低身長×ぽっちゃりさんの悩みと魅力
低身長とぽっちゃり体型が重なると、服選びの難易度が一気に上がります。
でも、まずは自分の体型を理解することから始めましょう。
あなたの体型にはこんな特徴があります
低身長の方は、身長に対して横幅があるように見えやすい傾向があります。
同じ体重でも、背が高い人よりふっくらとした印象になりがちなんです。
また、こんな悩みを感じていませんか?
☑ 手足が短く見える
☑ 胴が長く感じられる
☑ 服のサイズが合わない
☑ 着膨れして見える
ぽっちゃり体型の方は、体の厚みがあるため、服によっては着膨れして見えます。
特に冬場の重ね着は、工夫しないとさらに大きく見えてしまうことも...
でも安心してください♪
これらは体型の特徴であって、欠点ではありません。
特徴を理解すれば、対策は必ず見つかります!
よくある3つのお悩み
お悩み①「服のサイズが合わない」
大きいサイズを選ぶと、丈が長すぎて裾を引きずってしまう。
小さいサイズを選ぶと、きつくて体のラインが出すぎる。
これは既製服が、標準的な身長と体型を基準に作られているためです。
低身長でぽっちゃりという組み合わせは、その標準から外れやすいんですね。
お悩み②「子どもっぽく見える」
低身長だと、どうしても幼い印象になりがち。
さらに丸みのある体型が加わると、より子どもっぽさが強調されます。
カジュアルな服を着ると「ただの部屋着」に見えてしまうことも...
お悩み③「太って見える」
横幅が強調されやすいため、実際の体重以上に太って見えることがあります。
特に、服のデザインや色によっては、さらに大きく見えてしまうのです。
実は魅力もいっぱいあるんです♪
ここまで悩みを並べましたが、良い面もたくさんあります!
丸みのある体型は、女性らしい柔らかさを表現できます。
小柄な体型は、かわいらしさや親しみやすさを自然に演出してくれるんです。
また、視覚効果を使ったコーディネートが効きやすいのも特徴。
少しの工夫で、驚くほど印象が変わります♪
高身長の方には似合わない、甘めのデザインも着こなせます。
コンパクトなシルエットも、バランス良く決まるんです。
つまり、あなたの体型にしかない魅力があるということ!
それを活かす着こなしを知れば、おしゃれの幅はぐんと広がりますよ。
まず押さえたい!スタイルアップの基本5ルール
体型カバーの基本は、実はとてもシンプル。
この5つのルールを覚えておけば、どんな服を選ぶときにも迷いません♪
ルール①目線を上に集める
人の視線は、明るい色や目立つデザインに自然と向かいます。
この性質を利用すれば、身長の低さをカバーできるんです!
具体的な方法は?
- トップスに明るい色を持ってくる
- 顔周りに大ぶりのアクセサリーをつける
- 帽子をかぶる
これだけで、視線が上半身に集まります。
頭の位置が高く見えるため、全体的に背が高い印象になりますよ♪
逆に、下半身に目立つ色や柄を持ってくると、視線が下に向かってしまいます。
靴やバッグは控えめな色にすると、バランスが取りやすくなります。
ルール②縦のラインを作る
縦のラインを強調すると、すらっとした印象に!
これは視覚の錯覚を利用したテクニックです。
簡単にできる方法
- トップスをボトムスにインする
- ロングカーディガンを羽織る
- センタープレスの入ったパンツを履く
- ロングネックレスをつける
ウエストの位置がはっきりすると、脚が長く見えます。
縦に長いラインができるため、身長が高く見える効果もあります♪
反対に、横にボリュームが出るデザインは避けましょう。
横ラインを強調するボーダー柄なども、慎重に選ぶ必要があります。
ルール③3つの首を見せる
首、手首、足首。
この3つの「首」は、体の中でも特に細い部分です!
細い部分を見せることで、全体がすっきりした印象になります。
これは「部分痩せ効果」とも呼ばれる、よく知られたテクニックなんですよ。
3首の見せ方
☑ 首元:Vネックやスキッパーネックを選ぶ
☑ 手首:七分丈や五分丈の袖、または長袖をまくる
☑ 足首:9分丈パンツや裾をロールアップ
鎖骨が見えるだけで、華奢な印象になります。
手首が見えると腕がすっきり、足首が見えると脚長効果も!
