルですが、あまりにシンプルすぎると、ただのラフな服装に見えてしまいます。

ゆったりしたシルエットと組み合わせると、野暮ったさやだらしなさが出てしまうことも。

特に膝丈の無地スカートは、地味で垢抜けない印象になりやすい傾向があります。

「シンプルイズベスト」が通用しにくい体型といえるでしょう。



【これが正解!】体型カバーできるスカートの選び方

ここからは、骨格ナチュラルさんにぴったりのスカート選びをご紹介します♪

解決策① ロング丈・マキシ丈でフレーム感をやわらげる♪

骨格ナチュラルさんに一番おすすめなのが、ロング丈・マキシ丈のスカートです!

ロング丈が良い3つの理由

  1. 膝の骨感を完全にカバーできる◎
  2. 重心が下に移動して上半身とバランスが取れる
  3. ふくらはぎから足首の細い部分だけ見せられる

視線が下半身に分散されるので、肩幅の広さや骨格のゴツさも気にならなくなりますよ♪

おすすめシルエット

☑ フレアスカート(ウエストから広がるAラインで女性らしさUP!)
☑ プリーツスカート(縦ラインで手足の長さを強調)
☑ ギャザー・タック入り(立体感が出て体を豊かに見せる◎)

歩くたびに揺れる裾の動きが、骨格の硬さをやわらげてくれるんです♪

解決策② 風合いのある厚み素材を選ぶ

素材選びは、骨格ナチュラルのスカート選びで最も重要なポイントです!
ここを間違えると、せっかくのロング丈も台無しに...。

おすすめ素材はこの4つ

デニム カジュアルで骨格に自然に馴染む◎Aラインのデニムスカートは体型カバーと着こなしやすさを両立♪

リネン 天然素材の風合いがマットな肌質と相性抜群!洗いざらしのシワ感が素朴で◎

ツイード 織りの凹凸感が体に立体感を与え、上品な印象に♪オフィスシーンにも使いやすい!

コーデュロイ 表面の畝が視覚的に体を豊かに見せる。
秋冬の定番素材でカジュアルコーデに最適◎

避けたい素材
× シフォン(透け感が骨格を透かして見せる...)
× サテン(光沢が体のメリハリのなさを強調)
× 薄手のニット(骨っぽさが目立つ)

これらの素材は女性らしさを演出するつもりが逆効果になりやすいので注意してくださいね!

解決策③ デザイン性でこなれ感を出す

ゆとりのあるシルエットに、デザイン性をプラスするのが成功の秘訣!
シンプルすぎるとラフに見えがちなので、これ大事です◎

おすすめデザイン

スリット入り
ロング丈でも重たく見えず、歩く時の抜け感がおしゃれ♪足首の細さも強調できます!

アシンメトリー
裾の長さが不揃いなデザインは個性的◎骨格ナチュラルさんは個性派アイテムが得意です!

タック・ギャザー
ウエスト部分のデザインが体に立体感をプラス♪ふんわりシルエットで女性らしさも演出

ラップデザイン
巻きスカート風の重なりがアクセントに。
カジュアルさと上品さを兼ね備えています◎

シンプルすぎるとラフに見えがちなので、何かしらのデザイン要素があると垢抜けますよ♪


これは避けて!NGスカートと対処法

失敗を避けるために、NGスカートも知っておきましょう!

NGスカート① ジャストサイズ・タイトすぎるスカート

体にぴったり沿うタイトスカートは、骨格の直線的なラインをそのまま見せてしまいます...。

ウエストからヒップ、太ももにかけてのフィット感が、ゴツさを強調するんです。

これ、本当に多い失敗パターンなんですよね!

どうしても着たい時は?
ロング丈でIラインのスカートなら比較的OK◎
素材は厚手か表面に凹凸のあるものを選びましょう♪
トップスはオーバーサイズにして、上半身にボリュームを持たせるとバランスが取れます!

NGスカート② 薄手で柔らかすぎる素材

シフォンやサテンは、骨格ナチュラルの肉感の少なさを際立たせます...。

風になびく薄手のスカートは、体の薄さを強調してしまうのです。

「女性らしく♪」と思って選ぶと失敗しやすい素材なんです。

どうしても着たい時は?
レイヤードスタイルがおすすめ!
下にパンツを重ねたり、上にベストやジレを羽織ったりすると薄さが気になりません◎

NGスカート③ 無地でシンプルすぎるミニ丈・膝丈

無地の膝丈スカートは、骨格ナチュラルさんが最も苦手とするアイテムです...。

膝の骨感が目立つ上に、デザイン性がないため地味で垢抜けない印象に。

せっかくおしゃれしたのに、これは残念ですよね。

カジュアルになりすぎない方法
デザイン性のあるものを選びましょう!
ポケットやボタン、スリットなどアクセントがあると◎
タイツやブーツで脚を覆い、縦のラインを作ることも効果的です♪



シーン別!おすすめスカートコーデ

オフィス・仕事 ツイードロングスカート×シャツ

きちんと感のあるツイード素材がオフィスで活躍!

