太って見えない服の選び方【アイテム別】
ここからは、具体的なアイテムごとに選び方のポイントを見ていきましょう♪
トップスの選び方
トップス選びでは、首元・袖・丈の3つに注目してください!
首元のデザインで顔周りをすっきり
首が詰まったデザインは、顔が大きく見えたり首が短く見えたりします。
Vネックやスキッパーネックなど、首元に開きがあるデザインを選びましょう。
デコルテが見えることで、顔周りが軽やかになり、全体がすっきりとした印象に♪
タートルネックを着る場合は、細身のリブ素材を選ぶと首元がもたつきません。
袖の長さと形で二の腕カバー
二の腕が気になる方におすすめの袖はこちら...
- 少しゆとりのある袖
- 七分袖・五分袖(手首が見える長さ)
- フレンチスリーブやドロップショルダー
ぴったりした半袖は二の腕を強調してしまうので避けましょう。
手首が見える長さにすることで、体の細い部分が見えて華奢な印象になります!
丈の長さで腰回りを自然に隠す
トップスの丈は、腰骨が隠れるくらいの長さがバランス良く見えます。
☑ 短すぎるとお腹が目立つ
☑ 長すぎると足が短く見える
☑ お尻が半分隠れるくらいの丈がベスト
前だけボトムスに入れる「前だけイン」も、メリハリが出ておすすめです♪
ボトムス・スカートの選び方
パンツの形で脚のラインをコントロール
太ももが気になる方は、ストレートパンツやテーパードパンツを選びましょう。
スキニーパンツは脚のラインを拾うため、細い人以外は避けたほうが無難です。
逆にワイドパンツは、トップスとのバランスを考えないと全体がぼんやりしてしまいます。
センタープレスが入ったパンツは、縦のラインが強調されて脚が長く見える効果アリ!
スカートの丈と広がり方のバランス
スカートは、膝が隠れるミモレ丈が体型カバーに優れています。
タイトスカートを選ぶ場合は、ストレッチの効いた素材で、裾にスリットが入っているものを選ぶと歩きやすく見た目もすっきり。
フレアスカートやプリーツスカートは、広がりすぎないものを選びましょう。
ウエストがゴムのスカートは楽ですが、ベルトやリボンでウエストマークすると、メリハリが出て着痩せ効果が高まります♪
ワンピースの選び方
ワンピースは1枚で着られて便利ですが、選び方次第で印象が大きく変わります。
1枚で決まる着痩せワンピースの条件
着痩せするワンピースには、いくつか共通点があります!
- ウエスト位置が高めのデザイン(脚長効果)
- ウエストに切り替えがあるもの(メリハリ)
- シャツワンピースのような前開きデザイン(縦ライン強調)
シャツワンピースは、ボタンを開けて羽織りとして使うこともできるので、コーディネートの幅が広がりますよ♪
体型別に選ぶべきデザイン
- 上半身にボリュームがある方 Vネックで胸元をすっきり+Aラインで下半身に広がるデザイン
- 下半身が気になる方 上半身フィット+ウエストから下にゆとりを持たせたデザイン
- 全体的にボリュームが気になる方 Iラインのシャツワンピースやストライプ柄で縦長効果を
アウターの選び方
アウターは、コーディネート全体の印象を左右する重要なアイテムです!
羽織るだけで縦ラインが作れる形
ロングカーディガンやロングジレなど、丈の長いアウターは縦のラインを強調してくれます。
前を開けて着ることで、縦に長い面積が見えて、体が細く見える効果があります。
ショート丈のアウターは、ウエスト位置が高く見えるため、ハイウエストのボトムスと合わせると脚長効果が期待できるでしょう。
テーラードジャケットのようなかっちりしたアウターは、肩のラインがしっかり出るため、全体がシャープに見えます♪
避けたいアウターの特徴
ボリュームのあるダウンコートやボアジャケットは、どうしても着膨れしやすくなります。
もし着る場合は...
☑ インナーをすっきりさせる
☑ 細身のボトムスと合わせる
☑ 丈が中途半端なものは避ける
お尻が全部隠れる丈か、ウエスト丈くらいの短い丈を選ぶほうが、すっきりまとまります。
今ある服でできる着痩せテクニック
新しい服を買わなくても、着こなし方を工夫するだけで細見え効果が得られます!
「3つの首」を見せるだけで印象が変わる
首・手首・足首は、体の中で最も細い部分。
この3つをちらっと見せるだけで、全体が華奢に見えるんです♪
簡単にできる3つの首見せテク...
- 長袖の袖をまくって手首を見せる
- パンツの裾を少しロールアップして足首を見せる
- 首元の開いたトップスを選ぶ
冬場で寒いときも、マフラーやストールを巻くなら、少し首元を開けて巻くと重たくなりません。
トップスの裾の出し方・入れ方で差がつく
トップスをボトムスに入れるか出すかで、印象はガラリと変わります!