ルール④色の使い方を工夫する
色には、大きく見える色と小さく見える色があります。
これを理解すれば、体型カバーに役立ちますよ♪
引き締め色
黒、ネイビー、濃いグレーなどの暗い色
→ 気になる部分に使うと、目立ちにくくなります
膨張色
白やベージュなどの明るい色
→ 適度に取り入れれば、顔色が明るく見えて若々しい印象に
ただし、全身を暗い色にすると重たい印象に...
どこか一部に明るい色を取り入れると、バランスが良くなります。
上半身に明るい色、下半身に暗い色という組み合わせが、最もバランスが取りやすいでしょう。
ルール⑤適度な肌見せで軽やかに
体型が気になるからと、全身を覆い隠すのは逆効果!
かえって着膨れして、太って見えてしまいます。
肌を見せる部分と隠す部分のメリハリが大切。
すべてを隠すのではなく、見せる部分を作りましょう♪
首元、手首、足首はすでに説明しましたね。
デコルテや鎖骨も、見せると華奢な印象になります。
ただし、肌の露出が多すぎると品がなく見えることも...
バランスを考えながら、適度に肌を見せることを意識してください。
透け感のある素材を使うのも一つの方法です。
直接肌を出さなくても、透け感があれば軽やかに見えますよ。
絶対避けたい!NGコーデ5選
良いコーディネートを知るには、まずNGパターンを知ることが近道。
これを避けるだけで、見た目の印象がぐっと良くなります♪
NG①上下ともにゆったりサイズ
体型を隠そうとして、トップスもボトムスもゆったりサイズを選んでいませんか?
これは最もよくある失敗パターンなんです。
上下ともにボリュームがあると、どこにも引き締まる部分がありません。
結果として、実際よりも太って見えてしまいます...
正解はコレ!
- ゆったりしたトップス → ボトムスはすっきりと
- ワイドパンツ → トップスはコンパクトに
どちらか一方を引き締めることで、メリハリが生まれます。
これだけで、スタイルが良く見えるようになりますよ♪
NG②ボーダー柄や大きすぎる柄
ボーダー柄は、横のラインを強調します。
低身長でぽっちゃり体型の方には、あまりおすすめできません。
どうしてもボーダーを着たいなら?
→ 細いピッチのものを選びましょう!
大きな花柄やドット柄も要注意。
柄が大きいと、体全体も大きく見えてしまうんです。
柄物を選ぶなら、小さめの柄がおすすめ。
シンプルな無地のアイテムを中心にすると、失敗が少なくなります♪
NG③ダボっとした長めのボトムス
丈が長すぎるボトムスは、足を短く見せます。
特に裾が床に着くくらい長いと、だらしない印象にもなりかねません。
ベストな丈感
- パンツ:足首が見えるくらい
- スカート:ひざ下からふくらはぎくらいまで
マキシ丈のスカートは、低身長の方にはバランスが難しいアイテムです。
どうしても着たいなら、ヒールのある靴を合わせると良いでしょう。
NG④全身黒コーデ
黒は引き締め効果がある色ですが、全身黒だと重たい印象に...
特に秋冬は、暗く地味な雰囲気になってしまいがちです。
黒を着るなら、どこかに明るい色を取り入れましょう♪
- 白いシャツを中に着る
- ベージュのバッグを持つ
- スカーフで差し色を加える
初心者は、黒とベージュ、黒と白など、明暗のコントラストをつけましょう。
その方が、確実におしゃれに見えます!
NG⑤中途半端な丈のトップス
トップスの丈は、短すぎても長すぎてもバランスが悪くなります。
特に腰骨あたりで終わる中途半端な丈は、要注意!
この丈だと、ウエストの位置が曖昧になります。
胴長に見えたり、足が短く見えたりする原因に...
