はじめに 150cm前後の体型カバーで押さえたい3つのこと

まずは体型カバーの基本を押さえましょう!

縦のラインを意識すること
横に広がる服装は体型を強調してしまいます。
縦のラインを作ることで、全体がすっきりした印象に。

視線を上に集めること
低身長の場合、視線が下に向きがちです。
顔周りや上半身にポイントを作ると、自然とスタイルアップして見えます。

メリハリをつけること
全身をゆったりさせると着られている印象に...。
どこかを引き締めることで、バランスの取れたコーディネートになります。

この3つを意識するだけで、体型カバーとおしゃれの両立ができますよ♪

1. 低身長さんが知っておきたい体型カバーの基本

なぜ150cmだと太って見えやすいの?

身長が低いと太って見えやすいのには、ちゃんと理由があります。

体のパーツが縦に圧縮されているため、横幅が目立ちやすいんです。
同じ体重でも、身長が高い人より横に広がって見えてしまいます。

また一般的な服のサイズは160cm前後を基準に作られています。
そのため150cm前後の方が着ると...

  • 丈が長すぎる
  • 切り替え位置がずれる
  • バランスが崩れやすい

こうした問題があるんですね。
だからこそ、服のサイズ選びと着こなし方を工夫する必要があります!

体型カバーとスタイルアップを両立させるコツ

実は体型カバーとスタイルアップ、同時に叶えられるんです♪

ポイントは「隠す」のではなく「目立たせない」こと。
気になる部分から視線をそらし、きれいに見える部分に注目を集めるんです。

たとえばお腹が気になる場合、大きめの服で隠すより...

  1. 適度にフィットした服を選ぶ
  2. 縦ラインを作る
  3. 視線を上に誘導する

こうすることで、お腹周りが自然と目立ちにくくなります。

また体のどこかに「細い部分」を見せることも重要!手首や足首、デコルテなど、細い部分を少し出すだけで全体がすっきりした印象になりますよ。

「隠す」より「バランス」が大切

体型を隠そうとして失敗するケース、実は多いんです...。

ゆったりした服で全身を覆うと、体のラインが見えず寸胴に。
どこまでが体でどこからが服なのかわからなくなり、かえって太って見えることも。

大切なのは全体のバランス!

☑ トップスをゆったりさせたら、ボトムスはすっきりと
☑ ボトムスにボリュームがあるなら、トップスはコンパクトに

このメリハリが体型カバーの鍵になります。

また自分の体型の中で「良い部分」を見つけることも大切です。
完璧な体型の人なんていません。
長所を活かす着こなしを心がけましょう♪

2. まず揃えたい!体型カバーの基本アイテム

トップス選びの3つのポイント

トップス選びで意識したいポイントは3つ!

① 着丈
長すぎると足が短く見えてしまいます。
お尻がちょうど隠れるくらい、またはウエスト位置で終わる丈が理想的♪

② ネックライン
首が詰まったデザインは上半身が重たく見えます。
VネックやUネックなど、首元が開いたデザインを選ぶと顔周りがすっきり!

③ 袖の長さ
手首が見える長さにすると華奢な印象に。
長袖の場合は袖をまくって手首を見せるだけでも効果的です。

これらを意識してトップスを選ぶと、上半身がコンパクトにまとまりますよ。

ボトムス選びで失敗しないコツ

ボトムス選びは体型カバーの要です!

まず丈感が重要。
パンツは足首が見える長さ、スカートは膝下からふくらはぎの間がベスト。
引きずるような長さは避けましょう。

おすすめのシルエット

  • ハイウエスト:脚長効果が期待できます
  • テーパード:太ももから裾に向かって細くなるデザイン
  • Aライン:すとんと落ちるIラインもおすすめ

ワイドパンツを履く時は、トップスをコンパクトにまとめることを忘れずに♪

羽織りものと小物使いのテクニック

羽織りもので縦ラインを作る

カーディガンやジャケットは体型カバーの強い味方!前を開けて着ることで、体の中心に縦のラインが生まれます。

丈の長さは...

  • 腰骨より上の短め
  • お尻がすっぽり隠れるくらいの長さ

このどちらかが使いやすいでしょう。

小物で視線を上に誘導

☑ ネックレスは長めのものを選んで縦ラインを強調
☑ ピアスやイヤリングで顔周りに視線を集める
☑ 帽子で頭の位置を高く見せる
☑ バッグは小ぶりなものを選ぶ

小物は視線を誘導する重要なアイテムなんです♪

3. 気になる部分別の体型カバーテクニック

お腹周りが気になる時は?