全部入れる(タックイン)
ウエスト位置がはっきりして脚長効果アリ。
ただし、お腹周りが気になる方は抵抗があるかも...
前だけ入れる(前だけイン)
後ろはふんわり出すことでお腹周りをカバーしつつ、前は入れることで縦のラインができます。
これが一番おすすめ♪
全部出す
トップスの丈が長すぎないか確認しましょう。
小物使いで視線をコントロールする方法
アクセサリーやバッグなどの小物は、視線を誘導する効果があります。
効果的な小物の使い方はこちら...
☑ 長めのネックレス 視線が縦に動いて細見え
☑ 大ぶりのピアス・イヤリング 顔周りに視線を集め、体から意識をそらす
☑ 小さめのバッグ 対比で体がすっきり見える
☑ ベルトでウエストマーク 少し幅のあるベルトでメリハリを
大きなバッグを持つと、体全体が大きく見えてしまうので注意してください!
体型のお悩み別|太って見えない服の着こなし方
ここからは、具体的な体型のお悩みに合わせた着こなし方をご紹介します♪
上半身が気になる人向けの着こなし
バストやお腹周りが気になる方には、視線を下に向ける工夫が有効です!
バスト・お腹周りをカバーするコツ
☑ 胸が大きい方は、Vネックやスキッパーネックで首元をすっきり
☑ お腹周りが気になる方は、ペプラムトップスやチュニック丈がおすすめ
☑ 上半身が暗い色、下半身が明るい色の配色で視線を下に
詰まったネックラインは、かえってバストを強調してしまうので注意しましょう。
二の腕を細く見せる袖選び
ノースリーブや半袖は、二の腕がしっかり見えてしまいます...
- フレンチスリーブ
- 五分袖・七分袖
- 袖口が少し広がっているデザイン
夏場でも、薄手のカーディガンやシャツを羽織ることで、二の腕カバーとコーディネートのアクセントの両方が叶います♪
下半身が気になる人向けの着こなし
お尻や太ももが気になる方は、下半身をすっきり見せる工夫をしましょう。
お尻・太ももを目立たせない服の組み合わせ
お尻をカバーしたいときは、トップスの丈をお尻が隠れる長さに。
ただし、長すぎると足が短く見えるので、お尻が半分から全部隠れるくらいがちょうど良いでしょう。
ロングカーディガンを羽織るのも効果的です!
太ももが気になる方におすすめのボトムス...
- ストレートパンツ
- テーパードパンツ
- 適度に広がるAラインスカート
スキニーパンツやタイトスカートは、ラインを拾いやすいので避けたほうが無難です。
脚を長く見せるボトムスの選び方
脚を長く見せるには、ウエスト位置を高く見せることがポイント!
☑ ハイウエストのボトムスを選ぶ
☑ トップスをボトムスに入れる
☑ 足首が見える丈のパンツやスカートを選ぶ
☑ ボトムスとシューズを同系色にする
脚のラインがつながって見えるため、さらに脚長効果が高まります♪
全体的にぽっちゃり体型の人向けの着こなし
全身をすっきり見せたい方は、メリハリとバランスが大切です。
メリハリをつける色使いのコツ
全身を同じトーンの色でまとめるワントーンコーデは、縦のラインが強調されて細見えします。
ただし注意点も...
- 全身が膨張色だと太って見える
- ベージュ×ブラウンのように明るい色から暗い色へのグラデーションを意識
- 小物で差し色を入れると視線が分散
また、上半身と下半身で明度を変えることで、メリハリが生まれます!
バランス良く見せる上下の組み合わせ
上下ともにゆったりした服を合わせないことが、最も重要です。
- トップスがゆったり → ボトムスはすっきり
- ボトムスがワイド → トップスはコンパクト
このメリハリを意識するだけで、全体の印象がぐっと引き締まります♪
Iライン・Xライン・Aラインのいずれかのシルエットを意識して、のっぺりとした印象にならないよう気をつけましょう。
シーン別|太って見えないコーディネート
同じ着痩せテクニックでも、シーンによって使い分けが必要です♪
普段着・カジュアルシーン
カジュアルな場面では、リラックス感を保ちつつもメリハリをつけましょう!
Tシャツ×デニムのときは...
- Tシャツを前だけイン
- ロングカーディガンを羽織って縦のラインを作る
ワンピースを着るなら、ウエストマークのあるものや、シャツワンピースを選んでください。
スニーカーを履く場合は、足首が見える丈のボトムスと合わせると重たくなりません♪
仕事・オフィスシーン
きちんと感が求められるオフィスでは、シルエットと色使いがポイントです。
ジャケットスタイル
☑ ウエストが少し絞られたデザインを選ぶ
☑ インナーは首元がすっきりしたものに
☑ 顔周りを明るく見せる
ボトムス選び
- パンツスタイル センタープレスのある細身のパンツ
- スカートスタイル タイト・セミタイトで膝が隠れる丈
色は紺やグレー、黒などの落ち着いた色を基本にして、インナーやアクセサリーで差し色を入れるとバランスが良くなります!
