骨格ストレートがブラウスで着太りする3つの理由

骨格ストレートの体型的特徴とは

骨格ストレートは、全体的に立体感がありメリハリのある体型が特徴です。

主な特徴はこちら

  • 上半身に厚みがあり、バストの位置が高い
  • ヒップにも丸みがある
  • 首は短めで、鎖骨があまり目立たない
  • 肌にハリと弾力がある
  • 膝下は細くすらりとしている

健康的でグラマラスな印象を与える反面、上半身のボリュームとのバランスを取ることが重要なんです。

この体型の特徴を理解せずにブラウスを選ぶと、上半身がより強調されて着太りして見えてしまいます。

理由① 薄手や柔らかすぎる素材だと体の厚みが強調される

骨格ストレートの最大の悩みが、上半身の厚みです。

薄手のシフォン素材や、体にまとわりつくような柔らかすぎる素材を選ぶと、胸やお腹周りのラインを拾ってしまいます。
その結果、本来の体型以上に太って見えるのです...。

特に透け感のある素材は、インナーのラインまで響きやすく、二重に厚みを感じさせてしまいます。

軽やかで女性らしい素材に惹かれる気持ちはわかりますが、骨格ストレートには不向きな場合が多いんですね。

理由② フリルや装飾が多いとゴツく見える

フリルやギャザー、リボンなどの装飾が多いブラウスは可愛らしく見えますが、骨格ストレートが着ると話は別です!

もともと上半身にボリュームがあるため、装飾を加えることでさらにゴツく、たくましい印象になってしまいます。

特に注意したいのがこちら

☑ 肩にボリュームのあるパフスリーブ
☑ 胸元に大きなフリル
☑ 首周りの装飾的な襟

女性らしさを出そうとして選んだのに、逆に華奢さを失ってしまう結果になるんです。

理由③ シンプルすぎると無難で野暮ったく見える

装飾を避けようとして、今度はシンプルすぎるブラウスを選ぶと、別の問題が生じます。

骨格ストレートは体にハリがあり立体的なため、何の工夫もないシンプルなブラウスを着ると、のっぺりとした印象になりがちです。

「無難」と「洗練」は紙一重ですが、ディテールのないシンプルなブラウスは前者に分類されてしまいます。
その結果、おしゃれに見えず野暮ったい印象を与えてしまうのです。

骨格ストレートには、適度なポイントがあるデザインが必要なんですね♪

骨格ストレート向け体型カバーブラウスの選び方【5つのポイント】

ポイント① 素材は「適度な厚みとハリ」で体のラインを拾わない

○ 体型カバーに最適な素材

骨格ストレートが選ぶべきは、適度な厚みとハリのある素材です。

おすすめ素材はこちら

  1. しっかりしたコットン(ブロードやオックスフォード)
  2. 程よい厚みのあるポンチ素材
  3. 上質なサテン(ある程度の重みがあるもの)

これらの素材は体のラインを拾わず、すっきりとしたシルエットを作ってくれます♪

ポンチ素材は伸縮性がありながらも形をキープしてくれるため、体型カバーに優れています。
上質なサテンは適度な光沢があり、きちんと感と華やかさを両立できますよ。

× 着太りして見える素材

避けるべき素材はこちら...

  • 薄手のシフォン
  • 柔らかすぎるレーヨン
  • 体にまとわりつくモダール
  • リブニット(伸縮性が高すぎるもの)
  • 透け感のある素材

これらの素材は軽やかで女性らしい印象がありますが、骨格ストレートが着ると体の凹凸を拾いすぎてしまいます。

透け感のある素材も、インナーが透けて二重の厚みを感じさせるため避けた方が無難です。

素材を触って確認すべきポイント

実際に購入する際は、必ず素材を手で触って確認しましょう!

