低身長だとワイドパンツが似合わないって本当?

「着られている感」が出る3つの原因

低身長さんがワイドパンツを履いたとき、なんだか野暮ったく見えてしまうことがあります...
その主な原因は次の3つです。

丈が長すぎる
裾を引きずるほど長いと、足元がもたついて見えます。

身長に対してパンツの面積が大きすぎるため、バランスが崩れてしまうんです。

横幅が広すぎる
ボリューム感のあるワイドパンツは、下半身だけが目立ってしまいがち。

視線が下に集中し、より身長が低く見えてしまいます。

全体的にメリハリがない
トップスもゆったり、パンツもゆったりでは、どこが体のラインなのかわかりません。

結果として、服に着られている印象になってしまうんですね。

実は低身長さんこそワイドパンツが使いやすい理由

ネガティブな話から始まりましたが、実は低身長さんにとってワイドパンツは味方になるアイテムです♪

ワイドパンツの嬉しいポイント

  1. 足の形が隠れるため、脚の太さやO脚といった悩みをカバーできる
  2. 縦のラインを意識すれば、脚長効果が狙える
  3. ウエストの位置を高く見せることで、足が長く見える
  4. トップスとのバランス次第で、きちんと感からカジュアルまで自由自在

スキニーパンツでは気になる下半身も、ゆったりシルエットなら目立ちません!

失敗しない!低身長さん向けワイドパンツの選び方

一番大切なのは「丈の長さ」

ワイドパンツ選びで最も重要なのが、丈の長さです。

ここを間違えると、どんなに工夫しても着こなしが決まりません...

身長別・最適な丈の目安

目安として、足首が見える長さを選びましょう♪
くるぶしのすぐ上あたりで終わる丈がベストです。

  • 身長145〜150cm → 股下58〜62cm程度
  • 身長150〜155cm → 股下62〜66cm程度
  • 身長155〜160cm → 股下66〜70cm程度

商品説明に股下の長さが書いてあるので、チェックする癖をつけましょう!

試着で必ずチェックすべきポイント

☑ 靴を履いた状態で確認する(裸足やスリッパでは実際の着用感がわからない)
☑ 鏡の前で歩いてみて、裾が地面につかないかチェック
☑ しゃがんだり座ったりする動作も試してみる

少しでも引きずる感じがあれば、そのパンツは長すぎです。

横幅は「ほどほど」を選ぶ

極端にワイドなシルエットは避けるのが無難です。

程よい広がりのものを選びましょう♪

広がりすぎないシルエットの見分け方

  1. パンツを床に広げたとき、裾の幅が40cm前後までのものを選ぶ
  2. 「ワイドストレート」や「セミワイド」といった表記のものが穿きやすい
  3. 「バギーパンツ」「超ワイド」などの表記は避ける

試着では、横から見たシルエットも確認してください。

パンツが外側に膨らみすぎていないかチェックします!

素材で印象が変わる

同じワイドパンツでも、素材によって見え方が大きく変わります。

初心者におすすめの素材

とろみ素材
サテンやレーヨン混紡など、落ち感のある素材がおすすめです♪
体に沿って落ちるため、ボリュームが抑えられます。

リネン・綿
適度なハリがありつつ、軽やかな印象になります。

春夏はもちろん、季節を問わず使いやすい素材です。

ポリエステル混紡
シワになりにくく、お手入れも簡単!
きちんと感があるので、通勤にも使えます。

避けたほうが良い素材

  • 厚手のデニムやコーデュロイ(膨張して見えがち)
  • ハリが強すぎる素材(横に広がりやすい)
  • パンツが自立するようなしっかりした生地

特に初めてのワイドパンツには不向きです。

色選びで差がつく

迷ったら、濃い色から始めるのがおすすめです!
黒やネイビー、チャコールグレーなどは引き締め効果があり、失敗しにくい色といえます。

ただし、暗い色ばかりだと重たく見えることも...
トップスに明るい色を持ってくることで、バランスが取れます♪

白やベージュなどの淡い色も素敵ですが、膨張して見える可能性があります。

その場合は、とろみ素材や薄手の生地を選ぶと良いでしょう。


スタイルアップして見える着こなしテクニック

トップスは「コンパクト」が基本

ワイドパンツを穿くときの鉄則は、上半身をコンパクトにまとめることです!