ロング丈のツイードスカートに白シャツやブラウスを合わせましょう。

シャツは少しゆとりのあるサイズを選び、裾をふんわりとタックイン。

足元はローファーやフラットシューズで、カジュアルすぎない印象に♪

デート・お出かけ フレアスカート×ゆったりニット

女性らしいフレアスカートでデートもバッチリ!

膝下丈のフレアスカートに、ゆったりめのニットやスウェットを合わせるのがポイント。

甘すぎるコーデは骨格ナチュラルに似合わないので、トップスはカジュアルにするのが正解です。

足元はスニーカーやボリュームサンダルでこなれ感を出して◎

普段着・カジュアル デニムスカート×オーバーサイズトップス

普段使いにはデニムスカートが最強!

ロング丈のデニムスカートに、オーバーサイズのTシャツやパーカーを合わせたラフなコーデ。

ゆったりした上下のバランスも、フレーム感のあるナチュラルさんならだらしなく見えません。

スニーカーを合わせてカジュアルに、ブーツで少し辛口にするのも良いですよ♪


トップスとのバランスの取り方

基本ルールはこれだけ!

骨格ナチュラルさんは、トップスもゆとりのあるサイズが基本です。

ただし、上下ともにゆったりしすぎるとメリハリがなくなるため注意!
どちらかにポイントを置くのがコツです。

バランスの取り方
・ボリュームのあるフレアスカート → 長めでコンパクトなトップス
・ストンと落ちるIラインスカート → オーバーサイズのトップス

おすすめトップス3選

  1. オーバーサイズのシャツ・ブラウス
    裾をスカートに入れず出して着ると、腰回りもカバーできて◎

  2. ゆったりニット・スウェット
    ローゲージのざっくりしたニットが骨格に馴染みます♪

  3. ドルマンスリーブ・ドロップショルダー
    肩周りの骨感をやわらげて、女性らしさもプラス!


【失敗しない】スカート選び3つのチェックリスト

買う前に必ずチェックしてほしい3つのポイントです!

膝が隠れる丈かどうか
立った状態だけでなく、座った時にも膝が見えないかチェック。

歩く時に裾が揺れて膝が見えることもあるので、余裕のある丈が安心です。

素材に厚みと風合いがあるか
実際に手で触ってみて、透け感がないか、ハリがあるかを確認。

薄手の素材は骨格を拾ってしまうので、できるだけ避けましょう!

ゆとりがありデザイン性があるか
体のラインに沿いすぎていないか、シンプルすぎないかをチェック。

スリットやタック、プリーツなど、何かしらのデザイン要素があると垢抜けます♪


よくある失敗パターンと解決策

失敗①「ロング丈なら何でもOK」と思ってジャストサイズを選んでしまう

ロング丈でも、ジャストサイズは体型カバーになりません!
必ずゆとりのあるAラインやIラインのシルエットを選びましょう。

失敗② カジュアル素材なのにシンプルすぎて地味になる

デニムやリネンを選んでも、無地でシンプルなデザインでは地味に見えます。

ポケットやボタン、スリットなどのアクセントがあるものを選びましょう♪

失敗③ トップスもゆったりでメリハリがない

上下ともにゆったりすると、だらしない印象に...。

スカートがボリュームのある場合は、トップスは長めでもコンパクトに!

失敗④ スカートばかり気にして足元を忘れている

華奢すぎる靴は骨感を強調してしまいます。

存在感のあるスニーカーやブーツを選ぶと、バランスの良いコーデが完成しますよ。


靴・小物の選び方

相性の良い靴

☑ 厚底やボリュームのあるスニーカー
☑ ロングブーツやミドル丈のブーツ
☑ 太めストラップのサンダル

華奢すぎる靴は避けて、存在感のあるデザインを選びましょう!

バッグ・アクセサリー

バッグ 大きめのトートバッグやショルダーバッグがおすすめ。
小さなバッグは骨格のフレーム感を強調してしまいます。

アクセサリー 大ぶりで存在感のあるデザインが◎太めのバングルや、大きめのフープピアスがバランス良く決まります♪


まとめ|「ゆとり×厚み×デザイン」でスカートが似合う!

骨格ナチュラルさんがスカートを選ぶ際の重要なポイントは、この3つです。

①ゆとり 体のラインを拾わないロング丈・マキシ丈のフレア、プリーツスカート
②厚み リネン、デニム、ツイード、コーデュロイなど風合いのある素材
③デザイン スリット、アシンメトリー、タック、ギャザーなどのアクセント

この3つのポイントを押さえれば、「骨格ナチュラルはスカートが似合わない」という悩みは解決できます♪
膝の骨感、フレーム感、貧相に見えるといった悩みも、スカート選びの工夫でしっかりカバーできますよ。

自分の体型に合ったスカートを見つけて、おしゃれを楽しんでくださいね!