チェックポイント

☑ 生地を軽く握ってすぐにシワになるものは柔らかすぎる
☑ 手を離してもある程度形をキープするものはハリがあって◎
☑ 生地を透かして手が透けて見えないか確認
☑ 極端に軽い素材は薄い証拠なので注意

適度な重みを感じるものを選ぶと失敗が少なくなりますよ。

ポイント② 首元は「直線的なライン」ですっきり見せる

○ 骨格ストレートに似合うネックライン

首が短めの骨格ストレートには、縦のラインを強調するネックラインが最適です♪

おすすめのネックライン

  1. Vネック:首から胸元にかけて縦のラインを作り、デコルテをすっきり見せる
  2. スキッパーネック:第二ボタンまで開けて、適度な抜け感と縦ラインを作る
  3. Uネック・スクエアネック:首元を広く見せて上半身のバランスを整える

深すぎないV字を選ぶと、品よく着こなせます。
スキッパーネックは、きちんと感がありながらもこなれた印象を作れるのが魅力です!

× 避けるべきネックライン

丸首やタートルネックは、骨格ストレートには不向きです。

  • 丸首:首を短く見せ、上半身のボリュームを強調
  • タートルネック:首を完全に覆い、首の短さが際立つ
  • フリルカラー:顔周りにボリュームを加えてしまう

可愛らしいデザインでも、骨格ストレートが着ると子供っぽく見えることもあるんです...。

デコルテの開き具合で印象が変わる

同じVネックでも、開き具合によって印象は大きく変わります。

鎖骨が適度に見える程度の開き具合が理想的です。
立った状態で鏡を見て、鎖骨の中央部分が見える程度なら適切ですよ♪

座ったときにも違和感がないか確認しましょう。
オフィスやフォーマルな場面では浅め、カジュアルな場面では少し深めと、シーンに応じて使い分けるのもおすすめです。

ポイント③ 装飾は「シンプルベース+洗練ディテール」のバランス

シンプルすぎて野暮ったくならないコツ

骨格ストレートが洗練されて見えるには、ベースはシンプルでも、どこかに「ポイント」があることが重要です。

さりげない工夫の例

  • 袖に少しデザインがある
  • 後ろにタックが入っている
  • ボタンがパールになっている
  • 袖口や襟にステッチが入っている

完全に無地でシンプルなブラウスは、オフィス向きではありますが、日常着としては物足りなさを感じさせます。

一箇所だけにポイントがあるデザインなら、装飾過多にならず洗練された印象を作れますよ♪

フリルや装飾を選ぶときの注意点

どうしてもフリルのあるブラウスを着たい場合は、配置と大きさに注意してください!

NGな配置

  • 胸元
  • 首周り

これらの位置にフリルがあるものは避けましょう。

OKな配置

  • 袖口

上半身のボリュームゾーンから離れているため、影響が少なくなります。

また、フリルの大きさも重要です。
大きくて立体的なフリルはゴツさを強調するため、細かく控えめなフリルを選んでくださいね。

骨格ストレートに似合う「ちょうど良い」装飾

骨格ストレートに最適な装飾は、縦ラインを強調するものです♪

おすすめの装飾

☑ ボウタイを垂らしたスタイル(リボン結びにしない)
☑ 前立てにピンタックが入ったデザイン
☑ シンプルなストライプ柄
☑ 縦のラインを作る細身のフリル

これらは縦ラインを強調しながら適度な立体感を出せるんです。

ポイント④ 袖のデザインで二の腕と肩幅をカバー

○ すっきり見える袖デザイン

骨格ストレートには、適度にゆとりがありながらも直線的な袖が最適です。

おすすめの袖デザイン

  1. セットインスリーブの長袖
  2. フレンチスリーブ
  3. 五分袖や七分袖(細い手首を見せられる)

袖幅は、腕を下ろしたときに体との間に少し空間ができる程度がベストです。
ぴったりすぎると窮屈に見え、広すぎるとだらしない印象になります。

半袖を選ぶ場合は、二の腕の一番太い部分を隠せる長さを選びましょう♪

× たくましく見える袖デザイン

パフスリーブやボリュームのある袖は、骨格ストレートには不向きです...