具体的なトップスの選び方

  1. 体にフィットするTシャツやニットを選ぶ
  2. オーバーサイズは避け、ジャストサイズかやや小さめに
  3. 丈の長さは、ヒップが隠れない程度の短めがベスト
  4. 袖もボリュームのないものを選ぶ

全体的に「細身」を意識すると、ワイドパンツとのメリハリが生まれます♪

タックインするかしないか問題

基本的には、タックインがおすすめです!
ウエストの位置がはっきりするため、脚長効果が得られます。

ただし、お腹周りが気になる人は無理にインしなくても大丈夫。

その場合は、ショート丈のトップスを選びましょう。

前だけタックインする「フロントイン」も使いやすいテクニックです。

こなれ感が出て、程よくカジュアルに見えます♪

ウエスト位置を高く見せる工夫

ウエストマークできるベルトは、低身長さんの強い味方です!
腰の位置を高く見せることで、下半身が長く見えます。

ベルトの選び方

  • ベルトの太さは3cm前後がおすすめ
  • 色は、トップスと同系色にするとまとまりが出る
  • または、パンツとコントラストをつけるとウエストが強調される

太すぎるベルトは、かえって視線が下に集まってしまうので注意です...

ハイウエストデザインの活用法

最初からウエスト位置が高いデザインのパンツなら、より簡単にスタイルアップできます♪
トップスは丈の短いものを合わせて、ハイウエストラインを活かしましょう!

靴で印象が変わる

スニーカーを合わせるときの注意点

☑ ボリュームのあるスニーカーは避ける
☑ シンプルで薄めのスニーカーを選ぶ
☑ 白やベージュなど、明るい色だと軽やかに見える
☑ ハイカットよりローカットのほうがすっきり見えやすい

足首が見えることで、抜け感が生まれます!

ヒールの高さの目安

3〜5cm程度のヒールがあると、さらにスタイルアップ効果が高まります。

無理に高いヒールを履く必要はありません♪

パンプスやローファーなど、足首が見えるデザインがおすすめです。

ブーツを合わせる場合は、ショートブーツが使いやすいでしょう。

視線を上に集める小物使い

視線を上半身に集めることで、相対的に身長が高く見える効果があります♪

効果的な小物の使い方

  1. 帽子
    キャップやベレー帽など、カジュアルなものから試してみましょう。

    自然と目線が上に向きます!

  2. アクセサリー
    大ぶりのピアスやネックレスも効果的です。

    顔周りに視線が集まり、全体のバランスが整います。

  3. ストールやスカーフ
    首に巻くと、上半身にボリュームが出てメリハリのあるスタイルに♪


これはNG!低身長さんが避けるべきワイドパンツ

丈が長すぎて引きずるパンツ

裾が床につくほど長いパンツは避けましょう...
歩くたびに裾を踏んでしまい、だらしなく見えてしまいます。

また、階段で裾を踏んで転ぶリスクもあるため、安全面でも問題があります。

ボリュームが出すぎるデザイン

☑ 裾に向かってさらに広がるフレアタイプ
☑ タックやギャザーが多すぎるもの
☑ ウエスト周りがもたつくデザイン

低身長さんには、ストレートなラインのほうが向いています!

大きな柄や主張の強いプリント

大きな花柄やボーダー柄は、下半身を膨張させて見せます。

特に太めのボーダーは要注意です...

