二の腕が隠れるトップスを選ぶときの基本

まずは、二の腕をカバーするトップスを選ぶときの基本的なポイントを押さえておきましょう。

この3つを意識するだけで、失敗がぐっと少なくなります!

☑ 袖の長さは「肘が隠れる」が目安

二の腕の一番太い部分は、肩から肘の間にあります。

そのため、肘が隠れる長さの袖を選ぶと、気になる部分をすっぽりカバーできるんです。

具体的には5分袖や7分袖が最適♪
半袖だと二の腕の太い部分で袖が切れてしまい、かえって目立ってしまうこともあります。

肘まで隠れる長さなら、腕を動かしたときにも安心ですね。

☑ ゆとりのある袖幅を選ぶ

袖にゆとりがあると、腕の中で生地が泳ぐようになります。

この空間があることで、肌と生地の間に距離ができ、二の腕のラインを拾いにくくなるのです!

ぴったりした袖だと肉感が出やすく、かえって太さが強調されてしまいます。

ドルマンスリーブやボリューム袖など、袖口がゆったりしたデザインを選びましょう。

ただし、あまりにもダボダボすぎると野暮ったく見えることも...。

程よいゆとりを意識してください。

☑ 生地の張り感で肉感を拾わない

生地にある程度の張りがあると、体のラインに沿わず、立体的なシルエットになります。

これによって二の腕の形が見えにくくなるんです♪

柔らかすぎる生地や薄すぎる生地は、体に密着して肉感を拾ってしまいます。

ハリのあるコットンやリネン混の生地を選ぶと、肌離れがよく快適に着られますよ。


二の腕カバーに効果的なトップスのデザイン

ここからは、具体的にどんなデザインのトップスが二の腕カバーに向いているかを見ていきましょう!
それぞれの特徴を知って、自分に合ったものを選んでくださいね。

おすすめデザイン一覧

  1. 5分袖・7分袖のカットソーやTシャツ
  2. ドルマンスリーブ
  3. フレアスリーブ
  4. ボリューム袖
  5. オーバーサイズトップス
  6. シアー素材の羽織り

5分袖・7分袖のカットソーやTシャツ

最も取り入れやすいのが、5分袖や7分袖のカットソーです。

普通のTシャツより少し袖が長いだけで、二の腕をしっかりカバーできます!

シンプルなデザインなので、どんなボトムスとも合わせやすいのが魅力♪
無地を選べば着回しもしやすく、デイリー使いに最適です。

カジュアルにもきれいめにも着こなせる万能アイテムですね。

ドルマンスリーブで腕全体をすっきり見せる

ドルマンスリーブは、脇の下から袖口にかけてゆったりとした作りが特徴です。

袖付けが深く、腕周り全体に余裕があるため、二の腕だけでなく脇のお肉もカバーできます!

リラックス感のあるシルエットで、体型を自然にカモフラージュしてくれるんです。

ただし上半身にボリュームが出るので、ボトムスはすっきりしたものを合わせるとバランスが良くなります。

フレアスリーブは女性らしさもプラス

袖口に向かって広がるフレアスリーブは、二の腕カバーと華やかさを両立できるデザインです♪
広がった袖が視覚効果を生み出し、腕を細く見せてくれます。

袖にボリュームがあるため、二の腕のラインが目立ちにくくなるのもポイント!
きちんと感も出るので、オフィスや少しフォーマルな場面でも活躍します。

袖丈が長めのものを選べば、より効果的ですよ。

その他の二の腕カバーに効果的なデザイン

ボリューム袖
パフスリーブやギャザースリーブなど、袖にボリュームがあるデザインも効果的です。

立体的な袖が目を引くため、二の腕から視線をそらすことができます!

オーバーサイズトップス
全体的にゆったりしたオーバーサイズのトップスも、二の腕をカバーしやすいアイテム。

大きめサイズを着ることで、袖が自然に長くなり、肘まで隠れることも多いです。

シアー素材の羽織り
ノースリーブを着たいときは、シアー素材のシャツやカーディガンを羽織る方法があります。

透け感があるため暑苦しくならず、涼しく二の腕をカバーできますよ♪


避けたほうがいいNGデザイン

二の腕をカバーしたいなら、避けたほうがいいデザインもあります。

失敗を防ぐために、しっかりチェックしておきましょう!

NGデザインリスト

  • ☑ ぴったりした半袖Tシャツ
  • ☑ 袖が短すぎるフレンチスリーブ
  • ☑ 肩にボリュームがあるパワーショルダー

ぴったりした半袖Tシャツ

体にフィットする半袖Tシャツは、二の腕のラインをそのまま拾ってしまいます。

袖口が二の腕の太い部分で切れるため、かえって太さが目立ってしまうんです...。

もし半袖を着るなら、袖にゆとりがあるものか、少し長めの袖丈を選びましょう!