  • パフスリーブ:肩幅を強調してたくましい印象に
  • ドルマンスリーブ:横にボリュームを出すため着太りの原因に
  • バットウイングスリーブ:脇の下に大きく余裕があり横幅が強調される
  • フリル袖:肩や腕にボリュームを加えてしまう

流行っていても、骨格ストレートには避けた方が無難ですよ。

ポイント⑤ シルエットは「Iライン」を作れるものを

ジャストサイズとゆったりサイズの見極め方

骨格ストレートが目指すべきは、縦に長い「Iライン」のシルエットです!

サイズ選びのポイント

☑ 肩幅が自分の肩のラインと合っているか
☑ バストやお腹周りに適度な余裕があるか
☑ 体を泳ぐようなオーバーサイズは避ける

ゆったりサイズを選ぶ場合は、ただ大きいだけでなく、落ち感のある素材で縦にストンと落ちるシルエットのものを選んでくださいね。

着丈の長さで変わる体型カバー効果

ブラウスの着丈は、体型カバー効果に大きく影響します。

理想的な着丈の目安

  • 腰骨が隠れる程度:最もバランスが良く、お腹周りや腰回りをカバー
  • お尻が半分隠れる程度:体型カバーと脚長効果を両立
  • 短すぎる着丈:上半身のボリュームが強調される(NG)
  • 長すぎる着丈:足が短く見える(NG)

ウエストインをする場合は、着丈が長すぎるとインした後にもたつくため、やや短めを選ぶのがコツですよ♪

【タイプ別】骨格ストレートが選ぶべきブラウスデザイン

通勤・きちんと見せたいとき シャツタイプのブラウス

オフィスや改まった場面では、シャツタイプのブラウスが活躍します!

おすすめの素材と特徴

  • きちんとしたコットンブロード
  • 程よい光沢のあるポリエステル混紡素材
  • シワになりにくいノンアイロン加工

色は白やベージュ、ネイビーなど定番カラーが使いやすいでしょう。
無地なら着回しがききますが、細かいストライプも縦ラインを強調するため骨格ストレートに向いています♪

野暮ったく見せないポイント

  1. 第一ボタンは開けて抜け感を出す
  2. 袖をまくって手首を見せる
  3. 肩のラインがぴったり合うサイズを選ぶ
  4. パールのネックレスや細身のネックレスをプラス

これだけで、洗練された印象になりますよ。

女性らしく見せたいとき ボウタイブラウス

ボウタイブラウスは、選び方次第で骨格ストレートに似合うアイテムになります。

ゴツく見えない選び方

☑ タイの幅は細めから中程度を選ぶ
☑ 長さは胸元まで垂れる程度が理想的
☑ タイ部分と本体の素材が同じものを選ぶ
☑ 本体のデザインはシンプルに

タイだけ別素材で立体的なものは、顔周りにボリュームを加えるため避けた方が無難です。

リボンの結び方で縦ラインを作るコツ

骨格ストレートには、リボン結びにせず垂らすスタイルが圧倒的におすすめです!

タイを前でクロスさせて垂らすだけで、自然な縦ラインが生まれます♪ 蝶結びにしてしまうと、顔周りにボリュームが出てゴツく見えてしまうため避けましょう。

垂らした長さは、バスト下あたりまでが理想的です。
風で動くたびに縦のラインが強調され、エレガントな印象を作れますよ。

体型カバー重視 とろみ素材のブラウス

とろみ素材のブラウスも、選び方次第で骨格ストレートに似合います。

素材の見分け方

重要なのは、柔らかすぎない程よいハリのある素材を選ぶことです。

手で触ったときに、滑らかさと同時に少し重みを感じる素材が理想的でしょう。
生地を手で持ち上げてみて、ある程度の重さがあり、ストンと落ちるものを選びましょう♪

軽すぎて風に舞うような素材は避けてくださいね。

着膨れしないコーディネート術

  1. ボトムスはすっきりしたシルエットを選ぶ
  2. 色は落ち着いた色(ベージュ、ネイビー、グレー)を選ぶ
  3. 必ず前だけインや全部インでメリハリをつける