無地や小さめの柄を選ぶと失敗しにくいでしょう。

細かいドット柄や、控えめなストライプなら取り入れやすくなります♪

全身ゆるっとコーデ

トップスもパンツもオーバーサイズでは、メリハリがなくなります。

どこからどこまでが体なのかわからず、着られている印象に...

必ずどこかに「細い部分」を作りましょう!
ウエストや足首など、肌を見せる部分を作るのがポイントです。

シーン別・低身長さんのワイドパンツコーディネート

カジュアルな休日スタイル

休日のリラックスコーデには、デニム素材のワイドパンツが活躍します♪

おすすめの組み合わせ

  • トップス → 白のTシャツやボーダーカットソー
  • 足元 → スニーカーで軽やかに
  • 小物 → キャップやトートバッグでカジュアル感をプラス

シンプルだけど、こなれた雰囲気に仕上がります!

きちんと見せたいオフィスコーデ

通勤には、きれいめ素材のワイドパンツがおすすめです。

ポイント

  1. 黒やネイビーなど、落ち着いた色を選ぶ
  2. トップスはシャツやブラウスできちんと感を演出
  3. ウエストインして、メリハリのあるシルエットに
  4. 足元はパンプスやローファーで統一感を
  5. バッグも小ぶりのものを選ぶ

全体がすっきりまとまって、オフィスにもぴったりです♪

デートや女子会のおしゃれコーデ

おしゃれをしたい日には、とろみ素材のワイドパンツが活躍します!

ポイント

  • ベージュやグレーなど、柔らかい色味を選ぶと女性らしい印象に
  • トップスはコンパクトなニットやブラウスを合わせる
  • 華奢なアクセサリーで、さりげなく女性らしさをプラス
  • 足元は細めのヒールで、スタイルアップ効果を狙う
  • 小ぶりのバッグを持つと、全体のバランスが整う

特別な日のコーデにもぴったりです♪

体型別・ワイドパンツ選びのポイント

低身長×細身さん向け

華奢な体型の人は、パンツに負けないよう気をつけましょう...
極端にワイドなシルエットは避け、程よい広がりのものを選びます!

トップスは薄手すぎないものがおすすめです。

適度な厚みがあるほうが、パンツとのバランスが取れます♪

低身長×ぽっちゃりさん向け

ゆったりシルエットのワイドパンツは、体型カバーに最適です!

選ぶときのポイント

☑ 横に広がりすぎないものを選ぶ
☑ 色は濃いめを選ぶと、引き締め効果がある
☑ センタープレスが入っていると、縦のラインが強調される

これだけで、すっきりとした印象になります♪

低身長×下半身が気になるさん向け

太ももやお尻周りが気になる人には、ワイドパンツは強い味方です!

おすすめの選び方

  1. ハイウエストデザインを選ぶ(下腹部もカバーできる)
  2. とろみ素材や薄手の生地を選ぶ(ボリュームが抑えられる)
  3. タックインでウエストマークする(メリハリが生まれてすっきり見える)

気になる部分を上手にカバーしながら、おしゃれを楽しめます♪


季節ごとの着こなし方

春夏のワイドパンツスタイル

暖かい季節には、薄手で軽やかな素材を選びましょう♪
リネンやコットン素材は、涼しげで季節感もあります。

春夏のコーデポイント

  • トップスは半袖やノースリーブで
  • 足首を見せて抜け感を出す
  • サンダルやバレエシューズで、さらに軽やかな印象に
  • 白やベージュなど、明るい色も取り入れやすい
  • 帽子で日除け対策もできて一石二鳥!

秋冬のワイドパンツスタイル

寒い季節は、厚手の素材やウール混紡などがおすすめです。

ただし、あまり厚すぎると膨張して見えるので注意しましょう...