お出かけ・きれいめシーン
きれいめなシーンでは、素材感やデザインにこだわって、品よく着痩せを叶えましょう。
ワンピーススタイル
- Xラインのウエストマークがあるデザイン
- 縦のラインが強調されるシャツワンピース
トップス×スカートスタイル
トップスをスカートに入れてウエスト位置を高く見せます。
仕上げのポイント...
- 長めのネックレスで縦のラインを強調
- 小ぶりなバッグを選ぶ
- ヒールのある靴で脚長効果を
よくある失敗と解決策
着痩せを意識しているのに、思ったような効果が得られないことも...
よくある失敗例と、その解決策を見ていきましょう!
黒を着ても細く見えないのはなぜ?
黒は収縮色ですが、全身真っ黒だと重たく見えて、かえって圧迫感が出ます。
解決策
☑ 首元・手首・足首のどこかに肌を見せる
☑ 白やベージュなど明るい色を差し色として入れる
☑ 顔周りに明るい色を持ってくる(顔が明るく見える)
☑ 光沢のある素材や薄手の素材を選ぶ
黒でも素材によって印象が変わることを覚えておきましょう♪
ダボっとした服なのに太って見える理由
ゆったりした服を着れば体型をカバーできると思いがちですが、サイズが大きすぎるとかえって太って見えます...
原因
- 肩の位置がずれている
- 袖が長すぎる
- 全体的にだらしない印象に
解決策
ゆったりした服を着るときは、どこか1箇所は体のラインを見せることが大切!
- 袖をまくって手首を見せる
- 裾をロールアップして足首を見せる
- 前だけボトムスに入れてウエストラインを作る
こうした工夫で、メリハリが生まれます♪
鏡では良く見えたのに写真だと太って見える
鏡で見たときと写真で見たときでは、見え方が違うことがあります。
なぜ?
鏡では立体的に見えますが、写真は平面になるため陰影がなくなってのっぺりと見えやすいんです。
特に白や明るい色の服は、写真では膨張して見えることも...
解決策
- 服を選ぶときは、可能であれば写真を撮って確認
- スマートフォンのカメラで自撮りするだけでも客観的に見た印象がわかる
- 写真を撮られることが多いなら、少し色が濃いめの服を選ぶ
服を買うときに失敗しないチェックポイント
せっかく買った服が太って見えてしまうと、着る機会がなくなってしまいます。
失敗しないために、買うときに確認すべきポイントを押さえておきましょう!
試着で確認すべき3つの角度
試着するときは、正面だけでなく横と後ろもしっかり確認してください。
☑ 正面 全体のバランス
☑ 横 お腹が出て見えないか
☑ 後ろ お尻のラインが目立たないか
試着室に三面鏡があれば、それを活用しましょう!
また、座ったり腕を上げたりして、動いたときにどう見えるかも大切です。
ウエストが突っ張ったり、裾がめくれ上がったりしないか確認してください。
写真を撮って客観的にチェックする
可能であれば、試着した姿をスマートフォンで撮影してみましょう。
鏡で見るのと写真で見るのとでは、印象が変わることがあります。
特に全体のバランスや色の見え方は、写真のほうが客観的に判断できるでしょう♪
店員さんに撮ってもらうのが恥ずかしければ、自分で撮るだけでもOK。
後で冷静に見返すことで、本当に似合っているかどうかがわかります!
手持ちの服との相性を考える
新しい服を買うときは、今持っている服と合わせられるかどうかも考えましょう。
その服1枚では良く見えても、手持ちのボトムスやアウターと合わないと着る機会が減ってしまいます。
特に色やテイストが合うかどうかは、重要なポイントです。
買う前に「手持ちのあの服と合わせられるかな?」と想像してみてください。
コーディネートのバリエーションが思いつくなら、買っても失敗しにくいでしょう♪
まとめ|太って見えない服選びで大切なこと
太って見えない服選びは、色・シルエット・サイズの3つがポイントになります!
☑ 膨張色と収縮色を理解して、メリハリのある配色を心がける
☑ シルエットはIライン・Xライン・Aラインのいずれかを意識する
☑ サイズは自分の体にちょうど合ったものを選ぶ
また、今持っている服でも、着こなし方を工夫するだけで細見え効果が得られます♪
- 3つの首を見せる
- トップスの裾の出し入れを工夫する
- 小物で視線をコントロールする
こうした小さなテクニックを積み重ねることで、全体の印象が大きく変わるんです。
体型のお悩みは人それぞれですが、自分の体型の特徴を知って、それに合った服を選べば、おしゃれを楽しみながら細見えすることができます。
「太って見えるから...」と諦めるのではなく、この記事でご紹介したポイントを参考に、自分に似合う服を見つけてください。
服選びがもっと楽しくなるはずです♪