上半身にボリュームが出やすいため、ボトムスはストレートパンツやタイトスカートなど、腰から下は細身のアイテムと合わせるのがおすすめです。

カジュアルに着たいとき プルオーバーブラウス

カジュアルシーンでは、かぶりタイプのプルオーバーブラウスが便利です♪

Vネックとスキッパーネックの使い分け

  • Vネック:一枚で着てもきれいに決まる、デニムと相性◎
  • スキッパーネック:少しきちんと感が欲しいときに最適

どちらも、胸元が適度に開いて縦ラインができるものを選んでくださいね。

シンプルでも洗練されて見えるデザインの選び方

プルオーバーブラウスは、シンプルになりがちなアイテムです。

洗練されて見せるには、袖や裾に少しデザインがあるものを選びましょう!

  • 袖口にスリットが入っている
  • 裾にカーブがある
  • 後ろ身頃にタックがある

どこかに工夫があると、ぐっとおしゃれに見えますよ。

骨格ストレートの着痩せテクニック|ブラウスの着こなし3つのコツ

コツ① ウエストインで腰位置を高く見せる

ウエストインは、骨格ストレートが必ず覚えておきたいテクニックです!

全部イン vs 前だけインの使い分け

  • 全部イン:きちんと感が出てオフィスや改まった場面に向いている、メリハリのあるシルエットが作れる
  • 前だけイン:カジュアルでこなれた印象、お尻周りをカバーしつつ腰位置が高く見える

シーンや気分に応じて、この二つを使い分けましょう♪

インするときのブラウスの選び方

ウエストインに向いているブラウスの条件はこちら...

☑ 着丈が長すぎない(腰骨が隠れる程度)
☑ 厚すぎない素材(ウエスト周りがもたつかない)
☑ 裾にスリットが入っているとなお良し

お腹周りが気になる場合は、ハイウエストのボトムスを選んだり、前だけインの量を調整したりして工夫しましょう。

コツ② 直線的なラインを意識した重ね着

ブラウスの下にインナーを重ねるときは、直線的なラインを意識しましょう。

インナーとの組み合わせ方

  • タンクトップやキャミソール(VネックやUネック)
  • 色は同系色か、白やベージュなどベーシックカラー
  • 寒い季節は細身のタートルネック(ブラウスの首元は必ず開ける)

インナーが主張しすぎると、かえってごちゃごちゃした印象になるので注意してくださいね。

羽織りとしてブラウスを使うテクニック

ブラウスを羽織りとして使うのも、骨格ストレートに効果的なテクニックです♪

シャツタイプのブラウスを前開きで羽織れば、縦に長いラインが生まれます。
インナーに細身のTシャツやタンクトップを合わせれば、こなれた印象のコーディネートになりますよ。

羽織るときは、ボタンを全て開けて着るのがポイントです。
袖をまくって手首を見せると、さらに軽やかな印象を作れます!

コツ③ ボトムスとのバランスでスタイルアップ

パンツに合わせるときのポイント

ブラウスをパンツと合わせるときは、パンツのシルエットが重要です。

  1. ストレートパンツやテーパードパンツなど、適度に細身のシルエットを選ぶ
  2. ワイドパンツと合わせる場合は、必ずウエストインしてメリハリをつける
  3. デニムはスキニーやストレートがおすすめ

上半身にボリュームのあるブラウスには、下半身をすっきりさせるとバランスが取れますよ♪

スカートに合わせるときのポイント

スカートとの組み合わせでは、タイトスカートが最も相性が良いでしょう。

  • タイトスカート:Iラインを強調、ブラウスをインして縦長シルエットに
  • フレアスカート・プリーツスカート:ブラウスをコンパクトにまとめる
  • 丈感:膝丈か膝下丈で、細い膝下を見せる