秋冬のコーデポイント

  1. トップスはニットやスウェットで温かく
  2. 足元はショートブーツで季節感を出す
  3. ストールやマフラーで首元にボリュームを持たせる(視線が上に集まる)
  4. アウターを羽織る場合は、ショート丈を選ぶとバランスが取りやすい

秋冬らしい、温かみのあるコーデが完成します♪

手持ちのワイドパンツを活かす裏技

丈が長すぎる場合の対処法

すでに持っているパンツの丈が長い場合、諦める必要はありません!
いくつかの対処法があります。

おすすめの方法

  1. お直しに出す
    数百円から対応してくれるお店も多いので、検討してみましょう♪

  2. 裾上げテープを使う
    アイロンで接着できるタイプなら、縫う必要もありません。

    手軽に試せる方法です!

  3. ロールアップする
    詳しくは次の項目で説明します。

ロールアップの上手なやり方

裾を折り返すロールアップも有効な手段です♪
ただし、折り方にコツがあります...

きれいに見せるポイント

☑ 一度に大きく折るのではなく、2〜3回に分けて折る
☑ 折り幅は3〜4cm程度が目安
☑ 折った部分がもたつかないよう、きれいに整える
☑ 内側をピンで留めると、歩いても崩れにくい

ちょっとした工夫で、きれいなシルエットが保てます!

インナーで調整する方法

冬場は、厚手のタイツやレギンスを中に履く方法もあります。

少し丈が長めでも、レイヤードスタイルとして成立させられるんです♪

ただし、裾から大きくはみ出すのは避けましょう...
あくまでちょっとだけ見える程度がおしゃれに見えます。

よくある質問Q&A

身長150cm以下でもワイドパンツは履ける?

もちろん履けます。

むしろ、正しく選べば体型カバーにもなる優秀なアイテムです。

ポイントは丈の長さと横幅。

この2つさえ押さえれば、どんな身長の人でも着こなせます。

小柄な人向けのサイズ展開をしているところも増えています。

股下が短めのものを探してみましょう。

足が太く見えませんか?

正しく選べば、むしろ細く見える効果があります。

ゆったりしたシルエットが、足のラインを隠してくれるのです。

タイトなパンツのほうが、かえって太さが強調される場合もあります。

ワイドパンツなら、気になる部分を上手にカバーできるでしょう。

スキニーパンツのほうが無難では?

スキニーパンツも良いアイテムですが、ワイドパンツならではの魅力もあります。

まず、楽に履けること。

締め付け感がないので、長時間でも快適です。

また、トレンド感があり、おしゃれに見えやすいのも特徴。

コーディネートの幅も広がります。

両方持っておいて、気分や場面で使い分けるのがおすすめです。

ワイドパンツは何本持っていればいい?

最初は1本から始めましょう。

黒やネイビーなど、使いまわしやすい色がおすすめです。

慣れてきたら、素材や色違いで2〜3本あると便利。

カジュアル用ときれいめ用で分けると、コーディネートしやすくなります。

通販で買うときの注意点は?

通販で買う場合、必ず採寸を確認しましょう。

特に股下の長さは重要です。

商品説明に記載されている寸法を、自分の持っているパンツと比べてみます。

数センチの差でも、履いた印象は大きく変わるので注意が必要です。

また、返品や交換が可能かどうかも確認しておきましょう。

試着できないぶん、サイズが合わない可能性も考慮しておくと安心です。

まとめ

低身長でもワイドパンツはおしゃれに着こなせます。

大切なのは、丈の長さと横幅のバランス。

足首が見える長さで、程よい広がりのものを選びましょう。

トップスはコンパクトにまとめ、ウエストマークで脚長効果を狙います。

靴や小物使いで視線を上に集めることも、スタイルアップのコツです。

まずは濃い色の無地から始めて、徐々にバリエーションを増やしていくと良いでしょう。

手持ちのアイテムと組み合わせながら、自分なりの着こなしを見つけてください。

ワイドパンツは、正しく選べば低身長さんの強い味方になります。

この記事を参考に、ぜひ挑戦してみてくださいね。