お腹周りをカバーするには、視線をそらす工夫が必要です。

ウエストマークで視線誘導

ウエストマークされたワンピースやトップスを選ぶと、くびれの位置が明確になります。
実際のウエストより少し高い位置でマークすると、より効果的!

縦ラインを強調

  • ストライプ柄
  • 前開きのカーディガン
  • ハイウエストボトム+トップスイン

これらを活用すると、お腹の膨らみが目立ちにくくなります。

トップスをインする時、お腹が気になる場合は軽くブラウジングさせると自然ですよ♪

二の腕を自然にカバーする方法

二の腕が気になる時は、完全に隠すより少し見せる方が効果的なんです。

☑ 七分袖や五分袖で腕の細い部分だけ見せる
☑ フレア袖やギャザー袖でボリュームカバー
☑ ノースリーブには薄手のカーディガンを軽く羽織る

ボリューム袖のトップスを選ぶ時は、ボトムスをすっきりさせることを忘れずに。
全体のバランスが大切です!

下半身が気になる場合の着こなし

下半身が気になる場合は、上半身に視線を集めましょう。

色使いのコツ

  1. トップスは明るい色やデザイン性のあるものを
  2. ボトムスは濃いめの色で引き締める
  3. アクセサリーで上半身にアクセント

スカート・パンツの選び方

  • スカート:ストレートなIラインがおすすめ。
    膝下丈を選ぶとふくらはぎの細い部分が見えます
  • パンツ:太ももにゆとりがあるテーパードが最適
  • ワイドパンツ:丈を短めにして足首を見せる

重たい印象にならず、軽やかに着こなせますよ♪

全体的にぽっちゃり体型の時は

全体的に体型が気になる場合は、メリハリと「3首見せ」を意識!

メリハリの作り方

  • ワンピースやセットアップで縦ラインを強調
  • 色は単色でまとめると縦長効果アップ
  • ハリのある生地や適度に落ち感のある素材を選ぶ

「3首」を見せる

  1. 首元:Vネックやデコルテを見せる
  2. 手首:七分袖で華奢な印象に
  3. 足首:パンツやスカートの丈で調整

体の中で細い部分を見せることで、全体が華奢な印象になります!

4. シルエット別の着こなしテクニック

Iラインで縦長シルエットを作る

Iラインは縦のラインを強調する基本のシルエット!

Iラインの作り方

  • トップス:ジャストサイズを選ぶ
  • ボトムス:ストレートやテーパード
  • ワンピース:ウエスト切り替えがないデザイン
  • 羽織りもの:ロングカーディガンを前開きで

縦ストライプの柄も効果的ですが、太めのストライプは逆効果なので細めのものを選びましょう。

Aラインで下半身カバー

Aラインは下半身をカバーしたい時の強い味方♪

☑ トップスはコンパクトに
☑ ボトムスは裾に向かって広がるシルエット
☑ ウエスト位置が高めのデザインを選ぶ

フレアスカートやワイドパンツがAラインの代表的なアイテムです。
ただし広がりすぎると重たく見えるので、適度なボリュームに抑えることが大切!

トップスをインして着ると、よりAラインが強調されますよ。

Xラインでメリハリをつける

Xラインはウエストを強調するシルエット。
くびれができることで、女性らしいスタイルに!

Xラインのポイント

  1. ウエストマークされたワンピース
  2. ベルトでウエストを締める
  3. ウエスト位置は実際より少し高めに

ベルトは細めより太めの方がウエストの存在感が出ます。
ただし太すぎると胴が短く見えるので、バランスを見ながら選びましょう。

5. 避けたい!太って見えるNGコーデ

全身ゆったりサイズは要注意

体型を隠そうと全身ゆったりさせると、逆効果になります...。

NGポイント

  • トップスもボトムスもゆったり
  • どこまでが体なのかわからない
  • 寸胴な印象になる

改善方法

  • オーバーサイズを着る時は、どこかを引き締める
  • トップスが大きめなら、ボトムスはすっきりと
  • ベルトやアクセサリーでアクセントをつける

ゆったりした服でも、メリハリをつければおしゃれに着こなせます!