ボリュームのある下半身には、すっきりしたブラウスを合わせるのが鉄則ですよ。

骨格ストレート×ブラウスのよくある失敗パターンと対策

失敗① 「可愛い」と思ったフリルブラウスがゴツく見える

フリルやギャザーのあるブラウスは、女性らしくて可愛らしい印象があります。
しかし骨格ストレートが着ると、期待とは違う結果になることが多いのです...

なぜゴツく見えるのか?

もともと上半身にボリュームがある体型に、さらに装飾でボリュームを加えてしまうからです。
特に肩や胸元にフリルがあるデザインは、肩幅を広く見せ、バストを強調してしまいます。

「女性らしく見せたい」という思いとは裏腹に、ゴツくたくましい印象になってしまうのが失敗の原因なんですね。

フリルを選ぶならここに注意!

どうしてもフリルのあるブラウスを着たい場合は、配置を重視してください。

  • NGな位置:肩・胸元・首周り
  • OKな位置:袖口・裾
  • フリルの大きさ:細かく控えめなデザイン
  • 素材:本体と同じくらいのハリがあるもの

これらの位置なら、ボリュームゾーンから離れているため影響が少なくなりますよ♪

失敗② 体型カバーを意識しすぎてオーバーサイズを選んでしまう

「体型を隠したい」という思いから、つい大きめのサイズを選んでしまう方がいます。
しかしこれは、かえって太って見える原因になるのです!

大きすぎる服が逆効果になる理由

オーバーサイズのブラウスは、体との間に余分な空間を作ります。
その空間が実際の体型より大きく見せてしまい、結果として着太りするのです。

また、肩のラインが合っていないと、だらしない印象を与えてしまいます...。
「隠している」ことが明らかになり、かえって体型を意識させてしまうでしょう。

適切なゆとりの見極め方

体型カバーとジャストサイズのバランスを取るには、以下のポイントを確認しましょう。

  1. 肩のラインが自分の肩の位置と合っているか
  2. バスト周りに指が2本程度入るゆとりがあるか
  3. お腹周りは体のラインを完全に拾わない程度のゆとり
  4. 腕を上げたり動いたりして、動作に支障がないか

試着の際は、必ず動いて確認してくださいね♪

失敗③ シンプルなブラウスが無難で野暮ったくなる

装飾を避けようとして、今度はシンプルすぎるブラウスを選ぶと、別の問題が発生します。

シンプルと野暮ったいの違いとは?

違いは「洗練されたディテール」があるかどうかにあります。

  • シンプルで洗練:素材の質感や、さりげないデザインの工夫がある
  • 野暮ったい:ただ何もないだけ、のっぺりとした印象

骨格ストレートは体にハリがあり立体的なため、デザインの工夫がないと、その立体感が悪目立ちしてしまうんです。

洗練感を出すための3つのポイント

☑ 素材の質にこだわる(ハリと質感があるもの)
☑ どこかに一つだけポイントを作る(襟、袖口、ボタンなど)
☑ サイズ感を完璧に合わせる(肩、着丈、袖丈)

シンプルなデザインほど、サイズのずれが目立ちます。
ぴったり合わせることで、洗練された印象になりますよ。

失敗④ 薄手の素材で体の厚みが目立つ

軽やかで涼しげなシフォン素材は、夏場に人気のアイテムです。
しかし骨格ストレートには、いくつかの問題があります...

透けるブラウス・シフォン素材の落とし穴

  • 薄すぎる素材は体のラインをそのまま拾う
  • バストやお腹の凹凸が目立ち、体の厚みが強調される
  • 透ける素材はインナーのラインも見え、二重に厚みを感じさせる
  • 白やベージュなど明るい色なら、さらに膨張して見える

シフォン素材自体が悪いわけではありませんが、骨格ストレートが選ぶには慎重になる必要があります。

素材選びで失敗しないチェック方法

購入前に必ず確認したいのが、素材の厚みとハリです!