袖が短すぎるフレンチスリーブ

フレンチスリーブは袖がほとんどなく、肩から二の腕まで露出する形です。

二の腕をカバーしたい人には不向きなデザインと言えるでしょう。

どうしても着たい場合は、羽織りものを合わせる前提で選んでくださいね。

肩にボリュームがあるパワーショルダー

肩部分にボリュームがあるパワーショルダーのトップスは、上半身全体を大きく見せがちです。

特に肩幅が広い人や上半身がしっかりしている人は、さらにガッチリした印象になることも...。

二の腕だけでなく、全体のバランスを考えて避けたほうが無難です。


体型別の選び方ポイント

体型によって、似合うトップスのデザインは変わってきます。

自分の体型に合ったものを選ぶと、より効果的に二の腕をカバーできますよ♪

上半身がしっかりしている人

肩幅が広い、胸が大きいなど上半身にボリュームがある場合のポイントはこちら!

  • ☑ 袖のボリュームは控えめに
  • ☑ ドルマンスリーブや5分袖のシンプルなカットソーがおすすめ
  • ☑ Vネックなど首元がすっきりしたデザインを選ぶ

縦のラインを意識したデザインを選ぶと、上半身のボリュームを抑えられます。

下半身が気になる人

腰回りやお尻が気になる場合は、トップスを長めにしてカバーする方法もあります!

チュニック丈のトップスなら

  • 二の腕だけでなくお尻まで隠せて一石二鳥♪
  • ボトムスはすっきりしたシルエットのものを選ぶとバランスが良くなります

全体的にカバーしたい人

二の腕以外にも気になる部分が多い場合は、ゆったりした長め丈のトップスが安心です。

オーバーサイズのTシャツやチュニックなら、体のラインを拾わずに着られます!

ただし、あまりにもダボダボだと野暮ったく見えることも...。

どこか一箇所は体にフィットする部分を作ると、バランスが良くなりますよ。


色選びとスタイリングのコツ

トップスの色選びも、二の腕を目立たなくするポイントの一つです。

デザインだけでなく、色やスタイリングにも注目してみましょう!

濃い色で引き締め効果を狙う

黒やネイビー、ダークグレーなどの濃い色は、引き締め効果があります。

二の腕だけでなく、上半身全体をすっきり見せてくれるんです♪

特に夏場は白やベージュを選びがちですが、濃い色を選ぶことで視覚的に細く見える効果が期待できます!

柄物を選ぶときは要注意

ボーダーや大きな柄は、場合によっては膨張して見えることがあります。

横のラインが強調されるボーダーは、特に注意が必要です...。

柄物を着るならこれがおすすめ

  • 小さめの柄
  • 縦のラインを意識した柄
  • 柄が胸元など二の腕以外の場所にあるデザイン

アクセサリーで視線を上に集める

二の腕から視線をそらすために、首元やアクセサリーで目線を上に持っていく方法も効果的です!
目立つネックレスやピアスをつければ、自然と顔周りに注目が集まります。

Vネックやボートネックなど、首元がすっきりしたデザインもおすすめ♪
顔周りを華やかにすることで、二の腕への視線を分散させられますよ。


季節別の選び方

一年を通して二の腕をカバーしたい場合、季節に合わせた選び方も大切です。

快適さとおしゃれの両立を目指しましょう!

季節別のポイント早見表

季節 おすすめ素材 ポイント
春・秋 綿・リネン混 重ね着しやすいシンプルなデザイン
接触冷感・シアー素材 涼しさ重視、UVカット機能も◎
ニット・カットソー 厚手すぎないものを選ぶ

春・秋は軽めの素材で重ね着しやすく

気温が変わりやすい春や秋は、薄手のカットソーやシャツが活躍します。

肌寒いときは上から羽織れるよう、重ね着しやすいシンプルなデザインを選ぶと便利です♪

綿やリネン混の素材なら、暑すぎず寒すぎず快適に過ごせますよ。

夏は涼しさを重視した機能性素材

暑い夏は、二の腕を隠したくても暑苦しくなりがちですよね...。

接触冷感素材やUVカット機能がある素材を選ぶと、涼しく快適に過ごせます!