長すぎる丈が招く失敗

丈が長すぎると、身長がより低く見えてしまいます。

避けたい丈感

  • パンツの裾が床につくほど長い
  • スカートが床すれすれ
  • トップスが膝近くまである
  • コートやカーディガンが長すぎる

ちょうどいい丈感

  • パンツ:足首が見える長さ
  • スカート:膝下からふくらはぎの間
  • トップス:お尻が隠れる程度
  • コート:膝丈くらいまで

丈感を意識するだけで、ぐっとバランスが良くなりますよ♪

ボリュームの出し方を間違えると...

ボリュームのある服は、着こなし方次第で印象が大きく変わります。

NGな使い方

  • 上半身も下半身もボリューム満点
  • フリルやギャザーが多すぎる
  • 大きな柄で膨張して見える

上手な取り入れ方

  • ボリュームを持たせるのは上下どちらか一方
  • アクセントとして一部に取り入れる
  • 小さめの柄や縦ラインの入ったデザインを選ぶ

バランスを意識することが大切です!

6. シーン別!迷わないコーデの組み方

普段着・カジュアルな日

普段着こそ、体型カバーとおしゃれを両立させたいですよね♪

失敗しない基本パターン

  1. シンプルなTシャツ+テーパードパンツ
  2. カーディガンやジャケットを羽織って縦ラインをプラス
  3. ワンピース一枚で楽ちんスタイル

Tシャツはジャストサイズ、パンツの裾は足首が見える長さにしましょう。

ワンピースを選ぶ時は、Iラインやウエストマークされたデザインがおすすめ。
一枚で着られて楽なのに、体型カバーもできて一石二鳥です!

きちんと見せたい日

少しきちんとしたい場面では、清潔感を意識します。

おすすめの組み合わせ

☑ ジャケット+パンツ:ジャケットは腰骨より上の丈を
☑ ブラウス+スカート:ブラウスをインしてウエスト位置を高く
☑ ウエスト切り替えのワンピース:一枚でもきちんと見える

色は落ち着いたトーンを選ぶと、より上品な印象に。
ネイビーやベージュ、グレーなどは使いやすい色です♪

夏は体型が目立ちやすい!

夏は薄着になるため、体型カバーが難しい季節ですよね...。

夏の体型カバーテク

  • ノースリーブには薄手のカーディガンを用意
  • 五分袖や七分袖で二の腕の太い部分をカバー
  • ハリのある素材で体のラインを拾わない
  • ウエストマークのワンピースが便利

一枚で涼しく、体型カバーもできるワンピースは夏の強い味方です!

冬は着ぶくれに注意

冬は重ね着が増えるため、着ぶくれしやすい季節です。

着ぶくれを防ぐコツ

  1. インナーは薄手のものを選ぶ
  2. 重ね着の枚数を減らす
  3. コートは縦長のシルエット(Iライン)を選ぶ
  4. マフラーやストールで視線を上に

ブーツを履く時は、パンツの裾をブーツインすると脚がすらりと見えますよ♪

7. 今ある服ですぐできる!体型カバーテクニック

トップスのインとアウトの使い分け

トップスをインするかアウトにするかで、印象が大きく変わります!

インして着る

  • ウエスト位置が明確になり脚長効果
  • お腹が気になる場合は軽くブラウジング
  • 前だけインするとこなれた印象

アウトで着る

  • 丈はお尻が隠れる程度が理想的
  • 長すぎると寸胴に見える

薄手のトップスはイン、厚手のニットはアウトで着るなど、素材によって使い分けるのも良いでしょう。

重ね着で縦ラインを作る

重ね着は体型カバーの強い味方なんです♪

☑ カーディガンやジャケットを前開きで
☑ ロングカーディガンはインナーをコンパクトに
☑ シャツをカーディガン風に羽織る
☑ ストールを縦に垂らすように巻く

縦に一本の線が入ることで、すっきりした印象が作れます!

ベルト・アクセサリーの効果的な使い方

小物の使い方で、体型カバーの効果が変わります。

ベルト

  • ワンピースやチュニックでウエストマーク
  • 位置は実際のウエストより少し高めに

ネックレス

  • 長めのデザインで縦ラインを強調
  • 胸元まで落ちる長さが効果的

ピアス・イヤリング

  • 存在感のあるデザインで視線を上に
  • 顔周りに注目を集める役割

小物を上手に使うと、コーディネートがぐっと引き立ちます♪

色の組み合わせで細見え

色使いも体型カバーには重要な要素!