  1. 生地を手で触って、指先で軽くつまんでみる(すぐにシワになるなら柔らかすぎ)
  2. 光にかざして透け感を確認(手のひらがくっきり見えるなら透けすぎ)
  3. 生地を持ち上げて重さを感じる(極端に軽い素材は薄い証拠)
  4. 試着できる場合は、必ず着用して鏡で確認

適度な重みがあり、ストンと落ちる素材が骨格ストレートに向いていますよ♪

【シーン別】骨格ストレートの体型カバーブラウスコーデ

オフィス・通勤コーデ

オフィスシーンでは、きちんと感と着痩せを両立させたいものです。

おすすめのブラウス

☑ ハリのあるコットンや上質なポリエステル混紡のシャツタイプ
☑ 色は白、ベージュ、ネイビー、グレーなどベーシックカラー
☑ 襟はレギュラーカラーやスタンドカラー
☑ 細かいストライプ柄も◎

ノンアイロン加工のものを選ぶと、忙しい朝でもきれいに着られます。

スタイルアップのコツ

オフィスコーデでは、全部ウエストインが基本です!

ブラウスをパンツやスカートにきちんとインすることで、メリハリのあるシルエットが生まれます。
腰位置が高く見え、脚長効果も期待できるでしょう♪

ストレートパンツやタイトスカートと合わせれば、すっきりとしたIラインの完成です。
細めのベルトを加えると、さらに洗練された印象になりますよ。

カジュアル・休日コーデ

休日のカジュアルコーデでは、リラックス感が欲しいものです。

リラックス感を出しつつ体型カバーするコツ

前だけインのテクニックを活用しましょう♪

ブラウスの前側だけをボトムスに入れ、後ろは出したままにします。
こなれた印象を作りつつ、前から見たときに腰位置が高く見えるのです。

  • ブラウスはVネックやスキッパーネックを選ぶ
  • 色はベージュ、カーキ、ネイビーなど落ち着いたカラー
  • デニムはスキニーやストレートなど細身のシルエット

デニムとの相性が良いブラウス

デニムと合わせるなら、少しゆとりのあるシャツタイプやプルオーバーブラウスがおすすめです。

白シャツとデニムの組み合わせは定番ですが、骨格ストレートなら必ず前だけインして着こなしましょう! スキッパーネックのブラウスも、デニムとの相性が良好です。

足元はスニーカーでもパンプスでも構いませんが、全体のバランスを考えて選んでくださいね。

フォーマル・セレモニーコーデ

入学式や卒業式、結婚式の二次会など、フォーマルな場面では上品さが求められます。

上品に見える体型カバーブラウス

おすすめは、上質なサテン素材のブラウスです♪

  • 適度な光沢があり、きちんと感と華やかさを両立
  • 色はベージュ、ネイビー、グレーなど落ち着いた色
  • 袖に少しデザインがあるものや、ボウタイがついたものも◎

ただし、フリルやギャザーが多すぎるものは避けてください。
さりげない装飾が、骨格ストレートには最適です。

スカートスタイルなら、タイトスカートやセミタイトスカートと合わせて、Iラインを意識しましょう。

シンプルでも華やかに見せるアクセサリー使い

フォーマルシーンでは、アクセサリー使いが重要になります!