シアー素材の羽織りも、透け感があるため風通しが良く、夏場に重宝するでしょう。

麻混素材のブラウスなども、涼しくておすすめです♪

冬は重ね着で自然にカバー

冬は長袖を着るため、そもそも二の腕が見えることはありません。

ニットやカットソーなど、好きなトップスを自由に選べる季節です!

ただし厚手のニットは腕が太く見えることもあるため、あまりぴったりしたものは避けたほうが無難ですよ。


シーン別の着こなし方

二の腕が隠れるトップスは、シーンに合わせて着こなすことでより活躍します。

場面ごとのコーディネート例を見ていきましょう!

普段使いのカジュアルコーデ

買い物や友人との食事など、日常使いには5分袖のカットソーが便利です♪

おすすめの組み合わせ

  • デニムやチノパンと合わせて、リラックス感のあるスタイルに
  • オーバーサイズのTシャツ × スキニーパンツでバランスの良いコーデ

オフィスできれいめスタイル

職場で着るなら、フレアスリーブのブラウスやシャツが適しています。

きちんと感がありながら、さりげなく二の腕をカバーできるんです!

パンツスーツに合わせてもいいですし、スカートと組み合わせれば女性らしい印象に。

色は白や淡い色よりも、紺やグレーなどの落ち着いた色が無難ですよ。

お出かけやお呼ばれに

レストランでの食事や友人の集まりなど、少しおしゃれをしたい場面では、ボリューム袖のトップスが活躍します♪
華やかさがありつつ、二の腕もしっかりカバーできて安心です。

きれいめのパンツやスカートと合わせれば、上品なコーディネートが完成しますよ!


二の腕以外もカバーしたいときは?

二の腕だけでなく、他の気になる部分もカバーしたい場合のデザイン選びも知っておきましょう。

カバーしたい部位別のおすすめ

  1. お腹周り → チュニック丈
  2. お尻 → ロング丈トップス
  3. 全体をすっきり → 縦ラインを意識したデザイン

お腹周りも気になるならチュニック丈

お腹やウエスト周りも気になる場合は、チュニック丈のトップスがおすすめです!
腰回りまですっぽり隠れる長さなら、体型を気にせず着られます。

レギンスやスキニーパンツと合わせれば、全体のバランスも取りやすいですよ♪

お尻まで隠れる長め丈トップス

お尻まで隠したいなら、ロング丈のトップスを選びましょう。

チュニックよりもさらに長く、ワンピースほど長くない丈感が使いやすいです!

ただし丈が長すぎると足が短く見えることもあるため、身長とのバランスを考えて選んでくださいね。

縦ラインを作って全体をすっきり見せる

体全体をすっきり見せたいなら、縦のラインを意識したデザインを選びましょう。

  • Vネックのトップス
  • 前開きのシャツ
  • ロングカーディガンの重ね着

縦に視線が流れるデザインを選ぶと、全体的にすっきりした印象になります♪


よくある失敗と対処法

二の腕が隠れるトップスを選んでも、うまくいかないこともありますよね...。

よくある失敗と、その対処法を知っておきましょう!

失敗① 袖が短くて結局二の腕が見えてしまう

袖丈が思ったより短く、二の腕がチラッと見えてしまうことがあります。

対処法

  • 購入前に必ず袖丈を確認する
  • できれば試着してから買う
  • 通販の場合は、サイズ表の袖丈をしっかりチェック
  • 不安なら少し長めの7分袖を選ぶ

失敗② ボリュームがありすぎて逆に太って見える

袖にボリュームがありすぎると、全体的に膨張して見えることがあります...。

特に上半身がしっかりしている人は、袖のボリュームを控えめにしたほうが良いでしょう。

対処法

  • ドルマンスリーブやシンプルな5分袖を選ぶ
  • ボトムスはすっきりしたシルエットにする

失敗③ 暑くて着ていられない

夏場に長袖や厚手の生地を選ぶと、暑くて着続けられないことがあります。

涼しい素材を選ぶことが大切です!

対処法

  • 接触冷感素材を選ぶ
  • 麻混素材やシアー素材を活用する
  • UVカット機能がある素材を選ぶ
  • 機能性表示があるものを選ぶと、より快適に過ごせます♪

まとめ

二の腕が隠れるトップスを選ぶときは、袖の長さ、ゆとり、生地の張り感を意識することが大切です!
5分袖やドルマンスリーブ、フレアスリーブなど、自分の体型やシーンに合ったデザインを選びましょう。

避けたほうがいいデザインも把握しておけば、失敗を防げます。

色や素材にもこだわれば、より自然に二の腕をカバーしながら、おしゃれを楽しめますよ♪

自分に合ったトップスを見つけて、自信を持って薄着の季節を過ごしてくださいね!