効果的な色使い

  1. 上下を同系色でまとめる→縦長効果
  2. 上半身を明るい色、下半身を暗い色→視線が上に
  3. 全身暗い色+明るい小物→引き締まるけど地味にならない
  4. 細めのストライプで縦ラインを強調

色を意識するだけで、印象は大きく変わりますよ!

8. 体型タイプ別のお悩み解決

華奢な体型でも子供っぽく見せないコツ

華奢な体型の場合、子供っぽく見えないことが課題ですよね。

大人っぽく見せる工夫

  • 落ち着いた色を選ぶ(ベージュ、ネイビー、カーキ)
  • きれいめな素材を選ぶ(とろみブラウス、ハリのあるスカート)
  • 存在感のあるアクセサリーを合わせる
  • 髪型はまとめ髪ですっきりと

素材と色選びで、ぐっと大人の女性らしさを演出できます♪

しっかり体型をスマートに見せる

しっかりした体型の場合、全体をすっきり見せる工夫が必要です。

☑ ハリのある素材で体のラインを拾わない
☑ Iラインシルエットで縦を強調
☑ 濃いめのトーンで引き締める
☑ 顔周りには明るい色をプラス

ワンピースやセットアップなど、上下が繋がって見えるアイテムも効果的。
視線が途切れないため、すらりとした印象になります!

上半身と下半身のバランスが違う場合

体型のバランスが上下で違う場合、それぞれに合った対策を。

上半身が細く下半身が太め

  1. トップスに視線を集める
  2. 明るい色やデザイン性のあるトップス
  3. ボトムスは濃い色ですっきり

上半身にボリューム、下半身が細い

  1. トップスはシンプルに
  2. ボトムスに少しボリューム(フレアスカートなど)
  3. ウエストマークでバランスを取る

自分の体型を客観的に見て、どこを目立たせてどこをカバーするか考えることが大切です♪

9. よくある質問にお答えします!

Q. ワイドパンツは低身長でも着られる?

もちろん着こなせます!ポイントを押さえれば大丈夫♪

着こなしのコツ

  • トップスをコンパクトにする
  • 丈は足首が見える長さに
  • ハイウエストを選んで脚長効果
  • ハリのある素材を選ぶ

バランスを意識すれば、低身長でもワイドパンツを楽しめますよ。

Q. ロングスカートは引きずらない?

丈を選べば問題ありません!

失敗しない丈選び

  • マキシ丈よりミモレ丈(ふくらはぎくらい)が扱いやすい
  • 足首が少し見える程度の長さ
  • 床すれすれの長さは避ける
  • 試着時は靴を履いた状態で確認

ヒールを履く予定なら、ヒールの高さも考慮して選びましょう♪

Q. オーバーサイズは諦めるべき?

いいえ、着こなし次第で楽しめます!

オーバーサイズの着こなし方

  • 全身オーバーサイズにしない
  • トップスが大きめなら、ボトムスはすっきり
  • 「大きめ」と「大きすぎる」は違う
  • ベルトでウエストマークするのも効果的

肩の位置が極端にずれていたり、袖が手を覆ってしまうサイズは避けましょう。

Q. 身長が低いとヒールは必須?

ヒールは必須ではありません!フラットシューズでも大丈夫♪

ヒールなしでもスタイルアップ

  • 縦ラインを意識したコーディネート
  • 足首が見えるパンツやスカート
  • 無理にヒールを履くより歩きやすい靴を
  • ヒールを履く場合も3〜5cm程度で十分

姿勢が悪くなっては、せっかくのコーディネートが台無しです。
歩きやすい靴を選びましょう!

まとめ 150cmの体型カバーは「自分の見せ方」を知ることから

150cmでも体型カバーとおしゃれは両立できます!

大切なのは、自分の体型に合った「見せ方」を知ること。
隠すことばかり考えず、バランスを整えることに意識を向けましょう。

今日から実践できる3つのポイント

  1. 縦のラインを作る
  2. 視線を上に集める
  3. メリハリをつける

この3つを意識するだけで、着こなしは格段に変わります♪

また今持っている服でも十分に実践できます。
トップスのインとアウトを使い分けたり、小物を効果的に使ったり...。
少しの工夫で印象は大きく変わるんです!

完璧な体型の人なんていません。
自分の体型の良い部分を見つけて、それを活かす着こなしを楽しんでください。
体型カバーは「欠点を隠す」ことではなく、「自分を魅力的に見せる」こと。

この記事で紹介したテクニックを、ぜひ明日からのコーディネートに取り入れてみてくださいね。
きっと鏡に映る自分の印象が変わるはずです♪