  • ネックレス:一連のパールネックレス、長めが縦ラインを強調
  • イヤリング・ピアス:適度な大きさのもの
  • ブローチ:胸元に高めの位置につける

アクセサリーで華やかさを加えることで、シンプルなブラウスでも特別な日にふさわしい装いになりますよ。

食事会・デートコーデ

食事会やデートでは、女性らしさを出しつつ着痩せしたいものです♪

女性らしさと着痩せを両立する選び方

おすすめは、とろみ素材のブラウスです。
ただし、柔らかすぎず適度なハリのある素材を選びましょう。

  • 色はベージュ、ピンクベージュ、モーヴなど女性らしい柔らかな色
  • デザインはVネックやボウタイ
  • 袖は五分袖や七分袖(華奢な手首が見える)

スカートと合わせるなら、タイトスカートやフレアスカートがおすすめです。
パンツスタイルなら、きれいめのテーパードパンツと合わせましょう。

前だけインで抜け感を出すテクニック

デートコーデでは、前だけインが活躍します!

きちんとしすぎず、かといってラフすぎない、ちょうど良い抜け感を作れるのが前だけインの魅力です。
ブラウスの前側だけをボトムスに軽く入れ、後ろは自然に垂らします。

入れる量は、前中心部分だけで構いません。
あまり深く入れすぎると、かえってもたついてしまいます。
鏡で確認しながら、自然な位置で調整しましょう♪

ヒールのあるパンプスと合わせると、さらにスタイルアップして見えますよ。

骨格ストレートがブラウス選びで迷ったときのチェックリスト

購入前に確認すべき7つのポイント

ブラウスを購入する前に、以下のポイントを必ずチェックしましょう!

素材・デザインのチェック

☑ 素材の厚みとハリは十分か(生地を触って確認)
☑ 首元のラインは直線的か(Vネック、スキッパーなど)
☑ 装飾のバランスは適切か(多すぎないか、位置は適切か)

サイズ・シルエットのチェック

☑ 肩のラインが合っているか
☑ バスト周りのゆとりは適切か(指が2本程度入る余裕)
☑ 着丈の長さは適切か(腰骨が隠れる程度)
☑ 袖のデザインは適切か(パフスリーブやボリューム袖は避ける)

試着時に鏡で見るべき角度

試着の際は、正面だけでなく様々な角度から確認することが重要です。

チェックする角度

  1. 正面:全体のバランス、縦のラインができているか
  2. :胸やお腹のラインを拾いすぎていないか
  3. 後ろ:背中のライン、肩から腰にかけてのラインが美しいか
  4. 動作確認:座ったり腕を上げたりして、シルエットが崩れないか

様々な角度から確認することで、失敗が少なくなりますよ♪

通販で購入するときの注意点

通販で購入する場合は、試着ができないため慎重な確認が必要です。

確認すべきポイント

  • サイズ表を必ず確認(肩幅、バスト、着丈、袖丈)
  • 手持ちのブラウスを測って比較する
  • 素材の説明を細かくチェック(「ハリのある」「しっかりした」などの表現)
  • 着用画像のモデルの体型を参考に
  • 返品・交換が可能かどうかを確認

不安な場合は、詳細な説明がある商品を選ぶと安心ですよ。

手持ちのブラウスを活かす着こなしテクニック

すでに持っているブラウスも、着こなし次第で生まれ変わります♪

タイプ別活用法

  • シンプルすぎて野暮ったいブラウス:ウエストインして細めのベルトを加える、アクセサリーをプラス
  • 少し大きめのブラウス:羽織りとして活用、前を開けて縦のラインを作る
  • 装飾が多くてゴツく見えるブラウス:ボトムスをすっきりしたシルエットに変える
  • 首元が詰まったブラウス:第一ボタンを開けて細いネックレスを見せる

インナーを工夫することでも印象が変わります。
工夫次第で、まだまだ活用できますよ!

【FAQ】骨格ストレートのブラウス選びQ&A

Q1 白ブラウスは体の厚みが目立ちませんか?

白ブラウスは膨張色ですが、選び方次第で骨格ストレートでも着こなせます♪

選び方のポイント

☑ ハリのある厚手の素材を選ぶ(薄手は透けて体の厚みを強調)
☑ Vネックやスキッパーネックなど縦ラインを作るデザイン
☑ さりげないディテールがあるもの(シンプルすぎると膨張しやすい)

着こなしでは、必ずウエストインして着ましょう。
ボトムスは濃い色を選ぶと、メリハリが出て引き締まって見えますよ。

Q2 ぽっちゃり体型の骨格ストレートはどう選べば良い?