おすすめの丈
- ウエストより上の丈(ショート丈)
- お尻が隠れるくらいの長め丈(チュニック丈)
トップスインをするか、思い切ってチュニック丈にするか。
どちらかに振り切った方が、きれいに決まりますよ♪
アイテム別の選び方&着こなし術
ここからは、具体的なアイテムの選び方を見ていきましょう。
アイテムごとのポイントを押さえれば、失敗知らずです!
トップスの選び方
首元はVネックやスキッパーネックで♪
首元が詰まったデザインは、顔を大きく見せてしまいます。
低身長の方には、特にバランスが悪くなりがち...
Vネックやスキッパーネックなら、首元に抜け感が生まれます。
鎖骨が見えることで、華奢な印象になるんです!
丈はショート丈orコンパクト丈がベスト
低身長の方は、トップスの丈に特に注意が必要です。
長すぎると、胴が長く見えてしまいます。
ウエストより少し上で終わるショート丈なら、足長効果抜群♪
ハイウエストのボトムスと合わせれば、さらにスタイルアップできますよ。
素材選びのポイント
- とろみ素材:体のラインを拾いすぎず、きれいなドレープに
- ハリ素材:体型をカバーする力が強い
ただし、ハリが強すぎると着膨れして見えることも。
特に胸周りやお腹周りは、ハリが強すぎないものを選びましょう。
ボトムスの選び方
テーパードパンツが最強!
テーパードパンツは、低身長でぽっちゃり体型の方に最もおすすめのアイテムです。
その理由は?
- 太ももにゆとりがある
- 裾に向かって細くなる
- 足首がすっきり見える
- 靴とのバランスも取りやすい
センタープレスが入ったものなら、さらに脚長効果が高まります。
縦のラインができるため、すらっとした印象に♪
タイトスカートで縦ラインを
タイトスカートは、すっきりとした縦ラインを作れるアイテム。
大人っぽく、きちんとした印象にもなります。
ぴったりしすぎないものを選ぶのがポイント!
ストレッチ素材で、少しゆとりがあるものが良いでしょう。
ワイドパンツを着こなす3つのコツ
ワイドパンツは難易度が高いアイテムですが、コツを押さえれば大丈夫♪
☑ トップスはコンパクトに
☑ ウエスト位置を高く見せる
☑ 丈感に注意(足首が見える長さ)
この3つを意識すれば、バランスよく着こなせます!
ワンピースの選び方
ウエスト切り替えは高い位置で♪
ワンピース選びで最も重要なのは、ウエストの切り替え位置。
これが高いか低いかで、見た目が大きく変わります!
胸下で切り替わるデザインなら、足が長く見えます。
エンパイアラインと呼ばれるこのデザインは、体型カバーにも優れているんです。
丈はひざ下がベスト
ワンピースの丈選びは、全体のバランスを左右します。
低身長の方には、マキシ丈はあまりおすすめできません...
ひざ下からふくらはぎの真ん中あたりまでの丈がベスト!
足首が少し見える長さなら、軽やかな印象になります。
ベルトやジレでメリハリを
ワンピースをそのまま着ると、のっぺりした印象になることがあります。
小物を使って、メリハリをつけましょう♪
- ベルト:ウエスト位置を明確に、くびれを作る
- ジレ:縦のラインができて、すらっと見える
色は、ワンピースと同系色でまとめるとすっきり。
差し色を入れたいなら、ベルトやジレで取り入れましょう!
アウターの選び方
ショート丈ジャケットで脚長効果
ジャケットは、大人っぽく、きちんとした印象を作れるアイテム。
低身長の方には、ショート丈がおすすめです♪
腰骨より上で終わる丈なら、足が長く見えます。
ハイウエストのボトムスと合わせれば、さらに効果的!
ロングカーディガンの縦ライン効果
ロングカーディガンは、縦のラインを強調する優秀アイテム。
カジュアルにもきれいめにも使えます。
丈は、ひざ丈くらいがバランス良いでしょう。
前を開けて着ることで、縦のラインができますよ♪
コートは膝上丈がおすすめ
冬のコート選びは、丈感が最も重要!
長すぎると、足が短く見えてしまいます。
膝上から膝丈くらいがバランスが取りやすいでしょう。
足元がすっきり見えて、重たい印象になりません。