ぽっちゃり体型の骨格ストレートは、より一層素材とサイズ感に気を配る必要があります。

選び方のコツ

  1. 適度な厚みとハリのある素材を必ず選ぶ
  2. サイズは大きすぎず小さすぎないジャストサイズ
  3. デザインはVネックなど縦ラインを強調するもの
  4. 色は落ち着いた色(ネイビー、グレー、ブラウン)

そして、必ずウエストインして着こなすことです! 腰位置を高く見せることで、全体のスタイルが良く見えますよ♪

体型を隠そうとしてオーバーサイズを選ぶと、かえって太って見えてしまうので注意してくださいね。

Q3 半袖と長袖、どちらが体型カバーに向いてる?

季節によって使い分けることが前提ですが、体型カバーという点では長袖が有利です。

袖丈別のメリット

  • 長袖:二の腕を完全にカバー(ただし袖口がきつすぎると腕が太く見える)
  • 半袖:二の腕の一番太い部分が隠れる長さを選ぶ
  • 五分袖・七分袖:細い手首が見えて着痩せ効果あり、季節を問わず使いやすい◎

フレンチスリーブのような短い袖は、肩から腕のラインが強調されるため避けた方が無難です。

骨格ストレートには、五分袖や七分袖が特におすすめですよ♪

Q4 プチプラブラウスでも着痩せできますか?

価格よりも、素材とデザインが重要です。
プチプラでも着痩せは十分可能ですよ!

プチプラで選ぶときのポイント

☑ ハリのある素材を選ぶ(コットン混紡やポリエステル)
☑ 購入前に必ず触って、薄すぎないか確認
☑ デザインはVネックやスキッパーネックなどベーシックなもの
☑ レビューで「しっかりした生地」「ハリがある」などの評価を参考に

プチプラでも、正しい選び方と着こなしをすれば、骨格ストレートを美しく見せることができるのです♪

Q5 骨格診断が混合タイプの場合はどうすれば?

骨格診断で混合タイプと診断された場合は、より強く出ている特徴を優先しましょう。

例えば、ストレート寄りのミックスタイプなら、上半身のボリュームや首の短さなど、ストレートの特徴が強く出ているはずです。
その場合は、この記事で紹介した骨格ストレート向けの選び方を基本にしてください。

ただし、他のタイプの要素も少し取り入れると良いでしょう。
完全に骨格ストレート向けだけにこだわらず、自分が着て心地よく、美しく見えるものを選ぶことが大切です♪

迷ったときは、鏡の前で実際に着てみて、どちらのタイプの選び方が自分に合っているか確認してみましょう。
最終的には、自分が一番美しく見える選択をすることが正解ですよ。

まとめ 骨格ストレートは「素材・ライン・着こなし」の3つでブラウスを制する

骨格ストレートがブラウスで着痩せするには、3つの要素を押さえることが重要です!

3つの重要ポイント

  1. 素材:適度な厚みとハリのあるコットン、ポンチ、上質なサテンを選び、体のラインを拾わないようにする
  2. ライン:Vネックやスキッパーネックなど、直線的で縦のラインを作るデザインを選ぶ
  3. 着こなし:ウエストインや前だけインで腰位置を高く見せ、ボトムスとのバランスを整える

これらの3つを意識してブラウスを選び、着こなすことで、骨格ストレートの魅力を最大限に引き出せるのです♪

体型をカバーしようと大きなサイズを選んだり、装飾で誤魔化そうとしたりするのではなく、自分の体型の特徴を理解して、それに合ったアイテムを選ぶことが美しさへの近道です。

この記事を参考に、あなたにぴったりのブラウスを見つけてくださいね♪